六本木といえば「ミュージックライブハウス・アビーロード」。
「アビーロード」といえばビートルズ。
ビートルズといえばイギリス。
イギリスといえばジェームズ・ボンドよね。
おー、ようやくきょうの本題に入ってきたな。きょうは泣く子も黙る007映画の最新作「カジノ・ロワイヤル」の話だ、むふふ。
そんなうれしそうな顔するなんて、よっぽどジェームズ・ボンドのファンなのね。
全然ファンじゃない。
じゃあ、なんで「カジノ・ロワイヤル」観たの?
ジェームズ・ボンドが007になるまでの話だっていうから、どうやってなったのかと思ってね。
人を二人殺しただけじゃない。
いやいや、それだけじゃない。あの高い工事現場のアクションを見たか。ありゃ、迫力満点だったぜ。
あれにはびっくりしたけど、それだけじゃない。あとはほとんどいいとこなしよ。
そんなことないだろ。ボンドガールがメロメロになるようないい男なんだから。
お約束とはいえ、メロメロになる展開が見えすぎよ。
お前の趣味じゃないってことか。
それに、窮地に陥ったときは、いっつもボンドガールに助けてもらって、ボンドさん、男として情けなくない?
まあ、毒を飲まされたときも、監禁されたときも助けてくれたのはたしかにボンドガールだったな。
それでいて、ボンドガールが海に落ちたときは結局助けられなかったなんて、情けないわよね。
いや、あれは半分ボンドガールにも責任あるわけだし。
あー、言い訳するなんて男らしくない。
しょうがないだろ、ボンドだって007になりたてでまだ慣れてないんだから。
敵役もまた、敵役なりのしがらみがあってどうしてもカジノで勝たなきゃいけないなんて、悪役としての余裕がなくてあまり大物な感じがしないわね。なりたての007にはこの程度の敵役がちょうどいいくらいなのかしらね。
ブラフのときにはあんな簡単に見破られるような癖を見せるなんて、悪役としてまだまだ修行が足りないって気はするよな。
そうそう。この間見た「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープのほうがよっぽど悪知恵に長けてて敵役にふさわしくない?
へんな物と比べるな、お前も。言い方を変えれば今回の007は、地に足のついた、いたって人間臭い話だとも言える。荒唐無稽なボンドに飽きた人にはおすすめかもな。
なにしろ、脚本に「クラッシュ」のポール・ハギスがからんでるんだから、人間的な話になってもしかたないかとは思うけど。
けど、気に入らないのか?
ボンドはボンドなんだから、もっとノウテンキでもいいんじゃないと思っただけよ。結局、いちばん印象に残ったのは、あの海の青さよね。ファーストシーンなんて工事現場なのにバックが真っ青な海だからなんだかすごく気持ちいいし、世界各地のリゾート地は、見ているだけで心が癒されるわ。
もうCG映像なんていくら見ても贅沢な気分にはならないけど、こういう海沿いの高級リゾートシーンは、ほんと、贅沢な気分に浸らせてくれるよな。
ねえ、どこか一ヵ所でいいから、こんど連れてってよ。
そういう人のために日本にもあるじゃないか、スパリゾートハワイアンズが。
ああ、そういうこと言われると、あんなに感動した「フラガール」もなんだか色あせちゃうわね。
そうだ、こんどはボンドガールにフラダンスでも踊らせるか。それとも、六本木のアビーロードでビートルズの歌でも歌わせるか。
なに、考えてるの、あなたは。結局、ボンドガールのファンなだけじゃない。
当たり。それだって、正当な映画の見方だぜ。
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ふたりが乗ったのは、都バス<渋88系統>
渋谷駅前⇒渋谷二丁目⇒青山学院前⇒南青山五丁目⇒南青山六丁目⇒南青山七丁目⇒西麻布⇒六本木六丁目⇒六本木駅前⇒六本木五丁目⇒麻布台⇒東京タワー入口⇒神谷町駅前⇒虎ノ門三丁目⇒虎ノ門二丁目⇒虎ノ門⇒西新橋一丁目⇒新橋駅北口⇒新橋駅前
しゃれたオープニングから、建設現場での追跡…すばらしいテンポでしっかり気持ちを掴んでくれました。007で心が揺れる…とは思わなかったんですが、シャワールームで彼女にそばに寄りそう彼には「ぞっこん」で、あのようなシチュエーションを望んでいる自分に気がつきました。(^^;)
3回もTB送りました。2回は削除して下さい。今後は注意します。
映画「007 カジノ・ロワイヤル」(blog:CJNの「映画そうつ記」)です。
では・・・また!!
建設現場の追跡シーンはほんとに素晴らしいテンポでしたね。かと思うと人間的なボンドの一面も見せてくれたりして、従来の007映画と肌触りが違いますね。
■CJNさんへ
これに懲りず、いつでも遊びにきてください。
今回の役柄はそっちもこっちもイッパイイッパイ、っていう感じでしたね。
生身の身体を張った緊迫感、まだ青い007・・・を出したかったのかもしれませんが、余裕のなさが目に付きました。
あれは007じゃない。けっして詰まらなくはなかったんですがね~。
一部ほめて、一部けなしているってところでしょうか。娯楽映画は映画をさかなにひゃひゃひゃと言うところに価値があるので、ひゃひゃひゃつっこめる映画がいい映画なのかもしれませんね。
また、ひゃひゃひゃお願いします。
アビーロードかスパハワイアンでボンドとル・シッフルに会ったらそうお伝えください(笑)。
てなわけで、TBありがとうございました。
そう、修行が大切。修行中のボンドとか、修行中のバットマンとか、考えてみれば最近はそういう映画が多いですね。
私からのTBが不調のため、コメントにて失礼いたします。
今まで私のボンドに対するイメージは、常に余裕があってダンディで・・・と固定されてたんですが、
今回は、かなり人間臭かったですね!
>しょうがないだろ、ボンドだって007になりたてでまだ慣れてないんだから。
ホント、こんな感じでしたね!
今回もお2人の会話、楽しませていただきました。
また遊びに来ますね~!
今度のボンドは胸毛がほとんどないところが日本の女性ファンにアピール出来るのではないでしょうか(何を言っておるのだ ^^;)。
それはさておき、歴代ボンドガールの極私的ベスト3といえば、ダニエラ・ビアンキ、マリアム・ダボ、ハル・ベリーですな。で、今回のエヴァ・グリーンは・・・・(あえて語らず ^^;)。
それでは今後ともヨロシクお願いします。