通勤路に咲く小さな花、一株、一軸、一花の可憐な花です。
これは初めて見る花で、NET検索ではイヌコモチナデシコという帰化植物だという。
この地は2~3年前に土盛りされた路肩、多分この土はどこかこの山城でない地域から持ってきたものではないだろうか??
山城で生まれ育って6X年、今年初めて見る花です。
それにしても、小さなピンクの花が細長い茎の頂で揺れる風情は捨てがたい。
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イヌコモチナデシコはヨーロッパ原産の帰化植物。秋に芽生え、5月から6月にかけて花を咲かせる越年性の一年草。道路沿いや造成地などの荒れ地に生育する。根生葉は小さくて目立たず、茎とふくれた花序ばかりが目立つ植物である。茎には腺毛が密生しており、花茎の葉は下部のものは葉らしいが上部のものは小さくて鞘状になっている。花序は茎の先端に形成され、卵状にふくらむ。次々と紫色の小さな花を咲かせるが、開いた状態のものは少なく、開花状態のものを見ることは少ない。おそらく午前中に開花し、比較的短時間に閉じるのではないかと思う。花は全開することは少なく、5枚の花弁は重なって3枚に見える。
「子持ち」は、ムカゴごなどの無性的な繁殖子ができる状態をさすが、花が開いていない状態のことが多いので、そのように誤解されたのではないかと思われる。実際には、種子が形成され種子によって繁殖する
撮影2010.5.9