幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「カラダの知恵 細胞たちのコミュニケーション」三村芳和著 ”神秘的な仕組み!”

2018-07-30 09:17:38 | 本の紹介
・会話する細菌
 ・細胞同士が会話する例を単細胞の細菌に観ることができる。多くの細菌は居心地が悪い環境だと周囲の仲間に化学物質(シグナル)をばらまいて警告する。その警報の化学物質がある濃度以上になると仲間は遺伝子をはたらかせ、細胞の形を変え、その環境からそそくさと退散する。逆にある種のの化学シグナルによっては細菌が群れをなして集まる。
 ・粘菌は栄養分が足りているときはひとつひとつがそれぞれ独立して「ひとり」でいる。ところが餌(栄養分)がなくなってくると、この粘菌アメーバの誰かが「全員集合!」というストレス信号を発信する。ほかの粘菌アメーバがこの信号を受けとると、たちどころに発信元に集まってきて共同体をつくる。そしてそれらが凝集してナメクジのような、多細胞生物となって日照りという環境を生きぬいていく! ついには胞子という鎧をかぶり、カラカラの乾燥状態に耐え、じっと雨を待つ。

・細胞たちのコミュニケーション手段
 ・ガス状分子
 ・接着分子
 ・サイトカイン
 ・ホルモン
 ・電気信号

・傷や感染巣へ急行する白血球
 白血球はその所在場所によって皮膚や粘膜の下、そして各臓器に張り付く駐在型と、血管やリンパ管(これらを脈管という)を巡回する警ら型とがある。ケガしたり微生物が侵入してくると、それによって破壊された細胞や、微生物が発する信号に反応して、近くに居あわせた白血球(マクロファージと肥満細胞)がサイトカインを出す。この警報分子によって脈管中を警らしている白血球(好中球)が呼び寄せられてくる。そのために白血球はいったん血管の外へ出なければならない-この現象を「血管外遊出」という-。すなわち、白血球は血管内をよどみなく泳ぎまわりながら血管内面に掲げられる「徐行サイン」を目ざとく見つけ、ブレーキをかけスピードをじわじわ落とし、ついには血管の内面に停止し、血管の外へ出る準備をする。

・光合成のシアノバクテリアがはじめて酸素を発生させたのはいまから27億年前のことだ。当時、地球はほとんど海におおわれ、大気中の二酸化炭素濃度は現在の1万倍以上もあった。シアノバクテリアの体内で海水が太陽光のエネルギーにによって分解(酸化)され、電子と水素とが放出された(そのときに酸素が発生)。その電子はシアノバクテリアの電子伝達系を転がり、発生するエネルギーをつかって、海水の片割れの水素と大気中の二酸化炭素から炭素化合物がつくられるようになった。電子の供給源としてシアノバクテリアがたまたま水を利用したので、ついでに酸素が発生したまでのことだ。

・カラダは毎日、約180gの蛋白質をつくるが、食べ物から摂取する蛋白質量はせいぜい多くても70gくらいしかない。しかも尿や便から約70gが失われる。とすると、蛋白質を作るための材料はどこからくるのだろう。計算が合わない。結局、カラダは蛋白質を使いまわししているのだ。蛋白質を壊してアミノ酸にして、それを使って蛋白質をつくっている。

・プロテアーゼ(蛋白質を分解する蛋白質)の一種であるトリプシンやペプシンといった消化酵素は自分自身の組織を溶かすので、まず不活性型としてつくられ、貯蔵され、必要なときだけその一部がチョン切られて活性化する。

・人社会ではゴミを焼却場で燃やす前にすでに人が分別作業をおこなう。そしてリサイクルする。いっぽう、カラダは先ずゴミを粉砕してからその成分を分別する。すなわち、①使える成分(外来抗原でないアミノ酸)を必要なたんぱく質に再利用する。②コトバに変装したウイルスを検閲し、排除する。だから、カラダはゴミ処理系と免疫系とを協働させ、資源再生と自己防衛とを並列して合理的にやってのける。

・リンパ球(T細胞)は自分のカラダに「異物」がまぎれ込んでいないか、カラダ中の血管をリンパ管とをめぐり監視している。T細胞単独では異物であるかどうかを判断することはできない。異物の断片をMHC分子上に提示する樹状細胞が仲立ちする。結果的にT細胞が樹状細胞に反応するときだけ、提示されたものが排除すべき「異物」と判断される。

