幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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「日本はさざ波、五輪中止とか笑」内閣参与の投稿に批判 ”医療崩壊で治療も受けられず自宅で亡くなっても、さざ波なのでしょう 弱い人はまるで現代版インパール作戦の犠牲者”

2021-05-10 17:37:17 | 新型コロナウイルス
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP5B4TMTP5BUTFK015.html 2021/05/10 14:52朝日新聞

 新型コロナウイルスの感染状況や五輪開催をめぐり、内閣官房参与を務める高橋洋一・嘉悦大教授が9日、ツイッターで世界各国の感染者数を比較するグラフとともに「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿した。日本の感染者数の低さを示すためとみられるが、ネット上で反発が広がっている。

 このツイートに対し、「ウチの母親も『この程度のさざ波』の中で亡くなったんですよ」「一人ひとりの命が失われていくことに対し、笑笑って…人の命をなんだと思ってるのですか」などの批判的なコメントが相次いだ。

 高橋氏のツイートについて加藤勝信官房長官は10日の記者会見で、「個人としての発言で、政府としてコメントは従来差し控えている」と説明した。記者団から高橋氏が内閣官房参与を続けることが妥当かどうかを問われると、加藤氏は「高橋参与は経済、財政政策に関して意見を述べていただく非常勤の職だ。それにのっとって対応していただくことが非常に大事だ」と述べるにとどめた。

 高橋氏は元財務官僚で、菅義偉首相就任後の昨年10月、内閣官房参与に任命されている。大型連休中の今月4日にも、首相公邸で首相と面会している。

 新型コロナをめぐっては、国内の死者数は4月に1万人を超え、感染者数も9日時点で64万人以上にのぼる。医療体制が逼迫(ひっぱく)し、病床が足りなくなっている地域では、自宅待機中に死亡する事例も続出している。(菊地直己)

感想
自分たちを含めた高級国民は、すぐにPCR検査してもらえて、石原議員のように無症状で東京医科歯科大のような国立の病院にすぐに入院できるのですから、コロナも怖くないでしょう。
アビガンやイベルメクチンも投与してもらえるかもしれません。
ひょっとしたらもうワクチン接種されているので感染の心配がないのかもしれません。

現代版インパール作戦のようです。
作戦を立案した責任者は安全なところで戦後も生きのびて要職に就かれたました。
一方、第一線の兵士は約3万人のほとんどが餓死と病気で亡くなりました。

この方にとっては、亡くなっている人が多くが高齢者で1万人(実際はもっと多い)程度はまさに”
”さざ波”なのでしょう。
そんな政府を多くの人が支持しているから、こんな発言が出てしまうのです。
支持率が下がれば、政府ももう少し謙虚になるはずです。
愚民が愚政を生むと福沢諭吉が『学問のすすめ』で言われており、だから学問をしなさいと。
日本はここまで馬鹿になってきたのでしょうか。
いまだにPCR検査も保健所で手分析です。
インドの変異型も防ぐことができず、日本でかなり広がりつつあります。
連休中はPCR検査も控えたので、感染者数が見かけ上少ないですが、水曜日以降どこまで増えるかです。
増えてからでは遅いのですが。
菅首相は前に、仮定の話はわからないと返答されました。
予測して対応するという当たり前のことがご理解難しいようです。

「次々に亡くなった」25人死亡の老人保健施設 職員が語る実態 ”医療崩壊の実態、高級国民でないと重症化してもすぐに入院できずに亡くなっていく!”

