みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#23 信仰の防衛:パート1 私の思考パターン

2021年09月02日 | 信仰の防衛
第1章
キリスト教神学

p30~
Chapter 1
Christian Theology
Part One
The Structure of My Thought
The Defense Of The Faith
Cornelius Van Til

◇◇

第3に、神の恒久性。

時間に関して言えば神は永遠であり、空間に関して言えば神は遍在(偏在ではない)。

永遠とは、神の存在あるいは神の意識において、時間の始まりと終わり、時間の継続がないということ。

詩篇90:2
山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであなたは神です。

第2ペテロ3:8
しかし、愛する人たち。あなたがたは、この一事を見落としてはいけません。すなわち、主の御前では、一日は千年のようであり、千年は一日のようです。

一時的な世界の意義に関する疑問全体を包括しているがゆえに、永遠という概念は弁証学において極めて重要。

永遠は、歴史の不変的原理と関連する。

遍在とは、神は空間に含まれている、あるいは空間に存在しないことはないということ。

神は空間を超越しているが、空間のすべての部分に存在する。

第1列王記
それにしても、神ははたして地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして、私の建てたこの宮など、なおさらのことです。 

使徒17:27
これは、神を求めさせるためであって、もし探り求めることでもあるなら、神を見いだすこともあるのです。確かに、神は、私たちひとりひとりから遠く離れてはおられません。 

第4に、神の単一性(unity)。

われわれは、単独の単一性と単純の単一性を区別する。

単独の単一性とは、数値である1に関連する。

唯一お一人の神が存在する。

単純の単一性とは、神は決して先立って存在する部分や側面から成り立つことがないということ。

エレミア10:10
しかし、主はまことの神、生ける神、とこしえの王。その怒りに地は震え、その憤りに国々は耐えられない。 

第1ヨハネ1:5
神は光であって、神のうちには暗いところが少しもない。これが、私たちがキリストから聞いて、あなたがたに伝える知らせです。

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富井師が凱旋帰国されたようです。
聖書に忠実であるあまり、多くの悪口雑言を浴びせられていた。
神に忠実であるあまり、同様の仕打ちを受けた主イエスと似ている。
神がこよなく愛された「この世」において
われわれクリスチャンが実行すべき数多くの重要事項について
大変分かりやすく解説してくれた師の努力と労力に激しく感謝を申し上げたい。
今しばらくは、御父のもとでゆっくりと休んでいてください。
栄光在主