終猟になる。

（最後の夕刊に大きく載る）
対岸の火事が飛び火してきました。
我鳴門市にも感染者が出たようです、例の京都の大学とのつながりが有るようです、市内の何カ所かの商店等へ立ち寄ったことまで新聞に載っています、幸いわしの買い物は別の所でしたのだがいよいよ身近にコロナが来たので十分意識をして置こう。
こんな大事な時に今猟期の総括をするのもどうかと思うが簡単に言うと罠猟を始めて過去12年で最高の猟果だった。
それも1月下旬から2月上旬まで猟を休んで居ての結果なので大満足です。
単独でイノシシをこれだけ捕獲した人は近くでは多分多くは居ないでしょう。
成獣が40以上居たので多くの人に肉を上げることが出来ました、多分来期は反動でまるでダメになるかも知れない？。
この年でここ3猟期で捕獲したのは１５０以上になる、勿論小は１０ｋｇ程から大は１３０ｋｇまで含めてですが１猟期平均５０とは自分で驚いています、ま、人様以上に熱心な結果だろう？。
さあ、明日からはのんびりと犬達と山を歩きましょう。

残っていた。

（山道の前を歩く犬達）
猟の最終日ですがわしは日曜で止めているため朝の散歩に犬達と近所の西の谷へ行く。
嬉しい事に駐車場所の横で良いイノシシの足跡が付いていてウリ坊の足跡も有りました。
子連れが来ている様です。
初猟に獲れず、2月中旬に再設置でようやく獲れたので以後罠は設置せず。
もういないと思っていたので嬉しくなる、犬達と登山道を奥へ進む。
途中の池にカルガモの番が居たので驚かさないように横を通り過ぎる。
小尾根近くまで歩くと犬達が奥へ行ったまま帰らないので先に降りて池の横で待つ。
するといきなり大きな羽音がして別のカルガモが2羽池に飛び込んできた。
途端に前から居た番のオス？が後から池に降りたオス？に攻撃を仕掛ける。
約5分間水上で取っ組み合いをしました、珍しい光景を見ることが出来て良かった。
クマ子が戻った頃には喧嘩はせずに離れて泳いでいました。
車へ帰るとトラ子が寝そべって待っていました、別ルートで帰った様です。
無事帰宅。
今日は銃の後始末と提出書類の作成をしようか。

（足跡発見嬉しくなる）

（道の横にも泥付けの跡が）

（2羽のカルガモが居て次に来たのと縄張り争い？が凄かった）

年寄りには死刑宣告？。

（向かいの山の山桜は満開なのに）
コロナで志村さんが亡くなった。
身近な有名人が犠牲になったことで多くの若者がコロナを再認識すると良いのだが。
感染者の多い都会のインタビューに答える若者の中には「こいつ馬鹿か」と思えるような人も居ました。
こんな若者が多ければ終息など見込めないでしょう。
今は当県も感染者が１人と言う事で県民も左程真剣では無い様だが（わしも）時間の問題の様に思う、
もし、当県でも感染者が増えてくれば引き籠り以外に対処方法がない。
多分患者が増えれば入院も出来ず対処治療も出来なくなるかもしれない？。
医療崩壊にでもなれば年寄りが罹れば死刑宣告に等しくなる、こう言う事態を避けるためにも今できる最善の方法を国を挙げてすべきなのだが・・・・・。
せめて他人さんに迷惑を掛けないように犬共々引きこもり生活をしよう。
しかし何時まで続くのでしょう・・・・・・・・・。

（タラ芽・カボチャ・芋の天ぷらと猪肉の一口カツを保存食に作る）

数年後の楽しみに。

（栗を植えるY君を見て居る犬達）
罠の巡回が無いのでゆっくり起きる。
Y君からメールが来る。
家を出てこちらへ向かって居る様だ。
待っていると栗を山へ植えに行くと言うのでスコップと草刈り鎌を持って一緒に行く。
彼が植えたり草を刈っている間にわしはタラ芽（葉）を採った、テンプラにするくらいは採れたので
先に帰る。
彼は残ってタラ芽を採ってから帰りに寄るので肉と出来上がったキジの剥製を持って帰らそう。
植えた栗は6本にもなった、数年後が楽しみです。
さあドラッグストアーへ買い物に行こうか。

（天ぷらにするタラ葉）

（事故死のキジの剥製が出来上がる、Y君に上げる）

猟が終われば。

猟期中は訪問してくれる人が多くなります。
イノシシの罠猟に関心のある人が見てくれています。
ただ猟期が終われば半減してしまうので少し寂しい気がします。
それでも一人暮らしのお爺さんを気に掛けて見てくれている人が居るのでわしも元気にしていると毎日日記として犬達との暮らしぶり等を書き込みます。
猟期が終われば運動量が減りトラ子の様にデブって来るのに注意しよう。
猟期中は如何にイノシシを騙そうかと考えるのですが終わると緊張感が薄れてしまい平凡な年寄です。
それでも年の割にあの爺さんは凄い？と言われるように後少しは頑張ろう。
さて、今日は罠を撤去したのでのんびりとテレビを見ながらくつろいだ、夕方犬達と裏山で軽く遊ぶが今日も北斜面で雌ボスが居たのかクマ子が吠えて帰る、ジャーキーをやって褒めてやる。
淡白な様だが止めを刺した時にはイノシシの足に噛み付いて離さない時が有る、自分が有利な時は勇み立ちます、逆に相手が強いとすごすごと帰ってきています、これが怪我をしない原因でしょう、ま、ヤマドリ犬のつもりで飼っているので中途半端は仕方なし、元気で居てくれればそれで良し。
さあ、明日からどうしましょう？。

