名前をなくした女神 第６話 ＊感想＊

＊　名前をなくした女神 「遊園地の謎が今！最大の危機が来る」　＊　　番組ＨＰ

サブタイトルにもったいぶって掲げられた“遊園地の謎”なんぞには　あんまり興味はないし
第１話に入れられていた思わせぶりな遊園地の映像も　視聴者を煽る気満々なトコロが好きじゃなかったのだけど
遠足を楽しみにする子供たちの可愛らしい様子の中に不穏な空気を感じさせるサスペンスタッチの演出には
思いのほかワクワクと惹きこまれてしまった感じがするわぁ。
結局こうして今回も　まんまと製作側の意図にハマってしまうのね・・・。

さてさて今回も　イヤなトコロをこれでもかっ！と見せてくれた　ちひろの夫・英孝（高橋一生）。
ホントに最悪な男なんだけど　かなりいい味をタップリと見せてくれていて楽しめたなぁ。
そしてもう一人の最悪な男であるレイナの夫・功治（平山浩行）。
面白味のあるキャラとして確立されている英孝よりも　
母親と彩香（小林星蘭）の前で平然と裏切り行為を働く功治の方に　よりムカついてしまうから不思議。

心が不安定な母親の顔色を終始窺い　楽しみしていた遠足にも行けなくなる爽（長島暉実）　
真央（倉科カナ）が借金返済のために働きにでることになり　一人淋しく留守番をする羅羅（谷花音）
母親の過剰な期待を背負い　父親と愛人　その娘が醸し出す微妙な空気を敏感に感じ取る彩香と
親に振り回される子供達の様子が描かれた第６話。
幼稚園のママ友たちの日常を描くドラマだから　子供たちにも焦点が当たるのは当然のコトだと思うのだけど
やっぱり　悲しい顔や淋しそうな表情を浮かべる子供たちを見るのは　辛いものがある。
あんなに手の込んだお弁当を　あの狭い庭で食べなくてはならない爽の気持ちを思うと切ない・・・。

次回も　何やらイロイロと（面白そうな）展開が待ち受けていそうで　楽しみっちゃあ楽しみなんだけど
面倒な（そして楽しめる)ゴタゴタは　出来る限り大人の世界だけでやってくれないものかしらねぇ。　　

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