・カラダは抗原に接すると抗体というコトバにしていつまでも忘れない。そのコトバは多様だ。春に咲く花のようだ。

・目の奥の網膜にある、光の波長に対する感受性のちがう三つの視細胞の興奮レベルを組み合わせることによってヒトは230万色の色を見分けることができる! それもたったの三原色から! これも少ない文字で多くのコトバをつくる生物現象である。

・ヒトには網膜で感知できる光の範囲がある。その領域は400~750nmの波長の光に限定される(可視光線)。紫外線の波長は100~400nm、そして赤外線のそれは750~100万nmとなる。人は紫外線を見ることはできない、でも、昆虫には見える。人は赤外線が見えず、ただ熱く感じる。

・警戒情報としての痛み
 痛みは結局、自己および種の生存に不可欠な警戒情報である。二つのkとおをわたしたちに知らせる。ひとつは身の安全を守るための即刻注意喚起。ひょっと手を出したところトゲが刺されば瞬時に鋭い痛みが走り、考える間もなく反射的に手を引っこめる。もうひとるの警報の意味は「カラダを横たえよ」という長い時間にわたる警告。これ以上、カラダを動かしてはいけないという警告だ。痛みによってカラダはその意思とは無関係に反射的とも思えるほど痛む患部をかばって動かさない。カラダが消耗したときに「疲労感」も同様の警告的役割をもっている。

・カラダが自然に横になってしまう。とにかく静かにじっとしていたい。そして考えることがすべてネガティブとなる。これらのカラダにおきる反応を「シックネス反応」と呼ぶ。

・立原道造詩集「朝に」
 傷ついた 僕の心から
 棘を抜いてくれたのは おまえの心の
 あどけない ほほえみだ そして
 他愛もない おまえの心の おしゃべりだ

・キモチが顔をつくるのではなく、顔の筋肉がキモチをつくる

・暗示というコトバ
 ・こころが身体を仕切る
 ・気は病から
 ・病は気から
 ・暗示にかかる免疫細胞
 ・キモチが遺伝子を動かす

・直観のすすめ
 直感は「直覚」という感覚

感想
生物の不思議、人の身体の精緻を感じずにはおられません。
進化論に基づくなら、どうやってこのような仕組みを獲得できたのだろうか?

心身一如
身体と心は一体と言われていますが、まさにその通りだと思いました。

身体と心の声を聴くことが大切なのでしょう。

阿川佐和子さん「サワコの朝 木下ほうかさん」 ”イヤミな人ではなく、優しいナイーブな人”

2018-07-28 08:31:11 | 生き方/考え方
俳優。今月から「チアダン」でサワコと共演、矢部さんの漫画「大家さんと僕」に出てくる大家さんがモデル。

オシャレして来た。1964年生まれ。「チアダン」。教頭役の木下さん。校長役がサワコ。
長く売れない時代。50歳の昼顔で嫌味役で注目。それから敵役を次々と。実際はどうなのでしょう?

チアダンの現場で見ていても、面白い。若い人にいろいろ言っているので、指導者かなと思っていたが、現場に入るとそうでもない。現場では余裕がない。

1曲目 小柳ルミ子さん「瀬戸の花嫁」。小さい時から歌が好きだった。親戚が集まったとき、6歳のとき、台の上で歌って、皆から「うまいうまい」と言われていた。ジーンとくる。近所で評判の美少年系。16歳のとき、パンチパーマ。ちょっと不良のマネをしたが、悪事はしていなかった。大阪で不良を撮るとのことで、軽いノリで応募した。井筒監督が「にいちゃん、いいね」と採用された。面白かった。これを職業にできたらいいなと思った。

俳優になろうと決意した。養成所や大学など。養成所は50倍。無名塾700倍。大阪芸術大学は3.5倍。ここを受けようと思った。演技の基本を理論から学ぶことにした。当時の演劇部は関西で一番だった。空手部に入っていた。空手部では「オス」しか言わない。古田新太は1年後輩。筧もいた。

大学卒業後は吉本興業に入った。すぐ舞台に出た。最初は客役。うどん屋で「おっちゃん、いくらや?」「300万円」。それを聞いてこける役。コケる前にちょっとお尻を移動させてコケる前に準備する。それを3か月やった。

