レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

独身で意外?

2018-06-30 09:31:58 | 歴史
 mixiに引用された記事から。


 誰もが知る有名人の中には、結婚することなく生涯独身を貫いた人も少なくありません。そこで今回は、実は生涯独身だったと知って意外に思う有名人について探ってみました。

1位 長谷川町子
2位 宮沢賢治
3位 上杉謙信

1位は「長谷川町子」!
『サザエさん』の作者でおなじみの長谷川町子。若き日の長谷川町子のルックスはサザエさんにそっくりだとも言われています。父親を早くに亡くしており、10代の頃から漫画家として活躍しています。
そんな彼女の代表作である『サザエさん』は、ひとつ屋根の下で巻き起こる大家族の明るく楽しい日常を描いたもの。長谷川町子自身も結婚して子どもがいると思っていた人が多いようですが、彼女は生涯独身を貫き、72歳で亡くなりました。

2位は「宮沢賢治」!
詩人、童話作家として活躍した宮沢賢治。彼の作品が教科書に掲載されることも多く、彼の名前を知らない人はいないと言っても過言ではありません。
童話作品『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』や、彼が亡くなった後に発見された遺作のメモ『雨ニモマケズ』はあまりにも有名。子どもが楽しめる童話を数多く輩出したこともあり、彼自身も結婚していると思っていた人が多数。しかし彼も生涯独身、37歳の若さでこの世を去っています。

3位は「上杉謙信」!
戦国時代、越後国の大名として名をはせた上杉謙信。戦では最強と言われていました。
戦国武将といえば妻を迎えて子孫を残し、家系を絶やさないイメージが強いだけに、 独身だっ たと知って驚いた人が多く、上位にランク・インしました。

 このように、結婚しているイメージがある有名人だからこそ、実は独身だったと聞いてそのギャップに驚いた人が多数。気になる4位~58位のランキング結果もぜひご覧ください。
 みなさんは、どの有名人が生涯独身だったと知って驚きましたか?

調査方法:gooランキング編集部が「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
有効回答者数:500名(20~40代男女:複数回答)
調査期間:2018年4月11日~2018年4月11日

4位以下は

4位 レオナルド・ダ・ヴィンチ 芸術家 67票

5位 宮本武蔵 剣術家 67票

6位 ココ・シャネル ファッション デザイナー 60票

7位 吉田松陰 武士、思想家、教育者 45票

8位 淀川長治 映画評論家 43票

9位 エリザベス1世 イングランド女王 41票

10位 ヘレン・ケラー 教育家、社会福祉活動家、著作家 35票

11位 31票 アイザック・ニュートン物理学者、天文学者、数学者、自然哲学者 
    正岡子規 俳人、歌人、国語学研究家

13位 平賀源内 本草学者、地質学者、医者など 30票

14位 小津安二郎 映画監督 27票

15位 26票 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 作曲家  
      井伊直虎 遠江井伊谷領主 
       ジャンヌ・ダルク 聖人

18位 マザー・テレサ 修道女 22票

19位 西園寺公望 政治家 21票

20位 空海 僧

21位 19票ウィルバー・ライト ライト兄弟/動力飛行機発明者 
   ルイス・キャロル 数学者、写真家、童話作家など

23位 ホー・チ・ミン 革命家、政治家 18票

24位 ハンス・クリスチャン・アンデルセン 童話作家 17票

25位 16票 フランツ・ペーター・シューベルト 作曲家 16票
    ミケランジェロ・ブオナローティ 芸術家
    津田梅子 教育者

28位 14票 オービル・ライト ライト兄弟/動力飛行機発明者 
   フランツ・カフカ 小説家  
   フローレンス・ナイチンゲール 看護師

31位 ヨハネス・ブラームス 作曲家 

32位 フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ 哲学者 13票

33位 12票 伊藤若冲 画家
       称徳天皇 第46代・48代天皇

35位 フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ 画家 11票

36位平沼騏一郎 政治家 10票

37位  9票 エドガー・ドガ 画家
      ブレーズ・パスカル 数学者、物理学者、哲学者

39位 8票 ギ・ド・モーパッサン 小説家
       ロバート・ボイル 哲学者、化学者、物理学者など

41位 7票 
 イマヌエル・カント 哲学者
 ルネ・デカルト 数学者、哲学者
 市川房枝 婦人運動家、政治家
 スタンダール 小説家
 エリック・アルフレッド・レスリ・サティ 作曲家
 ハワード・カーター 考古学者

