・熱の上がり始めなどにすぐ汗がじわっと出てゾクゾク寒気がする、寝汗をかきやすい
急に暖かくなり、今朝はまだ土から出たばかりのような小さなフキノトウも花を開き始めていました。
スギの花粉もどっさり飛んでいるようです。
粘膜がむくまないような食養生をします。脂甘厚味をさけ夕食を軽くすることです。
十分な睡眠をとります。寝不足すると目の潤いが消耗して、充血やかゆみが出やすくなります。
他にも、スギ花粉の量以外に花粉症が悪化する要因があるはずです。
雨の日とか寒い日とか、ラーメンを食べた翌日とか、チョコを食べた翌日とか、人によって異なります。分かったらその対策をしてみてください。
今日は、花粉症の漢方を求める人が次々とやってきました。
飲んでいると体調がよく、花粉症症状が軽くなると言ってくださいます。
花粉がやってきたときに服用しても結構効くのです。
できれば、花粉が飛ぶ前から体質改善の漢方対策をやってほしいけど(笑)
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花粉症きましたね。
くしゃみ鼻水だけでなく、匂いはわからなくなるし、頭はぼーっとするし、瞼も重く腫れるし、イライラするしで、もう大変です。
そこで鼻に良いツボ押してみてください。思いのほかスッキリします。
特に「迎香」と「上迎香」はおすすめ。
指の腹でぎゅーっと3~5秒押し、1か所4~5回繰り返します。
「風池」も頭痛や鼻づまり、目の不調にいいです。
首の後ろの太い筋肉の耳側にあるくぼみです。手のひらで頭を包むようにして、両親指で押しましょう。
わが薬局で配布している今月の「チャイナビュー」に掲載されています。
チャイナビュー今月の中国の話題は、ヒマラヤ山脈に隣接する横断山脈のカオリーゴンシャンの自然。生物多様性ホットスポットだそうで、多くの珍しい生物たちが紹介されていました。ちなみにこの鳥はオジロニジキジ。光の当たり具合で羽が虹色に輝くのだそうです。
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お客様から「カゼみたいな症状になってとりあえず葛根湯を飲んだのだけど、小青竜湯とどっちを選んだらよかった?」
まず、どちらも「風寒邪」(外界の寒さを体表で受けて症状が出ている)の場合に用いる処方なので、熱いお湯で溶かすなどして飲み、寒風に当たらないこと。汗が出るほど、たっぷり着込んで温かい食事で体を温めることが必須。
●葛根湯は寒気がして汗は出ず、肩こりや頭痛がし、どちらかというと鼻はつまりぎみというときに。
●小青竜湯は寒気がして汗は出ず、水様の鼻水や咳が出たりする、または水飲の行き所がないと突然むくんだりする
この症状をみると、寒い時期に発症する花粉症にも応用できるのがわかりますね。
あとは、のどの痛みなど炎症症状(風熱)を対処する金羚感冒錠を用意しておけば、大体のカゼ症状は早期に対応できます。
ご家庭の常備漢方薬揃えておきましょう。
葛根湯:葛根 麻黄 桂枝 生姜 甘草 白芍 大棗
小青竜湯:麻黄 桂枝 半夏 乾姜 細辛 五味子 白芍 甘草
カモの浮かぶ西印旛沼です
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夏を乗り越え、秋は一つ年齢をとるといわれます。
(湿度が高い今朝、ヒガンバナが咲き始めていました。)
この頃、肌や粘膜トラブルのご相談が多くなりました。
今まで使っていた化粧品に刺激を感じるとか、体が痒い、陰部がかゆい、しばしばぽちっと蕁麻疹みたいのができるとか、乾燥してシワが増えたとか、のどや鼻粘膜の炎症、秋に初めて花粉症になったとか・・・
特に閉経後の女性に多い。その原因の一つが女性ホルモンの減少。
「はなびらたけ」は、βグルカンが豊富に含まれるキノコとして以前話題になったが、これには副作用のない女性ホルモン様作用があることがわかり、肌や粘膜の健康サプリとして今注目されている。
中医学的には、女性は「肝腎を補う」とよいと言われ、「二至丹」や「亀鹿仙」といった漢方サプリで潤いを補うのもおすすめ。