25歳で吉本を辞めた。井筒監督に手紙を出した。監督にも責任があると柔らかく書いた。監督から「応援するよ」と返事が来た。井筒監督の映画に出させてもらった。
アルバイトは無茶苦茶やった。西岡徳馬さんの付き人をやった。20日間で首になった。アルバイトしていたのでうたた寝してしまっていた。古瀬さんの夫役で人気が出た。何で自分に? きっと第一候補に嫌われた。撮影の近い時に依頼が来るのでそれがわかる。僕に発注したから良かったと思われるように演じようと思った。
イヤミな役は人間観察から学んだ。ちょっとずつ集めればイヤミな人間ができる。自分がグサッと来たときにメモしている。今もしている。イヤミ役が多いので、それぞれ違いをだす工夫している。
チアダンに賛成しない教頭役。しかし、娘がチアダンに入っている。娘と二人暮らしのシングルファーザー役。娘役は佐久間由衣さん。なんだか自分の娘に見えてくる。まだ彼女は身長が伸びている。

現在54歳、独身。失敗したくない。一度結婚してみればの考えではなく、結婚は一度で良い。結婚しそうになったときがあったが、二度くらいあったが断られた。傷ではないが記憶に残っている。食欲がなくなって、動けなくなる。3か月は流動食になる。一人で暮らしている寂しさはある。パートーナーはいないから、言うとんねんけどね(突然大阪弁)。ネガティブな性格は変えられない。
今日は好感度が下がっている。下がっているのですか?(サ)
これからも相談に乗ってください。私でいいのですか(サ)。

2曲目は中島みゆき「命の別名」。隠れた名曲。
いかがですか? いいですね(サ)。たまにカラオケで歌っている。一人でサイゼリヤに行く。では一緒に(サ)。いいのですか? 私も行きますよ(サ)。個室があるサイゼリヤもある。個室でなくてもよいですよ(サ)。本当ですか? 指きりげんまん。
ありがとうございました(サ)。
もう終わるのですか? もっといたい?(サ)

感想
ドラマの嫌味な役とは違って、ナイーブな優しい人だと思いました。
一生懸命生きて来られた方の印象を受けました。

イヤミな役をつくるために、どんなことがイヤミに感じるかを常に学んでおられました。

サワコさんはすっかり余裕が出てきたのを感じました。
結婚されたことも自信になっているように思いました。
女優、作家とお仕事も広げられています。




バーガーキングの苦情対応 学びたい!

2018-07-26 09:14:08 | 生き方/考え方
セミナーが2日連続であり、2時間前にセミナー会場の近くのバーガーキングで時間調整をしていました。
ある年配の女性の方が、注文したものと違うと苦情を言われ、お店は反論されずに謝罪されお客様が言われるものを提供されました。
まあ、注文受ける時に、間違いはあるのかなと思っていました。

翌日も、そのお客さんが入ってきました。
そして、また、注文したものと違うと苦情を言われました。
お店は反論されずに謝罪されお客様が言われるものを提供されました。

2回も続くと、ひょっとして、言い間違えをお客さんがされたのかも?と思ってしまいました。

いろいろなお客様がいらっしゃるのでしょう。
バーガーキングの苦情対応は、お客様に問題があっても、謝罪し、お客様の要望を受けるということで教育訓練されているように思いました。

別のハンバーガー店では、注文と違っていたので言ったら、「店側は間違っていない。レシート通りだ」と言われたことがありました。
こちらが注文したものを間違って入力されたのでしょう。
復唱しない人もいるので。
そのバーガー店には行く気がしなくなりました。

連日注文が違っていたお客さんが、席を替わられました。
その時、自分が座っていた椅子を戻すことなく、座っていたままの状態でした。
席を立つとき、椅子を元に戻す。
次のお客さんが入って来た時、気持ちよく入られるように心がける。
トイレもそうです。
きっと、そういう心配りが様々な場面で出て、周りの人が気づき、その人と一緒にいたいかどうかになるのでしょう。

椅子を戻されていたら、やはり店の間違いかなと思ったかもしれませんが、行動を見て、お客さんの間違いの可能性も高いかなと思ってしまいました。

「人材マネジメント入門」守島基博著 ”人の成長と組織の成長”

2018-07-26 08:55:44 | 本の紹介
・人材は適材適所で活用され、活き活きと働いているときに、最も働きがいを感じ、資源としての価値も一番高く、さらに長期的にも人材として成長していきます。