2021-05-10 13:50:50 | 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210508/k10013019201000.html 2021年5月8日 17時31分NHK News

入所者と職員133人が新型コロナに感染し、入所者25人が死亡した神戸市の介護老人保健施設の職員がNHKの取材に応じ「施設では酸素投与と点滴しかできず、何度も救急要請をしたが受け入れ先がなく、次々に亡くなっていった」と実態を語りました。

神戸市長田区の介護老人保健施設「サニーヒル」ではことし4月、新型コロナのクラスターが発生し、今月7日までの25日間に入所者97人と職員36人の合わせて133人が感染、これまでに入所者25人が死亡しました。
この施設の男性職員が、施設でのクラスターの実態を知ってほしいとNHKの取材に応じました。

職員は、施設内で急速に感染が広がった背景について「自分のいるフロアは認知症の方ばかりで、マスクを着けてくださいと言っても、ものの数秒で外されてしまう。ひとりで歩ける入所者が感染したら収まりがつかないと予測していたが、歩いてほかの入所者に近づき、次々と陽性となってクラスターが起きてしまった」と語りました。

神戸市は病床がひっ迫していて、この施設には医師3人と看護師16人が常駐していることなどから、感染した入所者は原則施設内で療養するよう求めました。

職員によりますと、血液中の酸素濃度が急激に低下して人工呼吸器による治療が必要な女性もいましたが、救急搬送を要請しても「病床に空きがない」として入院できず、3日後に亡くなったということです。

職員は「治療は酸素投与と点滴しかできず、人工呼吸器はなかった。救急隊が来て病院を探したが受け入れ先がなく、やむなく帰るということが何度もあった。保健所にも入院させるよう訴えたが受け入れ先がなく、次々に亡くなっていった」と振り返りました。

亡くなった25人のうち医療機関に入院できたのは2人だけで、職員は医療がひっ迫した現状について理解は示したうえで「1日に3人の方が亡くなり、納体袋に納めるということが何日も続いた。悪い言い方をしたら見殺しではないかと感じた。力及ばずで本当に悔しい。市や県にはさらなる対策を求めたい」と胸の内を語りました。

施設はNHKの取材に対し「対応に追われており、現段階でコメントできない」としています。

感想
勇気をもって報告してくださったと思います。
現状の報告がトップにまであがらないと問題の把握になりません。

医療崩壊のため、助けられる命が助けられていません。
新型コロナ感染は避けられませんでしたが、病棟確保はで政治のトップができることです。
これはもはや人災です。

国民に自粛や協力をお願いするだけでなく、政治ができることをされることです。
PCR検査徹底して隔離と早期治療、そして病院支援が基本中の基本なのですが、それをどういうわけか日本はやっていません。
PCR検査は問題だという専門家もいますが、オリンピック選手は毎日あるいは4回/週PCR検査を行うとか。
自民党本部はコロナ感染者が出たので、すぐに全員のPCR検査を実施したとか。
言うこととやっていることが違っています。
PCR検査は保健所だけにしているので、手分析の竹やり方式なので、限界がありますが、民間の自動検査をかつようしていません。
そのため国民はお金を払ってでも民間の検査を受ける人が増えています。
なぜ当たり前のことができないのかと思ってしまいます。

「自殺」末井昭著 ”小学生に上がったころ、母が10歳年下の青年とダイナマイト自殺!”

2021-05-10 01:40:22 | 本の紹介
・僕の母親は、僕が小学校に上がったばかりのころ、自殺しました。隣の家の十歳下の青年とダイナイマイト心中したんです。

・こうして自殺についていろいろ話すようになったのですが、僕は必ずしも「自殺はダメ」とは思っていません。もちろん死ぬよりは、生きていた方が良いに決まっています。でもどうしょうもない場合もあると思います。人間社会は競争だから、人をけ落とさなければならない。時には人をだますこともあるでしょう。でも、そんなことしてまで生きたくないって思うまじめな人、優しい人に「ダメ」と、分かったようなことは言えないですよ。まじめで優しい人が生きづらい世の中なんですから。でも、生きたいのにお金のことで死ぬのは、バカバカしいからやめた方がいいですよ。

・まず「死のうと思っている」と周囲に言いふらして、窓を開けることです。死のふちで迷っている人の話は、みんな真剣に聴いてくれるはずです。話しているうちに何とかなるのに、その発想がなかっただけだった、と気づくこともあるんじゃないかな。

