里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

タツナミソウ

2010年05月24日 | 5月の花

近くの棚田の畦道に咲いていたもの。

花後なのか?花前なのか奇妙な形の物もあった、これは何????

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タツナミソウは本州福島県以南から四国、九州に分布する多年生草本で、朝鮮半島から中国台湾、インドシナにも生育する。路傍や明るい草原に生育する。春の終わり頃から初夏にかけ、日の当たる方向に向かって、繊細な模様のある花を咲かせる。和名の由来は「立浪草」であり、花の咲き方と模様が「泡立つ波」を連想させるからであるという

撮影2010.5.22


ミヤコグサ

2010年05月23日 | 5月の花


すっかり田植えの終わった田圃の畦道で見かけた黄色い豆の花。
ミヤコグサというぐらいだからその昔は京都に多く繁茂していたのかなあ???

 

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ミヤコグサは日本の各地から中国・台湾・ヒマラヤにも生育する多年生草本。路傍や荒れ地に生育している。花期は長く、春から秋まで咲き続けるが春と秋に数多く花を開く。近寄ってみると、つるりとした花は結構美しい。花期が長いことに着目され、近年はワイルドフラワーによる法面緑化にも利用されている。葉は5枚の小葉からなる羽状複葉であるが最下の2枚が小さく茎に近いので3枚の3出複葉のように見える。全体無毛で粉白色を帯びる。

撮影2010.5.22


イヌコモチナデシコ

2010年05月23日 | 5月の花

通勤路に咲く小さな花、一株、一軸、一花の可憐な花です。

これは初めて見る花で、NET検索ではイヌコモチナデシコという帰化植物だという。

この地は2~3年前に土盛りされた路肩、多分この土はどこかこの山城でない地域から持ってきたものではないだろうか??

山城で生まれ育って6X年、今年初めて見る花です。

それにしても、小さなピンクの花が細長い茎の頂で揺れる風情は捨てがたい。

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イヌコモチナデシコはヨーロッパ原産の帰化植物。秋に芽生え、5月から6月にかけて花を咲かせる越年性の一年草。道路沿いや造成地などの荒れ地に生育する。根生葉は小さくて目立たず、茎とふくれた花序ばかりが目立つ植物である。茎には腺毛が密生しており、花茎の葉は下部のものは葉らしいが上部のものは小さくて鞘状になっている。花序は茎の先端に形成され、卵状にふくらむ。次々と紫色の小さな花を咲かせるが、開いた状態のものは少なく、開花状態のものを見ることは少ない。おそらく午前中に開花し、比較的短時間に閉じるのではないかと思う。花は全開することは少なく、5枚の花弁は重なって3枚に見える。  「子持ち」は、ムカゴごなどの無性的な繁殖子ができる状態をさすが、花が開いていない状態のことが多いので、そのように誤解されたのではないかと思われる。実際には、種子が形成され種子によって繁殖する

撮影2010.5.9