里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ジャヤナギ??の花

2015年03月29日 | 3月の花

たぶんカワヤナギで良いと思うのですが??柳も種類が多すぎて確定は難しい。

ここ一週間ほど前から急に春の兆しが濃くなり、我が木津川にも春の気配・・・・・

河原の木々たちも芽吹きの時を迎え、輝くばかりに新芽を吹き出し、花を咲かせて居る

 広い河原のあちこちで、今黄色く輝いて居るのは小指の先ほどの花序から、出ている無数の蕊の花粉。

 いま、木津川の春を告げるかのように黄色く染めている

撮影2015.3.24

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ヤナギ科ヤナギ属:落葉高木

本州~九州の湿地に生える、高さ5~10m、直径25~30cmになる。

樹皮は灰褐色で縦に深い割れ目、裸材に隆起条はなく、新枝は灰緑色で、無毛。

小枝の分岐点から折れやすく、葉は互生。葉身は長さ10~16cm、幅1~2.5cmの狭楕円形。

ふちには先端が腺になる鋭い鋸歯、新葉のふちは巻かない。雌雄別株、雌株だけが知られている。

葉の展開と同時に開花、花序は長さ約1.5cmの楕円形、花期は3月


アブラチャンの花

2015年03月27日 | 3月の花

 

 昨日までクロモジの花だとばかり思ってたアブラチャンの花。

通り慣れた山道が通行止めになり、久しぶりに出かけた谷沿い道にポツポツ花を付けていた。

頼りなさげな細い枝に新芽を伸ばし、その脇から花序を伸ばして小さな花を開けてる。

 

クロモジとの決定的な違いは葉の展開前に花開く事だと言うから・・・・これはアブラチャン。

雌雄異株で花は3-5個の花が集まってつく散形花序・・どうもこれは雄花の様です。

撮影2015.3.23

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クスノキ科クロモジ属 

アブラチャンはクスノキ科クロモジ属の落葉低木、早春、3-4月に淡黄色の花をつける。

花は葉に先立って咲き、春まだ葉がほとんど芽吹いていない森の中では、ひそかにその黄色の花が目立つ木の一つ。

アブラチャンの「アブラ」は「油」、「チャン」は「瀝青」のことを指す。つまり「油瀝青」ということで、木全体に油が多いことが名前の由来。

本州・四国・九州に分布、高いもので高さは6メートルに達し、葉は互生。質は薄く卵型から楕円形。

全縁で葉先はとがり、葉柄は赤みを帯びる。冬になっても枯れ葉が枝に残っていることが多い。枝や実にはクスノキ科に特有の芳香があるが、どことはなしに油っぽい。

花は同時期に咲く同じクスノキ科のダンコウバイとよく似ているが、花柄がつくので区別はできる(ダンコウバイは花柄がないので、枝から直接散形花序がでているように見える)。

 


アオモジの花

2015年03月26日 | 3月の花

 

去年アオモジの花をバシャしたのは2月28日・・・今年のバシャは3月23日。

少し褐色めいた花殻が枝いっぱいに付いていた。

やっぱり少し行き過ぎ、シベがすっかり茶色くなって少し見苦しい。

 頂部の若葉もすっかり開いて居る。

 この日クロモジの花も見つけたが・・・まだそちらはやっと花開いたばかりだった。

撮影2015.3.23


ヤマアイの花-2

2015年03月24日 | 3月の花

そろそろ山あいの花が咲いてる頃だろうと、八幡石清水八幡の男山に出かけた。

八幡宮への散策道ひだまりルートからと歩き始めると、この「ヤマアイ」の群落が連なり、茎頭から花序を伸ばし・・

四枚の萼をいっぱいに広げ、長いシベを何本も伸ばしている。

男山にはこれほど群生してるヤマアイだが、他のところでは見掛けた事が無いのはどういう訳だろうか??

詳細は以前のページから

撮影2015.3.22


カテンソウ(花点草)追加再UP

2015年03月22日 | 3月の花
 
随分暖かくなったのでカテンソウの群落を覗きに行く。
 
 
期待通り群落は白っぽく見え、近づくとやっぱり花盛り・・
 
 
半透明なシベをあっちでもこっちでも伸ばし、独特な花姿を見せてくれる。
 
 
これほどいっぱい咲いているのに、子供の頃には全く気付かなかったのは、その大きさだけのせいだろうか??
 
