伊原監督が休養

埼玉西武ライオンズは、６月４日（水）に伊原春樹監督より休養の申し入れがあり、
了承いたしましたのでお知らせいたします。
次回より、田辺徳雄打撃コーチが監督代行として、指揮を執ります。

というのが埼玉西武ライオンズからのお知らせでした。


伊原監督は今季、１１年ぶりに西武の監督に復帰しましたが、
開幕３連敗を喫するなど、ここまで２０勝３３敗でパ・リーグの最下位に低迷。
会見で伊原監督は、
「普通にやれば優勝できると宣言しながら、期待を裏切った。
　ここで引いた方が、いい風が吹くと思った。」
と説明。事実上の辞任といえる。

西武は昨季５年連続で優勝を逃し、渡辺久信前監督が責任を取り辞任。
後任として伊原監督に再建を託していた。


という記事も。



確かに、動き過ぎてたのと、試合後のコメントに？？？という感想は持ちましたが、
試合をするのは選手です。
監督が成績の責任を取るのは当たり前やと思いますが、
伊原監督が元監督になったからといって、ここまでの成績がリセットされるわけでは
ありません。

借金１３で、パ・リーグ最下位。

監督が代わってもこの成績を残してきた選手たちが変わるわけでもありません。

もうとっくに常勝軍団でもないし、強豪でもないです。
５年間も優勝から遠ざかっている古豪でしかありません。

まして、ソフトバンクの秋山監督、マリーンズの伊東監督と、
ライオンズ黄金期を支えた名選手が他のチームで監督をしています。
常勝ライオンズ以降の主力だった選手やコーチが、
他チームのコーチをされている数をみれば、パ・リーグでライオンズ
だけが細かい野球を出来ていた頃とは違います。
イーグルスには森山コーチや鈴木コーチ、
マリーンズには立花コーチや清水コーチ、
ホークスには笘篠コーチや郭コーチ、
バファローズには高山コーチ、
ファイターズには大塚コーチ、
ジャイアンツにも小関コーチや豊田コーチ、
タイガースにも元々タイガースの選手だったとは言え吉竹コーチ、
カープには植田コーチと青木コーチ、
ドラゴンズには森コーチや辻コーチ、
スワローズには福地コーチ、
が今季のコーチとしていらっしゃいます。


浅村選手も６月５日に登録抹消されてしまいました。
残された選手でやっていくしかありません。
気合を入れ直して交流戦の後半戦を、
（特に前半戦で２連敗した相手には）
勝ちに貪欲に戦って欲しいと思います。




今日６月６日（金）は１８時から東京ドームでの
ジャイアンツ戦３回戦です。

予告先発は、

Ｌ　菊池　雄星　投手　左投　　９試合２勝６敗０Ｓ、防御率 4.14
　　　　　対ジャイアンツ戦　　１試合０勝０敗０Ｓ、防御率 1.80


Ｇ　菅野　智之　投手　右投　１１試合７勝２敗０Ｓ、防御率 1.56
　　　　　　対ライオンズ戦　初登板　

と発表されています。
ジャイアンツには前回ホームで２連敗。
この借りは２連勝して返しましょう。
選手の皆さんはこっからやらな話になりません。
少なくとも同一カード４連敗は避けて下さい。
そのためにも、この試合は必勝でお願いします。