手元の辞書には guaria という語は載っていないが、コスタリカではだれでもみんな知っている言葉である。morada は「紫色」で、guaria morada とは紫色のランの一種である。これはコスタリカの国花に指定されている。guaria morada の画像も多数アップされているので、ご覧いただきたい。
この花はグアピレスの女房殿の実家の庭にも咲いている。
写真の男女の衣装に紫色が使われているは理の当然である。
“La Guaria Morada”という歌は女房殿も知らないわけがない。日本で言えば、「さくらさくら」に相当するだろう。
写真が撮影された場所については、中央高原の古い教会かと思っていたが、実はプンタレーナス(Puntarenas)の町にある Catedral de Nuestra Señora del Carmen (画像参照)であることがわかった。
プンタレーナスには何度も行っているが、この教会を訪れたことはない。前回の訪問で宿泊したホテルの近くである。次回はぜひとも見に行かなければならない。
衣装について言えば、これもイベントまたは観光用のもので、市街地ではもちろん、田舎でも普通はこんな衣装にはお目にかかれない。プンタレーナスのような暑いところでこんな格好をするモデルさんはご苦労なことである。
色やデザインは違っても、このひらひらのスカートがコスタリカの伝統的な女性の衣装で、土産物屋でも入手できる。女房殿も大学時代は伝統舞踊のサークルに入っていて、踊っていたそうである。
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