整理はぼちぼちと。

（軒下に山積みしてある使用済みの罠等）
今朝は雨も止んでいた、少し肌寒いが３ｋｍ程離れた谷の罠の撤去に行く。
弟子のY君が設置した罠も撤去して来た、2週間くらい前に大きな足跡が有ったので回って来るかと期待したがダメでした。
これで全部撤去した、痛んだばねの修理や、癖の付いたワイヤーの取り換え（撚り戻しより上部の足を括る側）等、することは沢山有ります、それでも猟が終われば年中休暇なので天気の良い暖かい日にボチボチと片付けて行くつもりです。
割と修理や制作は好きなので上手く出来上がれば満足感が有ります。
ま、気長にやろう。

（散歩が終わり車に乗せてと言っている2匹です）

残りは１谷。

今朝は雨はどうにか持ちそうです。
西北部の罠の撤去に行く。
3個撤去するが何れも狸の痕跡有り、イノシシは来ていなかった。
この猟場は今期初めて来たが昔からヤマドリ猟に来ていて山はよく知っていたので実働2週間と短かったが良いのが７頭獲れたので来期も期待できるかも？。
撤去後東北へ走りTさん宅裏の罠を撤去する、丁度居合わせた奥方と少し話をしてから帰る、途中で釣りの先生の別荘へ寄り釣りとイノシシの話をコーヒーを頂きながら小一時間して帰宅。
先生作業中に左わき腹を痛めたようでした同い年だが元気に作業をするので無理をした様だ。
帰宅後犬達を遊ばせてから、会社時代の先輩宅へ猪肉を届けに回る。
最初に松茂のMさんを訪ねる、Mさんは4年前に亡くなっているので奥方に肉を届けて少し話をして来た、次は2年前に奥方を亡くしたIさんを訪ねるが不在でした、一人暮らしのはずなので入院でもしていないか少し心配だ。
次にTさんを訪ねたら奥方も居て3人で少し話す、Tさん体を悪くして余り動けないが食欲は有るとの事だった、皆、新聞記事でみて居たようでした、帰りに吉田釣り具絵も寄って来た。
これで大体の所へ配達できたので安心だ。
帰宅後イサキを料理して煮付けにしている、夕食が楽しみだ。
罠は近場１谷だけに成り明日撤去すれば全部撤去することに成る。
2日早じまいです、今期は言うことなし、最高に獲れました。

（罠を撤去するのに石を投げると作動して大きな石を括りました）

物々交換？。

午前中に用を済ませて午後から今朝のイノシシの解体をする。
足を持って上向きにしてさあ作業に係ろうかとしたときに右手親指の付けにに痛みを感じる。
ダニです、早くも噛み付いていました、すぐに取って潰す。
キンチョールを吹き付けながら作業をどうにか完了。
丁度元上司のSさんから電話が有り、30分後に来てくれる、高知で釣って来たイサキを頂きました、代わりにイノシシの肉を上げる、物々交換です。
最近肉ばかりだったので刺身が食べられるので有難い。
さて猟はもう終ろう、明日少ない罠を撤去しよう。

（氷詰めにしたイサキです）

おまけ。

小雨がたまに降る天気だが西北へ巡回に走る。
最初の罠を見ると、動いた、車を広い所へ止めて少し上るとイノシシが上から突進して来る。
写真を撮ろうと罠の掛かり具合を見ると、危ない指先です、すぐに止めを撃つ。
６０ｋｇ余りのオスです。
先日道の谷側で良いのが獲れた反対の山側でした。
こいつは猟の神さんがおまけにくれたようです、有難く頂きます。
残り3個は異状なし、明日くらいに全部撤去予定です。
帰宅後水に浸けて置き、犬達を遊ばせてやったので今から故郷の同級生のハウスの前の罠を撤去に行こう。

（脂は無いが良く肥えて重たかった）

いつまで続くのか？。

（谷の土手につくしが沢山生えています）
桜も咲きかけてつくしも出た、ワラビも出るしタラ芽も大きくなる、本格的な春が其処まで来ているのにコロナのせいで世の中が落ち着かない。
今はまだ田舎までは来ていないので今朝も山へ巡回に走る。
何処にもイノシシの痕跡無し、狸は4カ所くらい見られた。
最後にOさん宅裏を見ると弾いていた、イノシシよりは荷重が弱い痕跡が踏み金に残っていたがひょっとするとイノシシだったかもしれないので横の罠は残しておこう。
9時過ぎに帰宅、犬達を遊ばせてやる、クマ子が北の尾根付近でイノシシに吠えて居たが10分くらいで帰って来た、トラ子は行かず、どうにか帰宅後買い物に行き牛丼の具（肉うどんの具）を作るために牛のバラ肉と玉ねぎをたくさん買って来た午後に10食分くらい作ろう。

（世の中を映して青空に罰点が付いています）

（巡回中にキジが草むらに居ました）