小室みえこです。
今日、24日は栗原心愛ちゃんが亡くなった事件から3年。
年明け6日は、市役所で虐待防止の研修会が開催されました。この事件からさまざまな現場の研修を、そしてこのような事件を二起こさないために、何ができるかを探っている中での研修会です。
この事件で、野田市は全国的にも名前が知られるようになりました。教育委員会の対応や父親の人物像など確かに、多くの問題が投げかけられ、それは大いに反省し取り組まなければならない行政としての課題です。しかし、これらの虐待やDVに関する事件は、それ以降も発生してしまっています。
私たち大人も、どんな取り組みをするべきか?1/6の研修では、奥山真紀子さんのお話をお聞きしました。その中で奥山さんがおっしゃった「子育ての社会化」については、社会が変化する中で、子育て支援のあり方を見直す必要を感じました。
家庭に押し込められていた責任を、社会で担う必要です。子育てを?とお思いかもしれませんが、少子化が進む中で、家族に課せられた役割が、まだまだ女性に大きくのしかかっている中で、それをどのようにシェアすべきなのか?実は、少し話はそれますが、、、、昨日オンラインでヤングケアーに関するシンポジウムに参加しました。少子化の影響が、ヤングケアラーにどうつながるのか?の論点をお聞きして、やはりジェンダーの問題、女性の社会的に課せられた役割からくる大きな負担が、ヤングケアラーとして家族の世話をする女性(女の子)にしわ寄せが入っている背景を学びました。
その記憶が新しい中で読んだ下記の記事
この記事の中に加害者である父親が、「父親は無条件に尊敬されるものだと思い込み、自らの虐待を厳しいしつけと考えていた。という内容がありました。どこかでこれらは繋がっていて、複雑化され、問題をどこかに押し込めようとした先で起こってしまっていると感じたのです。
起きたての頭が回らない状況。あっ、湯冷しを飲んだだけで、まだコーヒーも口にしていない、、、でも、問題の本質は繋がっていると思います。
1/24は、実は昨年亡くなった母の誕生日でもあります。3年前は、寝たきりの状態でしたが、その母を祝うメールを送った翌日に、心愛ちゃんの亡くなった件を知りました。
改めてご冥福をお祈りし、今後の活動につなげていくことを伝えたいと思います。今朝は今の時間はどんより曇っています。心愛ちゃん、どこから見てくれているかな?