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 蕾の頃から見つけておいたカテンソウに花が開いた。
 
 
寒の戻りの厳しかった3月10日、まさかとは思って河川敷の竹藪縁、カテンソウの群生を覗いてみると・・・
 
 
 
 ポツポツ頭頂の蕾から白っぽい半透明な花か?蕊か?判らない
 
 
 
 こうしてマクロで撮影するとまるで見た目とは全く違って見える・・・肉眼ではとてもここまでは見えない。
 
 
 因みにこれは雄花だそうなので、今度行く時は雌花にも気を付けて撮影してみよう。
 
撮影2015.3.10/3:21
 
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イラクサ科 カテンソウ属

低山~山地の林縁、林床、草地などに生育する多年草。

匍匐枝を出して群生することが多い。茎は高さ10~30cm、多少の毛があり、暗紫色を帯びる。

葉は互生し、葉身は扇状卵形、長さ幅ともに1~3cm、縁に数対の鈍鋸歯があり、基部は切形または広いくさび形。

葉柄は葉身と同長または少し長い。托葉は卵形で、長さ1~2mm。

雄花序は茎上部の葉腋につき、長い柄で葉上に抜き出て、数個つく。雄花被片は5個、雄蕊5個。

雌花序は茎上部の葉腋に、短い柄の先に集まってつく。雌花被片は4個、披針形で、淡紅色、外側のものは背面に竜骨がある。

痩果は広卵状レンズ形で細点があり、長さ1mm内外、花被片よりやや短い。


オオバタネツケバナ

2015年03月20日 | 3月の花

 

 山裾散歩道で出逢ったタネツケバナを二回りほど大きくしたようなオオバタネツケバナ。

山裾の清水が染み出すような所に、群生する程でもなく疎らに生えていた。

花だけ写真で見ていると全く区別は付かないがやっぱり花径は倍ほどもある。

 なんの植物でもそうだが亜種は見分けが難しい。

撮影2015.3.17

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アブラナ科タネツケバナ属:越年草

北海道~九州の丘陵地や山地の渓谷沿いで、砂や小石の混じった場所に生える。

タネツケバナに似ているが、がっしりした感じがする。茎は高さ20~40cmで毛が少ない。

葉は羽状複生しており、先端の頂小葉が大きめで、頂小葉があまり大きくならないタネツケバナと区別できるが、この仲間の区別は難しい。

花は直径0.4~0.6cmで、花序はあまり長く伸びず、長角果は線形で長さ1.5~2.5cm、花期は3~6月。


タチネコノメソウ

2015年03月18日 | 3月の花

ネコノメソウ属は近似種が14種もあると言う・・・これも断定出来ないけどタチネコノメソウだと思う。

山裾散歩道、斜面裾にヤマネコノメソウと混在するかの様に群生していた。

多分今まで何度も見ていただろうに・・・・・ちょっと矮性の変わりもんか?ぐらいに思って気にも掛けなかった 

しかしよく見ると全くの別種・・・花のつきかたが全く違い、花の形も違ってた。

撮影2015.3.17

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ユキノシタ科ネコノメソウ属

高さ5-12cm、茎はやや褐色を帯び、根出葉は長い柄があり腎円形。

茎葉は互生し大きな鈍鋸歯、 苞は茎葉と同形で黄緑色、花序同士はやや離れて付き、ガクは平開し黄緑色。

葯は8個で黄色、ガクから飛び出ない。

ネコノメソウは多種あり、地域による変種、交雑種もあり、明快に区別することは困難です。


ニワトコの花  

2015年03月17日 | 3月の花

 

久しぶりの山裾散歩でニワトコの花が咲いてるのに出逢った。

 

 たった1週間ほどのご無沙汰で・・・・随分山が緩んみ蠢いてるのを感じる。

 

 一週間ほど前にはまだまだ摘み取って帰れば「天ぷら」にでも出来るかと??思っていた花蕾はしっかり、この通り。

 

 小さい小さい花が花房ビッシリ咲いている。

蕾と詳細はここから

撮影2015.3.15


山茶花の実

2015年03月16日 | 木の実-秋冬

多分間違いなく山茶花の実だと思う・・・

散歩道、ちょっと思いついて寄り道をしたお寺の境内で見掛けた。 

あまり見掛けない実が成っている木を発見・・・・よく観察すると葉は山茶花に違いない。

 

 しかし山茶花わ我が家の庭にも有るが実など見た試しがない・・・・今も庭に出て確かめて来たがやはり実など一つも付いて居ない。

 どこが同違うのだろう?我が家の木にはまだ花が残っていたが、この木に花は全く見られなかった。

しかしNET検索すると山茶花で間違いなさそう・・・・

 

