小室みえこです。
今夜のニュースで報じられた「開会遅らせた責任 厳重注意処分に」
このニュースにこれまで触れないで来た理由は、緒方市議が妊娠中から議会事務局に相談してきた経緯などをよく知らずに賛否に触れることは出来ないと思ったからです。今日、この処分が出されたことは、ルール上はそうかもしれませんがこうせざるを得なかったことに対する改革にしっかり取り組み、このことを無にしないでほしいと心から思います。
これまで、国会や都議会、市議会等で子どもを産む女性が減ったから少子化が進ンだなどと言って、「あなたも結婚しなさいよ」「子どもを産まないの?」等々議場で発言した男性議員がいた。そして子どもを産んで預けるところがなく、子どもを連れていったら「神聖な議場に子どもを入れるなんて!!」と批判された。そしてこのような声は同じ女性からも容赦なく浴びせられた。「緒方市議のせいで女性がやりにくくなる」「私は、こんなわがままはしなかった。何とかやりくりしてきた。あなたのわがままのせいで、これまで頑張ってきた女性の努力は台無しよ」と。本当にそうでしょうか?働きながら子育てをしてきた女性が肩身の狭い思いをしてきた裏返しではないでしょうか。この騒動を見て、これから子どもが欲しいと思った女性は、働きながら子育てをすることに怖気づくのではないでしょうか?働き共働き家庭が増え仕事を持つ女性が専業主婦よりも増えた近年、控えるのは「働く」ことではなく「産む」方なのでは?(毎日新聞投稿記事を一部引用)
さて、今日は午前中に仕事を済ませ、川越(埼玉県)に住む息子夫婦のところに行ってきました。4か月なる孫がいます(先月我が家でお食い初めをやりました)
会話の中で・・・・・・・・・
①若夫婦が、初めて子どもを連れて電車に乗った際、「ものすごく、緊張した」というのです。泣きださないか?泣き出しても次の駅までは少なくても2~3分。他の乗客から白い目で見られないか?ベビーカーが邪魔だと思われないように、なるべく邪魔にならない場所に置くように気を使った。
夕食の焼肉屋さんで・・・・・・・・・・
②若夫婦だけで、子どもを連れて外食はなかなか出来ないだろうと、今日は子どもを連れて初めて焼肉屋さんへ。電話で、子どもを連れてベビーカーを持ち込みたいのだが・・・と予約の時に事情を話しOKをもらう。お店について間もなく・・・「ン?におう。」なんと、にこにこしながら「う〇〇」をしたらしい。
お店にはオムツ替えの赤ちゃんベットはなく、歩いて近くのスーパーまで(往復15分を要する)。使わせてもらって、文句を言うの?と言われるかもしれませんが、「なるほど」と思った。オムツ替えベットは女性用トイレにしかなく、息子は外で待っていたという。これが息子一人(父親)だったら、、、、オムツを替えることは出来ないのか?
③ようやく、すっきりして さて、食べ始めようとすると・・・孫が眠くなって、泣き始める。交代で店の外の階段の踊り場であやして寝かせようとする。結局大人4人で行って、4人揃って食事はできなかった。(無論、こういうことになろうとは想像していたし、それだから私たちが行ったときに誘ったのですから、、、)。お店の方が、「うちの孫は、ベビーカーで揺らしておけば寝ますよ」とアドバイスしてくれた。しかし、それぞれの赤ちゃんは寝癖が異なり、そう単純ではない。「申し訳ありません。今はそうやっても寝そうにありませんので・・」と返し、きっと泣かれて他のお客さんに迷惑になるのを避けたいという配慮だと思いながら、余計にこちらも気を使う。だったら、無理して外食しなくてもいいだろうという声も聞こえてきそうですが、、、、日々、育児で子どもと二人の母親の気分転換もしてはいけないのか?とも思いたくなる。
私が、孫を抱っこして階段の踊り場であやしていると、食事を終えたご夫婦らしき男性の方が「かわいいね。ちょっと、ほっぺを触らせて」と、ほっぺなでで「おやすみ」と言って、階段を下りて行かれた。「おやすみなさい」と返しながら、こちらも気を使いすぎなのかな?とも思ったのですが・・・
折角の厚切り牛タンも、味わう間もなく、、すぐに飲み込んでしまった。味わって一緒に食べられるのはいつになるのかな?