ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

観光に関する検討会

2008-01-28 10:13:37 | Weblog
数日前に「観光に関する」検討会が宗谷支庁の主催で開かれ、私も初めてそのような場に参加した。宗谷支庁が進めてきた事業を検証する事と、観光素材となのモデルルートを作成するにあたっての検討会のようだった。

私自身、検討会の内容を理解しないままでの参加であったために十分に論議に参加したり、自分の考えを述べることは出来なかった。
2年前に観光素材の実施検証なる評価が行われており、その中に私の体験施設「ぶんちゃんの里」も含まれていたのは驚いた。
項目に沿った評価は決して悪いものではなかったことは良かったと思った。

検討会でも述べられていたが、昨今の観光客の入り込みの特徴はバス等によるツアー的なものから、家族や個人型へと変化してきたという。それに対応した受け入れ態勢とニーズに答える内容の充実が求めれれるとおもう。

その一つは地元の資源を生かした体験だと思う。自分のやっている酪農体験などは大いに発展出来る要素をもっていると、勝手に思っている。
しかし、なかなか発展しない。やはり取り組みが「ヘタ」なんだろうとつくづく想うがそれほど不満には思っていない。
なぜなら、本業は酪農であり、その中に組み込まれた一つの消費者交流の体験という認識だからだ。

今、農業体験は子どもたちの成長にとって重要に位置づけられていると言っても過言ではないと思っている。そのひとつの現れに、高校生などによる酪農体験等を修学旅行に取り入れていることや新年度から国が始めようとしている、「こども農漁業体験プロジェクト」なるものがある。

私は、酪農体験等に訪れた家族や子どもたち、若者に「酪農を通しての食や命の大切さ」を声を大にして伝える。「本来動物の乳は、自分の子に与えるもの、牛のお乳はみんな人間が頂く。雄牛が生まれると売られ、殺され人間に焼き肉にされる」「牛から命を頂き、私達は生きている」という話しを真剣に聞いてくれる。

酪農経営を守りながらではあるが、酪農体験の人々がもう少し増えるように頑張らなくては・・・。

観光に関する検討会・・・。初めて参加してみたが、観光産業として発展させるために、もっともっと全体を検証しビジネスとして確立させるひつようがあることを感じた時間であった。

コメント
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