紀伊半島、高野山麓の里山で見かけた。
同じ枝先に冠状に花をたくさんつけて咲き誇っていた。
同冠に咲く花には黄色い花芯の物と赤い花芯の物があって、花芯の赤いのが雄花だそうです。
ウィキペディアでは・・・・
西日本と中国に自生し、また栽培もされる。葉の形はキリに似る。葉の基部には柄のついた蜜腺が1対ある。花は6月頃咲き、5弁で白く径3cmほど、円錐花序をなしよく目立つ。果実は円いさく果で6個の大きな種子を含み、秋に熟す。
種子から採れる桐油は不飽和脂肪酸を多く含む乾性油であるため、塗料や油紙の材料として盛んに使われた。ただし、エレオステアリン酸など毒性を持つ不飽和脂肪酸を含むため、食用にはできない[1]。別名ドクエ(毒荏)といい、これは古くから種子の油を食用や塗料用として用いたエゴマ(荏)と対比した名前である。
現在は油の原料としてアブラギリでなく中国原産のシナアブラギリ(オオアブラギリ、A. fordii)を使う。これはアブラギリより大型で、葉の蜜腺には柄がなく直接つく。この油は中国などから多く輸入されて家具の塗料などに使われている。
近年では近縁種のナンヨウアブラギリがバイオディーゼルの供給源として注目されている。
撮影2009.6.13