活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

心外無仏法1

2017年11月23日 | 仏教

「心外無仏法(しんげむぶっぽう)」とは、どんな状態であっても、

その状態しかないということです。

 

「自分の今の心の動き」が「仏法(仏の法)そのもの」なのです。

 

おシャカ様がそのことを人類で一番最初に気が付かれましたので

「仏法(仏の法)」といっています。

 

仮に「Aさん」がそれに気が付いたならば、おシャカ様(仏)と

比べられない「Aさんの法」そのものなのです。

 

ですから、「法(道)」というものは、

「自己の正体を見極めた人のもの」なのです。