ツバキ科の実らしく お茶水と良く似て分厚い皮が裂けて大きい種が飛び出している

撮影2015.3.15


ネコノメソウ

2015年03月14日 | 3月の花

春の兆しの見えだした3月初旬・・・いつもの木津川堤下に思わず見付けたネコノメソウ。

この草は山裾林縁に生えるもんだと思っていたからちょっとビックリ・・・

近づいて確かめるまではまさかまさかと思ってた・・・。

 以前見かけた時は山裾散歩道、まさか木津川堤に群生してるとは・・・

 

花はそれ程不思議じゃないけど・・・この種が変わりもんで面白い。 

撮影2015.3.10


クリサンセマム・パルドーサム

2015年03月12日 | 3月の花
 
まだのに花の少ない」時期、野面に一株、白い菊花を付けた草に出逢った。
 
 
寒さのせいなのだろう、草丈は5cm程、極端に矮性だが茎頂に一輪花を咲かせ、2つの蕾を付けている。
 
 
花の様子から園芸種だろうことは解ったが撮影してきた・・・激しい名残雪の日、あの寒空に花開くとは恐れいりました。
 
 
帰って早速検索するとクリサンセマムという名で出回るパルドーサムだと確認できた。

多分農家の庭先の溢れ種が移動されて来たのだろう・・・

撮影2015.3.10
 
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キク科 / キク属:花期3月~10月
 
寒さに強く、暖地の陽だまりなら冬も花があがってきますが、普通は3月から本格的に育ち始めます。

白と黄色の小さな花を、休みなく咲かせ続け、花色や形にクセがなく、寄せ植えの脇役としてよく用いられます。

フラサバソウ

2015年03月11日 | 3月の花
 
探し倦ねていたフラサバソウの花にやっと出逢えた。
 
 
小雨交じりの山裾道、山畠自家菜園わきに一塊群生してた。
 
 
草全体に細かいヒゲを一杯に付け、イガイガ・・・
 
 
 茎は根元から横に広がり、草丈は10cmにも及ばない。
 
 
 
花径も5mmには及ばず、色も薄くブルーの強い白と言った感じ・・・
 
よほど気をつけてないと見逃してしまいそう。
 
撮影2015.3.9
 
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オオバコ科クワガタソウ属:越年草

フラサバソウはヨーロッパ、アフリカ原産の帰化植物、最初、長崎で採取され、ヨーロッパのものと同じであることを始めて報告したFranchet と Savatier を記念し、フランチェット・サバチェルの両氏の名前を略してフラサバ草と名付けられたという。

 花は小さくて薄い青色を帯びている。全体に長い毛が多く、果実の形が異なるのでイヌノフグリ等とは区別できる。

茎の基部には花のころまで子葉が残り、葉はほとんどが互生し、長さ0.7~1cm、幅0.8~1.2cmの広楕円形で2~4個の鋸歯がある。

上部の葉腋から葉と同じくらいの長さの柄をだして、直径3~4mmの淡青紫色の花を1個つける。

さく果は長さ2.5~3mmのほぼ球形で先端がややへこみ、種子は1~3個で深い舟形、花期は4~5月。


サンシュユ(山茱萸)

2015年03月10日 | 3月の花

つい先日の3月9日、納得できる花が捉えられたのでここに更新UPしておきます。

待ち倦ねたサンシュユ(山茱萸)の黄色い蕾がやっと開いた。

2週間ほど前から蕾の膨れていたのは知っていて・・・いつかいつかと花開くのを待って居た。

真っ青な空に黄色い小花のサンシュユ(山茱萸)が、ハレーションを起こすほどのコントラストで春本番近しを感じる。

因みには秋に真っ赤に茱萸(グミ)のように熟れるが、酸っぱくて手に負えない

撮影2014.3.15

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ミズキ目ミズキ科の落葉小高木

ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれる、季語は春。

中国及び朝鮮半島の原産、江戸時代享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになった。

日本では観賞用として庭木などにも利用され、日当たりの良い肥沃地などに生育する。

高さ3-15 mになる落葉小高木。樹皮は薄茶色で、葉は互生し長さ4-10 cmほどの楕円形で両面に毛がある。

3月から5月にかけ、若葉に先立って花弁が4枚ある鮮黄色の小花を木一面に集めてつける。


今年初のレンゲソウ

2015年03月08日 | 2月の花

 

もう一週間以上前の撮影・・・このところ新しい花がなく苦肉の策・・・・。

 

少し寒が緩み始めた二月最終日・・・・いつもの野面散歩道、北風を凌げる日溜まりにポツポツ、蓮華草・・・・。

それも、頭を下げてちょと恥ずかしげ。

撮影2015.2.28