47位 6票 最澄 僧
   ラファエロ・サンティ 画家
   ジョージ・ガーシュウィン 作曲家

.50位 5票 ジャコモ・カサノヴァ 術策家、小説家
     信松尼 松姫/武田信玄息女
     道元 僧 
     ニコライ・ヴァシーリエヴィチ・ゴーゴリ 小説家
     アルトゥル・ショーペンハウアー 哲学者
     アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 画家
     メアリー・スティーヴンソン・カサット 画家
     ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル 作曲家

58位4票    ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ数学者、哲学者   
       セーレン・オービエ・キェルケゴール 哲学者
       ジェーン・オースティン 小説家


引用終わり。

 まず上位3つから。長谷川町子や宮沢賢治のように、家庭もの・児童もののイメージの強い人がここに挙がるのはわかる。しかし、謙信!?ライバルの信玄が、相手が男女とも華やかなこととの対比でいっそうカタブツ独身のイメージが強いだろうと思っているので信じられん結果である。

 エリザベスといえば「処女王」(愛人いたけど)、「国家と結婚している」発言。
 ジャンヌ・ダルクは通称「ラ・ピュセル(乙女)」、むしろ、どうして彼女が結婚していたと思えるのかが不思議。
 マザーテレサは修道女だろ・・・。

 ベートーヴェンだのゴッホだの、家庭人として想像できるのかと詰め寄りたいくらいだ。

 いったいどういう形で行われたアンケートなのか、あらかじめノミネートしてあるのか自由に名前を挙げられたのか。

「信松尼」なんてそもそもさほど有名とも思えないし、知っている人ならば「信長の息子の許嫁だったが彼の死後尼になった」というところで覚えているはずだから、独身で意外に思うわけない。

 僧侶の名前がいくつも挙がっていることのほうが何倍も意外である。
コメント (4)
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モネ エルジェーベト 薔薇王訳書 おじさん&ポニテ ベラスケス

2018-06-21 15:31:55 | マンガ
にしうら染『モネのキッチン』1巻
 『踊る!アントワネット様』の次は『前略、パリは甘くて苦いです。』をすかさず連載していたにしうらさん、つくづくフランスに愛があるのだろうと感じられる。
 モネとかマネとかルノアールとか、美術に詳しくない人間でもきいたことのある名前、そういう有名人たちもぞろぞろ登場する。
 かわいい妻子と良き友に囲まれながら、絵を描き、贅沢でなくとも愛に満ちた食を楽しんでいるほのぼの世界。

 モネといえば「睡蓮」。私もスイスで見たことがある。
 99年初夏(だったと思う)、語学学校の旅行はスイスだった。チューリヒとルツェルン。行ったのは多くの見どころのうちのごくごく一部だったげど、その一つはチューリヒの美術館(Kunstmuseum)。『睡蓮』の大きな絵が展示されている部屋があった。それはたいへん暑い日だったのだが、その部屋はひんやりと涼しかった。実際に涼しく保たれていたのに違いないが、あの絵の雰囲気がそれをいや増しにしていた。


Cuevie(キュービー)『エルジェーベト』1巻 講談社
 数か月前にmixiでの紹介記事で知った。シシィを「女傑」と書いてあったので、え!?と思ったが、とりあえず買ってみた。
 ハンガリー独立を目指す娘イーダは皇后の侍女として送り込まれる。
 オビのアオリは
 「こんな皇妃みたことがない!?」「強すぎ!?」「筋トレ!?」「逆ギレ!?」「冷徹!?」
 「飽くなき美しさへの執着、鍛錬で編み出された武技、眩いばかりのカリスマ性、それら比類なさと同居する繊細な精神性・・・。
危険すぎる皇妃と侍女が辿る旅路はウィーン経由ゴモラ行き!」
 作者コメントには
「史実のうち創作に都合のいいものを錨みたいに利用させていただいて、歴史上の実在の人物にこんなことさせていいのかって叫びたいもう一人の自分の口に猿轡かませて、この物語描いてます」
 たしかに、ぶっとんだところはあるけど、全部ウソとは決して言えない。少なくとも次の巻はまだ買う気がある。

