ここ舞鶴は、海に面する町、ミナト マイズル。
除夜の鐘は聞こえず、4キロ離れた海から山里にも、ぼーっと汽笛が聞こえます。
こんなふうに、年が入れ替わります。
ムラの互礼会が終わった後、氏神さんの山口神社、小字の若宮さんにお参りしました。
昨日二日は、犬を軽トラに積んで、丹波にある元伊勢神宮に参ってきました。
外宮、内宮、上がったり、下がったり、待ったり、いくつもの鐘を振り、新年のお祝い、感謝をお伝えしてきました。
たくさんの社を巡り、多くの鐘を振りました。60近くの小さな社もめぐり、いろんな鐘を音に思いをはせることが出来ました。
どんよりした音、涼んだきれいな音。いろいろです。
やはり響くようなすずやかな音にきずきました。
ああ、やっぱりこんな音がいいなと響きに関心を「持ちました。
すずやかな、かろやかな響き、心に響きました。
これまであまり関心を持たなかった事柄なので面白く思いました。
鐘といえば、昔々、除夜の鐘をつきに行って、落としたことがあったので、あまり鐘にはいい思いをしていませんでした。
幸いにも、後から付けてきたらしい、父が直してくれてよかったですが、ずっと後まで父が直してくれたとは知りませんでした。
恥ずかしさでそっとその場を離れて帰ったからです。
丁度、アメリカに出る年、1968年。元気が強すぎました。
こんな思い出があったので、あまり鐘の音に関心が行かなかったのですが、今年は、何故か音、響きが気になりました。
70才代に突入する年回りになって初めて鐘の音に敏感になりました。
たくさんの鐘をついて、今年もいい年にしたいものです。
しっかり疲れましたが、心地いい疲れでした。
今後ともよろしくお願いします。