・もっとも悪いのは、人材が組織を見放して、同時に企業に居座りつづける場合です。企業の戦略やビジョンにはまったく賛同しないいし、企業を守り立てていく気持ちもないが、同時に企業から離れる気持ちもない、いわゆる“死んだ枯れ木”人材です。

・人材マネイジメントの活動
1)成果としての戦略達成への貢献を高める
2)戦略を構築する能力を獲得し、その能力を向上させる
3)公平で、情報開示に基づいた評価と処遇を提供する
4)キャリアを通じ、人間としての発達を支援する

・情報開示(募集と採用時)
 ・RJP(Realistic Job Preview)
 ・ROP(Realistic Organization Preview)
 「いいことも、悪いことも、丸ごと伝える」

・人材育成の目的は組織が強くなること
 ・個人の能力を高め、将来にわたっての貢献の可能性を高めていく
 ・組織の能力を高めるために必要な人材という経営資源を獲得する

・経験からの学習可能性が最も高い仕事
1)自己決定;人に押しつけられたのでない、自分の仕事をして、受け入れられる
2)フィードバック;結果がうまくいったかどうかの判断がつきやすい
3)有能感とチャレンジのバランス;その課題は難しいが、できると思う
4)有意味であること;どんなに小さな仕事でも、その仕事に意味があるという認識

・自発性をもった従業員の貢献を期待する場合、人材マネイジメントは個人の自律性を尊重していることになる。

・自律とは、自分の頭で考えて、決断し、行動するということ、いうなれば、仕事をする上での自己決定ということでもあります。

・個人を尊重するという視点で大切なのは、個人が自律的・自発的に行動するだけはなく、人材は時間をかけて成長していく存在だと認識することです。人材マネイジメントで人を大切にすることのもうひとつの意味は、こうした成長の機会をできるだけ多く提供し、企業をより強くするようにその成長の結果を活用していくことだと考えられます。

感想
人が仕事をしています。
質の高い仕事をするためには、人の質が高くなる必要があります。

周りの人云々よりも、先ずは自分の質を高めることなのでしょう。
質を高めるには考えることと行動することだと思います。

人材マネイジメントとは、いかに人をやる気にさせるかなのでしょう。

どうしたら自分の質を高められるか?
いろいろ考えて、たくさんの本を読むことにしました。
1日1冊を目標にして、何とか5年間は達成できました。
退職してからは逆に本が読めなくなり、20冊/月を目標にしています。
2009年年初に思い立ってから、今3,100冊まで読みました。

本を読んでも思いだせないことが度々ありました。
30ページほど読んで、あれ? 前にも読んだようなと思い先を続けたら、読んでいました。
しかし結末を覚えていません。
パラパラと最後までめくってしまいました。

それから、読んだ本のメモを残すようにしました。
メモは自分が新たに知ったことや印象に残ったところです。
せっかくだからと、そのメモをブログとHPに紹介しています。

本を読んでどれだけ成長したのか?と尋ねられると、?なのですが、もう少し続けてみたいと思います。、

「たった5分間で余分なものをそぎ落とす方法 スッキリ!」上大岡トメ著 ”新しく掴むには今掴んでいるものを放す!”

2018-07-25 10:08:18 | 本の紹介
・結果が出なくてもすぐにあきらめない
・いつ誰が見てるかわからないんだから、常に目の前の仕事を全力でやらないとチャンスを逃すよ
・悪い時に何をするかが、次へのポイントになる
・自分で「できない」と思っていることに挑戦することは、自分の枠から出るチャンス
・「自分らしくない」ところで、新しい自分に会えるかも
・人にしたことは、いつか自分に戻ってくる
・何かを手に入れる時は、何かを手放す
・今、自分がいる場所は、今まで自分が選んできた結果
・「好き」「嫌い」と決める前に、まずは読んでみよう
 「ベルセルク」「家族狩り」
・周りに「どう思われたいか」ではなく、自分が「どうありたいか」を優先しよう

感想
悪い時に何をするか。
まさに雌伏の時と解釈して、将来の備えのための学びや活動が今必要なのでしょう。

周りの目を気にするよりも、自分の心の声に耳を傾けて行動することなのでしょう。
一つでも出来ることが増えると、きっと変わっていくのだと思います。