・僕の場合、うつにならない秘訣はとにかく忙しくすることなので、うつ対策のために意識的に多くの仕事を抱えるようにしたのですが、それが功を奏してか、それからなんとなく躁状態になっているようです。

・母が(病院から)帰って来たのは、病気が治ったからではなくて、すでに肺結核が第三期に突入していて、もう治らないと医者に見捨てられたからです。

・疫痢のほうは、父親がやむなく町から呼んできた医者に、一本五万円(今の五十万円くらい)もするペニシリン注射を勧められ、そのペニシリンで助かったのですが、あまりにも高かったので、父親は注射してもらうかどうかしばらく考え込んだそうです。貧乏でお金がなかったから仕方がないのですが、自分の子供が死にそうなときに金勘定することはないだろうと、あとになって思いました。

・よく平気で人を傷つけるようなことを言ったり、やたら威張る人がいますが、そういう人を見ると「ああ、この人はいじめられたことがないんだな」と思ったりします。

・いじめられる側にも問題があるという人もいますが、僕は自分がいじめられたことがあるので、無条件にいじめるほうが悪いと思っています。

・『いじめの構造』という本を読むと、社会学者の内藤朝雄氏の「いじめの発生メカニズムモデル」を参考にして、いじめの加害者は、自分の「癒し」のためにいじめるのだと書いています。

・いじめられて、自殺するところまで追い込まれたら、ひきこもってしまえばいいのです。ある期間、学校や会社と遮断してしまえば状況も変わります。みんなと同じ時間軸で生きていく必要なんかありません。一年ぐらい休んだって、長い人生から見れば微々たるものです。

・表現ということに目覚めると、考え方が逆になりました。母親が心中した特殊な家庭環境で育ったことは、自分が表現者として選ばれたということではないか、と思うようになったのです。

・『生きづらさの正体 世間という見えない敵』ひろさちや著
夏目漱石『三四郎』『それから』『門』、カフカ『変身』、旧約聖書『ヨブ記』を題材に、世間から外れた者が、世間からどういう扱いをされるかが書かれていました。世間というものは幽霊のようなもので、幽霊にびくびくしている人に幽霊が出るように、世間を怖がる人に世間圧が掛かってくる。しかし、革命運動家やアウトロー、世間に反抗する若者たちには、世間のほうが恐れて世間圧は掛からない、と書かれています。

・『一揆論』松永伍一著
権力者は衆が自覚することを怖れる。その自覚をうながすものの存在を怖れる。・・・
死を怖れず殉教的に身を挺するものを怖れる。・・・
内ゲバなどで同志たるべき人間をリンチするものが「革命論」をぶっているときほど権力者が安心している時期はない。・・・
はかりがたく大きい沈黙はまた権力者を恐怖せしめる。生きのびたいという切実な欲望をもつものこそ死の深淵を見つめることができるし、死に賭けるものへの愛・憎を内にたぎらせるもののみが生の本体に迫りうるであろうし、皮肉にも権力者はその弁証法にもっともうといのである。

・お金のことで死ぬなんて馬鹿馬鹿しい、馬鹿馬鹿しいなんて言うと亡くなった人に悪いのですが、お金のことなんかで死んで欲しくありません。そんなことで深刻になる必要はまったくありません。お金は人間が便宜上作った印刷物です。単なる紙切れです。お金がなくても、借金で首が回らなくなっても、単なる紙切れの問題ですからなんとかなるものです。

・弁護士さんを頼んで銀行側と交渉してもらったら、その300万円で8,500万円の借金を帳消しにしてくれることになったのでした。

・ホームレスで生きていく関門はゴミ箱の食べ物が食べられるかどうかで、そこでみんな脱落するとか。

・人は他人の幸福より不幸のほうが好きなものです。人が面白いと言ってくれると、書き続ける原動力になります。書き続けていると、だんだん自分を客観視できるようになってきます。特に、自殺まで考えている人は書くことがいっぱいあるはずです。自殺することを決意するまでの経過や、考えている自殺の方法や、死ぬことの恐怖や、自分の頭の中にあるものをすべてさらけ出してみることです。自殺となるとただごとではありませんから、きっとみんな注目すると思います。どんなつらい状況でも、それを笑えるようになれば、生きていくのがうんと楽になります。

