レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

来月出る文庫  女人謙信

2014-09-14 07:26:10 | 
来月の文庫新刊を点検する。
光文社古典新訳文庫の『感情教育 上』byフロベール  名前しか知らん小説。図書館に入れば読もう。
三浦しをん『木暮荘物語』 買うかどうか未定。
マイケル・バー=ゾウハー『モサド・ファイル』  図書館頼り。
井上靖『おろしや国酔夢譚』新装版  買うとも! うちの押入れにあるかもしれんけど。
岩波文庫の『森鴎外椋鳥通信 上』池内紀  とはなんだろうか?
光人社NF文庫『ドイツ国防軍情報部カナリス提督』は気になるところ。


 図書館で『女人謙信』by篠綾子(文芸社文庫)を読んだ。
 長尾為景の妻が懐妊し、毘沙門天の夢を見た。跡継ぎの晴景は頼りないので強い男児を望んでいたが、生まれたのは女児、失望した為景は虎千代と名づけて男として育てさせた。賢く強く育った虎千代、のちに景虎は、信濃にお忍びで視察に行き、信玄の作らせた温泉で、たくましい若者と出会う。
 うわ~うわ~、『ベルばら』に『BASARA』! (動揺した気持ちで琵琶の弦を切ってしまう場面は「G線」をどうしても連想する) コバルトやホワイトハートにあっても違和感なし。
 サトケンの『女信長』は強烈でエロいが、こちらはそういうわけではない。驚くほど少女マンガである。

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