 なんで「月刊少年シリウス」連載?なんで少女マンガでやってくれないんだ!?
「半径50メートル」にあきたらない、波乱万丈大ロマンの華麗な世界を求める少女マンガ好きは健在なんだろ、と叫びたい。


 ドイツでのマンガ出版情報サイトThe Incomplete Mangaguide 「The Incomplete MangaGuide」 を久々に覗いてみた。
(左端の目次?の、Homeのすぐ下のAktuelleAusgaben(最新の出版物)をクリックすると、最新刊が表紙つきで出てくるのでドイツ語知らなくてもわかる)
 あ~知らんのばかり・・・と思っていたら、『薔薇王の葬列』が! Requiem of the Rose Kingというタイトル。英語版が先に出ているのだろうかと思ってAmazon検索すると、やはりそうだった。

「薔薇王の葬列 訳書」

 なんとなく、独訳の2巻を買ってしまったよ。コンビニ決済で払ったら翌日に届いたよ、早い!サイズがA5で原書よりも大きい。
 菅野文は『オトメン』(未読)がドラマ化されたりしてけっこう話題になったので、翻訳出版の点でも有利になったのだろうか。なんにせよ、物語の舞台である英語圏でも出ているのは嬉しいことだ。


香日ゆら『おじさんとポニーテール』  竹書房
 「おじさん」と言っているがまだ36才、目下休職中ひとりぐらし男の家に、ひょんなことから女子高校生さつきがたびたびやってくるようになる。男一人(+ネコ一匹)の家に女の子が来るのは人ぎきが悪いので縁側までしか立ち入らせないようにしながら、だんだん彼女のペースに巻き込まれ、その友達まで加わってくる。
 徹頭徹尾色気抜き。
 「まんがくらぶ」はいちおう4コマ誌だろうけど、あまり4コマらしくはない。

 今回は歴史ものでまとめるつもりだったけど、漱石ネタが有名な作者なのでまあいいやと一緒に済ませてしまおう。


 おっと、これを忘れていた、
久世番子『宮廷画家のうるさい余白(ブランカ)』1巻  白泉社
 フェリペ4世のもとで活躍した宮廷画家ベラスケスをモデルにしている。、「アブスブルゴ王家」なんてパロのような名前だけどハプスブルクのスペイン語形だし、史実の『ラス・メニーナス』等をうまく取り入れてある。
 これも「別冊花とゆめ」掲載。休刊のあとのweb版で番子さんは再登場するけど別の連載だそうで、「1巻」のあとはないのだろうか?まあ、話として一区切りはついているけど。
コメント (2)
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辻馬車探偵、ヴィンケルマン、オルツィ、ドイル

2018-06-17 13:55:08 | 
『ロンドン幽霊列車の謎』 ピーター・キング 創元推理文庫 2011年
 「辻馬車探偵ネッドの事件簿」と添えてあるとことを見ると、シリーズ化の予定であったのだろうが、この邦訳が出た時点で原書じたいも新刊であり、本国で続いたのかどうかもわからん。
 別に最新刊というわけではない。
 英語圏仏語圏以外のミステリーを読もうマイ企画がかなり終わりかけて、歴史ミステリーが読みたくなって検索して出てきたものの一つ。
 語り手の「私」ネッドは辻馬車業を営む。乗せた奇妙な客が不自然に姿を消して、死体で発見されて、同業者が容疑者になる。無実を晴らしてやるために同業者たちが協力するが、ネッドは敵対する犯罪者ボス二人の板挟みにもなる。
 ヴィクトリア朝ロンドンが舞台で、実在の人物もちょこちょこと出てくる。堂々たる歴史ものと呼ぶには抵抗があるが、こういう、歴史的背景がある程度意識された、有名人も多少出てくる、この手のものも「歴史ミステリ」と呼ばれているようだ。
 辻馬車、現代ではタクシー、そういう役どころを主人公にすえるという趣向は面白い。