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ここ数日、強風が続き、ご来局のお客様が「今日は花粉が飛んでいるのが見える!」
というくらい空中がくすんでいたのです。扉の桟もうっすら黄色いかも。
まだまだコロナ問題が続きそうなので、くしゃみや鼻水はご法度?ですよね。
体調を整えて乗り越えましょう。
・甘いもの、塩っぱいもの、味の濃いものは控える
・胃腸を冷やさない(冷飲冷食をさける)
・夜食で胃腸に食べ物をため込まない
・目の使い過ぎに注意
これらで、粘膜に無駄なダメージを与えずに済みます。
・よく体を動かし体内のめぐりをよくしておく
・良い睡眠
・バランスの良い食べ物、殺菌剤など保存料を含まない食べ物
で体力を養ってください。
漢方薬も大活躍しています。ご相談ください。
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(当薬局は「漢方体験.com」に紹介されています)
去年は飛散が少なかったので、今年のスギ花粉は去年と比べるととても多いのだそう。
去年の今頃はコロナ対策も花粉症もということで、とにかく衛気を高める(バリアの力をアップする)漢方のご要望が高かったのは覚えています。
風に乗ってやってくる健康を害する邪気を風邪(ふうじゃ)という。内と外に分ける場合は外風(がいふう)という。
主な疾患は、カゼや花粉症そしてウイルス疾患も。
風邪はほかの邪気も一緒に連れてくることがよくあり、寒・熱・湿などと合わさって、寒気、熱っぽい、体が重だるいなどの症状が現れることがあります。
そんなときはすぐに香りのある食材で邪気を追い払うことです。
シソ、三つ葉、ネギ、ウド、葛、香采、シナモン、ミント、菊花、桑の葉、など
たとえば、葛湯+シナモンや生姜、三つ葉やシソ+生姜、ネギにお湯を注いで飲む、など
素早く対応すれば、思いのほか回復が早まり体が楽になります。
(漢方薬なら葛根湯、桂枝湯、麻黄湯、銀翹解毒散、頂調顆粒など)
花粉症の場合は、長期にわたるので、バリアの力を高める生薬「黄耆」も外せません。(衛益顆粒や桂枝加黄耆湯、補中益気湯など)
体質をよくご相談になり漢方薬を選んでください
気候変動などですぐ体調を崩す人は気虚、衛気虚
衛気(バリアの力)を養う・花粉症も感染症も
花粉症だけどうっかりくしゃみもできない新型コロナ
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自然や人間のあらゆるものを5つに分類した中医学の「五行学説」によれば、
秋の気持ちは「悲」。
悲しみすぎると「肺」を傷つけ、免疫力が低下すると言っています。
秋は、自分だけが悲しいのではなく多くの人がそんな気持ちになりやすく、
そしてそれを何とかしようと戒めた学問まであることを知れば、気持ちが楽になりますね。
中医学でいう「肺」とは、
肺呼吸、皮膚呼吸、汗腺を調節して体温の調節、体内の体液の全身への散布と排泄、そして免疫機能、臭覚までをつかさどっている部分です。
考えてみれば肺も皮膚も鼻やのどや腸の粘膜も、つながっている一つの面ですよね。
たとえば、ぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎は、西洋医学では呼吸器科、耳鼻科、皮膚科ですが、中医学ではすべて「肺」の疾患で、実際そのような漢方対策で改善するのですから、中医学の、体全体をみて考察することは大切だと思います。
さて、悲しみ対策ですが、
気持ちを強く持つためにも体力、特に肺の力が充実していることが必須です。
深呼吸したり、ウォーキングやランニング、水泳などで肺を鍛えることもよいでしょう。
肺系を養う漢方薬としては、衛益顆粒、麦味参顆粒、参茸丸、補中益気湯、八仙丸などがありますが、体質によって用いる漢方薬が異なりますのでよくご相談ください。
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皮膚のかゆみのご相談が続くこのごろ。その内容はたとえば、
気が付くとぽつっとかゆい場所ができて、うっすら発疹がひとつできているときもある