・不思議なもので、自分を肯定できると、相手のことも肯定できるようになります。

・月乃光司という名前を知ったのは、・・・アルコール依存症、薬物依存症、摂食障害、自殺未遂といったビョーキの人たちをあつめた「こわれ者の祭典」というイベントがあるという記事を読んだときでした。その主催者が月乃さんでした。

・不安や悩みとか孤独とかいろいろあると、酒か向精神薬を飲むしかなかったわけですよ、手段が。それが夜ミーティングに出て、仲間の前で自分の現実の問題を話せば、それが少し治まるっていうのを覚えたわけですよね。(月乃光司)

・相手の中に自分自身を見ることができれば、その人を本当に愛せることができます。そして、孤独ではなくなり、ウキウキした気持ちになり、周りにもいい影響を与えます。愛する人がいればそれで充分です。そのことが真剣になれば、あとのことはいい加減でもいいのではないかと思っています。

・母親の自殺が棘になっていた頃は、身勝手な母親を恨む気持ちもありましたが、いまはいとおしく思います。12月の寒い中、(父親と大喧嘩して)着の身着のまま家を飛び出し、何日か山の中(岡山の山奥)に潜んでいる間に何を考えていたのだろうか、死ぬことを迷っていたのか、それとも相手の男が迷っていたのか、いずれにしてもつらかっただろうなと思って可哀想になります。

・自殺する人は真面目で優しい人です。真面目だから考え込んでしまった、深い悩みにはまり込んでしまうのです。感性が鋭くて、それゆえに生きづらい人です。生きづらいから世の中から身を引くという謙虚な人です。そういう人が少なくなっていくと、厚かましい人ばかりが残ってしまいます。
・・・
本当は、生きづらさを感じている人こそ、社会にとって必要な人です。そういう人たちが感じている生きづらさの要因が少しずつ取り除かれていけば、社会は良くなります。取り除かれないにしても、生きづらさを感じている人同士が、その悩みを共有するだけでも生きていく力が得られます。だから、生きづらさを感じている人こそ死なないで欲しいのです。
もしいまあなたが、自殺しようかどうか迷っているのでしたら、どうか死なないでください。そこまで自分を追い込んだらもう充分です。あなたはもう、それまでの自分とは違うのです。いまがどん底だと思えば、少々のことには耐えられます。そして、生きていて良かったと思う日が必ず来ます。
それでも自殺を思い留まることができなかったら、とりあえず明日まで待ってください。その一日が、あなたを変えてくれます。時間にはそういう力があります。ほんの少し、視点が変わるだけで、気持ちも変わります。そして、いつか笑える日がきます。きっと-

・みんな死なないでくださいね。生きていて良かったということはいっぱいあるんだから。

感想
自殺を否定されていませんが、生きていて欲しいとの強いメッセージを今自殺を考えている人に伝えたいとの思いを感じました。

何とかなる、それを著者も実践されてこられたようです。

仕事でもいろいろなことにチャレンジして失敗して。
先物に手をだして、一時は3億円の借金まで膨らみました。
恋愛でも不倫などもたくさん経験し、今の奥さん 神蔵美子さんともダブル不倫の末結婚されています。
社会道徳とか世間とかよりも、自分がどうしたいか、自分の気持ちを優先されてこられたのでしょう。
紆余曲折ありましたが、今はよきパートナーに出会えたようです。
多くの人を悲しめたりされたかもしれませんが、必死に自分の体と心に折り合いつけながら、一生懸命生きてこられたと思いました。

まずは生きていること。
生きていれば何とかなる。
生きていて欲しい。
自分を追い込まないで欲しい。
今の自分を十分頑張っていると肯定して欲しい。

末井昭さんはとても温かい人だと思いました。