『シニョール・ジョヴァンニ』 ドミニク・フェルナンデス 創元推理文庫 1984
 これも上記の本と同じく、歴史ミステリーを探して出てきた。
 ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマンといえばドイツ文学史で出てくる古代ギリシア礼賛者で、「高貴な単純と静かな偉大」という言葉じゃ常識である。その人物は女帝マリア・テレジアから賜ったメダル目当ての強盗に殺害されたという変死を遂げたとされているが、その真相を推理するという趣向。  でもなんかすっきりしないというか意外性がないというか、肩透かしくったという印象である。


『隅の老人 完全版』バロネス・オルツィ 作品社
 『紅はこべ』が特に有名なバロネス・オルツィの、その次に有名なミステリー『隅の老人』、これまでの邦訳は3冊出たこのシリーズからのセレクトで、これが初めての全訳だというーーとはいえ、数年前の本をいまさら知ったのだけど。
 ところで私は、この作家の名前の表記に関して既に話題にしたことがある。「バロネス」は固有名詞ではなくて男爵令嬢または男爵夫人なのだから、カタカナのままではおかしいのではないかと。
 この本には、ハンガリーの男爵令嬢であるエムスカ・オルツィが牧師の子であるバーストウと結婚したと書いてあるし、他にもそういう説明を見たことがある。
 しかし、モンタギュ・バーストウ男爵と結婚した、と書かれている本もあったのだ。どうも不可解。
 彼女自身が父から男爵位をうけついでいたので「女男爵」(ルイ15世の愛妾が「ポンパドゥール侯爵」であり「侯爵夫人」でないように)、しかし日本語として奇妙なので逃げとして「バロネス・オルツィ」の表記を選んでいるのだろうか。

 
コナン・ドイル『ラウンド・ザ・レッドランプ』 文芸社 2007
 タイトルの「レッドランプ」とは、一般開業医であることを示す看板だそうだ。
 ホームズの作者は医者だった。患者が来なくてヒマだったので金稼ぎに小説を書くようになり、そうしてホームズも誕生したのは有名な話(?)。
 医者絡みの短編集である。
 やり方の古い医者に批判を感じつつも人情としてはそうとばかりも言えないという『時代遅れ』はユーモラス、老兵の過去の栄光を描く『1815年からの落伍者』は哀愁がある。『恋人たち』、若くない夫妻の睦まじさは微笑ましい。
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くろちくの柴犬柄がかわいい。

2018-06-13 08:38:58 | 雑記
「くろちく」

 行きつけの書店でこのごろ、犬や猫や手ぬぐいなど、和柄の品が並んでいる。柴犬のかわいい品、手ぬぐい、トートバッグ、マグカップなどにはつい手を伸ばしてしまう、買わないけど。手ぬぐいはまだ、買ってしまう可能性はある。マグカップ、たっぷりあるから要らない。トートバッグ、充分あるのに加えて、つい先月、同窓会の模擬店で買ったばかりだろ!と己に言い聞かせている。

 上記のサイトでは全部の品が見られるわけではないようだ。

 でもいい感じの品がある店だ。
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「別冊花とゆめ」など、休刊あいつぐ。

