haber(英語の have に相当)の接続法現在1人称及び3人称単数の活用形だが、コスタリカでも、ペルーでも、メキシコでも、haya ではなく、haiga という形を用いる人が結構いたのである。
最初はあまり教養のない人が hacer(英語の make、do に相当)の接続法現在1人称及び3人称単数の活用形である、haga からの連想で haiga という形を作ったのかと思った。確かに不規則動詞の接続法現在1人称及び3人称現在の活用形は tenga (tener、持つ) , venga (venir、来る), salga (salir、出る)など-gaで終わるものがある。
メキシコの中学校の教員をしているメキシコ人の友人も haigaという形を使うと言っていた。ただし、完了の助動詞の場合と、存在文の場合では使い分けがあるとも言っていた。どちらかが haya で、他方が haiga となると言っていたが、どちらがどちらかは失念した。
とにかく、haigaという形は無教養のシンボルのような感じで、特に気にもかけていなかったが、ひょんなことから、最近、ネットで調べる機会があった。そうすると意外な記述があったのである。
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