蕁麻疹のようにまばらに発疹が出てムズムズする、がそのうち引いてしまう
というような激しくはないが、繰り返し現れるのでどこか具合でも悪いのかと心配になります。
西洋医学的には、抗アレルギー剤を服用し、患部にはかゆみ止めやステロイドを塗るとなるのだが、
それは症状を抑え込んでいるだけなので、原因を解消する養生を自らしなければなりません
どういうときに症状が出るのか、よく考えてみることです。
(そんなのわからん、出るときに出るんだ、とじっくり思い出そうとしない人もいますが)
1、肌が乾燥しやすい体質
2、気温差が大きい季節の変わり目に起こりやすい
3、疲れた時(たとえば夕方)などに現れやすい
4、花粉症、鼻炎などアレルギー体質傾向 などなど
すると、自ずと何をすれば解決するか養生法が明らかになります。
中医学的には、1、血虚 2~4、は気虚(衛気虚)の体質ですから
・規則正しい生活で体のリズムを調える
・十分な睡眠で消耗を回復
・胃腸の負担を減らす(肥甘厚味を避ける)を心がけ、
・保湿保護のスキンケアをこまめにする、ことですね。
(そんなのはふつう過ぎて対策にならんと否定する人も多いですが、最低限それくらいはやってほしい)
たとえば深海魚オレンジラフィーオイルを配合したエンリッチモイストクリームで保湿保護
漢方薬も活用するとより早い体質改善ができるでしょう
よくご相談ください。
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「うっかり、くしゃみもできないよ」という花粉症のお客様。
新型コロナウイルスのおかげで、街中で咳やくしゃみをしようものなら一斉に避けられる
一方、漢方薬で花粉症対策しているご常連さんの話では、今年は花粉のピークが早いんだそう。
漢方でうまくしのいで「マスクしなくてもいいくらいなんだけど・・・」
体質改善できてよかったです。
それでも今は、マスクをしたほうがよさそう。
だけど売るマスクが当店にはない・・・
皮膚や粘膜の抵抗力を中医学では「衛気(えき)」といいます。
衛気が弱いと、外界からの異物の侵入を妨ぐことができません。
その結果、感染症にかかりやすい、花粉などにアレルギーを起こす、季節変動で体調を崩すなどの症状が現れます。
衛気を養う生薬の筆頭は「黄耆(おうぎ)」で、これに防風、白朮を配合した漢方薬が「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」(商品名:衛益顆粒)です。粘膜をきゅっとひきしめて丈夫にしてくれます。
そろそろ花粉が飛散するシーズン。衛益顆粒のご準備を。
治療薬のない新型ウイルスが蔓延しつつありますが、こちらもバリアの力を高める養生が大切ですね。
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気候変動があっても何ともない人と、そのたびに体調を崩す人がいます。
インフルエンザが流行っても罹らない人と、すぐ罹患してダウンする人がいます。
すぐ体調を崩す人の多くは「気虚」体質です。
中医学でいう「気」には「衛気(えき)」と呼ぶものがあります。これは皮膚や粘膜のバリアの力です。
「衛気虚」だと外邪が体内に侵入しやすいのです。
皮膚のしまりが悪いので、少し動いただけで脇などが汗ばみやすく、それがもとで体が冷えて、カゼを引いたり花粉症のようなくしゃみや鼻水がでたりします。
漢方薬では「黄耆」や「人参」が配合されているものが「補気」作用があり、コツコツ続けるとしだいに元気になります。
夜更かしせず十分な睡眠をとることも必要ですが、疲れるからと言って休んでばかりだと「気」を増やすことはできないので、少しずつ毎日運動して代謝をアップすることです。
外に出て外界の変動に体を同調させるようにすることも大切。
昔は、夏に海で泳ぐと冬にカゼをひかないとか、冬は乾布摩擦がいいとか言われましたが、それも外界と体を同調させる方法だったのでしょう。
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