小室美枝子です。
14日の日曜日に参加した学習会について報告します。
「今の憲法問題に触れながら 共謀罪はなぜ凶暴なのか」と題して、弁護士の伊藤誠さんにお話ししていただきました。
盛りだくさんのお話の中から、今日は
「わが闘争」(ヒトラー)より
「大衆の理解力は小さいが、忘却力は大きい。効果的な宣伝は重点をうんと制限してこれをスローガンのように利用し.......最後の一人まで思い浮かべることが出来るように継続的に行わなければならない。....問題に対する主観的な一方的態度が重要。代表すべきことを専ら強調すること。大衆は...純粋に理性的判断からでもなく、動揺して疑惑や不安に傾きがちな人類の子どもたちから成り立っている。.....民衆の圧倒的多数は冷静な熟慮よりもむしろ感情的な感じで考え方や行動を決める。この感情は単純であり、肯定か否定か、愛か憎しみか、正か不正か、真か偽りか。....大衆に確信させるために.....何千回も繰り返すこと」
ヒトラーの言葉の巧みさは、このような練られた戦略によって繰り返し繰り返し発せられた。最後の一人までが、独裁者に操られるまで繰り返された。
注)太字や赤での強調は小室による。感想も。
ヒトラーの言葉の巧みさ 例)
・独裁 ➡ 「決断できる政治」 (あれ!?どこかで聞いた)
・戦争の準備 ➡ 「平和と安全の確保」
・共産党員と社会民主党員を拘束した緊急命令 ➡ 「民族と国家を防護するための緊急令」
・全権委任法 ➡ 「民族および国家の危機を除去するための法律」
***政治家はしばしば誰も反論できない言葉を持ち出して憲法を破壊する***
そういえば・・・今の日本も・・・??
・武器輸出 ➡ 「防衛装備移転」
・戦争法 ➡ 「平和安全法」
・カジノ解禁法案 ➡「IR推進法案」(IR?なに?わからない?えっ?カジノ?)
・共謀罪 ➡ 「テロ等準備罪」 (テロは防いでほしいけど。。。)
・戦闘行為 ➡ 「衝突」
不安を煽り、動揺を与え、感情的に訴え、それを繰りかえす!!
私たちは理解し、忘れてはいけないのです。過ちを!!