2018-06-08 08:53:59 | マンガ
 すでに先月のことだが、「別冊花とゆめ」休刊のニュースがマンガ好きを驚かせた。
 「約40年の歴史に幕」、私はそのうち10年講読した。最初に月刊化した94年、大笑いして読んだことがあるコバルトの氷室冴子『少女小説家は死なない!』のコミカライズが目当てで買い始めた。
 2002年に隔月化、分厚くなったが、自腹で買っているのでなければ読みたくないという部分が増えたと感じ、2004年に大河ドラマ便乗で「プリンセスGOLD」(ネットでは姫金と書かれるが私は勝手にプリGOと略している)が「新選組イヤー」という企画を始めたことを機に乗り換えた。
 なお、本誌「花とゆめ」は、88年『動物のお医者さん』が始まった時から毎号買うようになり、6年で終わって、1,2年後にやめた。佐々木倫子が再登場せず、久々に期待した『天上の愛地上の恋』by加藤知子もさっさと打ち切られた(のちに同人誌を経てメロディで復活)ので。
 私はmixiでの紹介記事で知ったのだが、コメントでは本誌と別冊を混同した人も多かった。
 『ガラスの仮面』が別花に移っていたことは知らなかった。引っ越し先がまだ発表されておらず、作者は続ける宣言していることもその後大いに記事になっていた。

 集英社のレディコミの老舗「YOU」が休刊。
 80年代に出てきた「レディスコミック」というジャンルの草分けの存在ではなかったか。
 私は大学生の時、女子高漫研の友達が数回貸してくれたのを読んだ。巻頭の作品にはベッドシーンありがお決まりだった、でもいま思えばたいしたことはなかった。レディコミ=エロ!過激!と世間でしきりに言われるようになったが、大手はさっさとそういうのとは一線を画した路線にはいり、弱小のところが下品にエスカレートした・・・という印象がある。
 姉妹誌の「オフィスYOU」はかつて名作『陽の末裔』を生んだ。ヤマザキマリ『ジャコモ・フォスカリ』は作者は描く気があって未完状態だが、たとえ、この雑誌がなくなってもあれは再開してほしい。

 『ヘタリア』を商業ベースに乗せた『バーズ』も休刊。全サのために数回買ったことがある。懸賞でイベントパンフが当たった。

 芳文社の「まんがタイムスペシャル」は駒倉葛尾さんの作品のために買っていたが、それが終わったあとも、好きな作品が多いので続けていた。しかし姉妹誌2つが休刊してそこからの引っ越しのために多くの連載が終了、その中に、好きだけど単行本が出ていない2本(『メェ~探偵フワロ』『アテナの初恋』  フワロは巻数なしで1巻だけ出た)が含まれたので、買い続けるかどうか迷いが生じた。とりあえずもう1回買って、・・・やめようと決めた。『ローカル女子の遠吠え』by瀬戸口みづき は大人気で単行本も出るからそれでいい。
 ところが、このまえコンビニで目にしたら、表紙のスミに(表紙のメインは『恋愛ラボ』by宮原るり)りん子さん(『ロー女子』主人公)のセクシーショット、これにつられて買ってしまったよ。

 定期購読マンガ誌がいまない状態で、もし買うならば候補の一つであったプリGOは電子移行、私にとっては休刊にも等しい。
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先日の同窓会

2018-06-01 15:05:35 | 雑記
 『同窓会』というタイトルの連続ドラマが話題になった時期があった。それとは無関係に『最後の同窓会』という単発ドラマもあった、私はこちらは見た、良い話だった。故・根津甚八がたいへん味のあるヤクザだった。

 それはともかく、

 このまえの日曜に、卒業以来初めて、女子高の同窓会に行った。私は漫研に所属していたーーとはいえ、マンガ描いたのは学園祭の時に出す会誌でのリレーマンガを3年間で3ページというありさまで、あとはマンガ談義を楽しむというユルすぎの活動であった。でも、展示等で遅くまで準備した時の心地よい疲労感はいい思い出なのである。

 3月に、私よりも20年近く後輩のOGから、次の同窓会で漫研の集まりを企画している、名簿作成中という案内が来た。それで記憶している限りメンバーの名前等を教えて、そこから、当時の仲間からメールが来たりした。そして同窓会じたい初参加した。

 駅前から学校までの道のりもだいぶ変わっている。女子高卒業してから35年、そのあと近くの大学は26年、そのあとずっと来ていなかったわけではない、学園祭に来たことくらいはあったが、いずれも10年以上は来ていなかった。見覚えのない店、なくなっている店。サーティーワンアイスクリームがなくなっていることはHPで調べてあったが。途中の道にあった図書館がまだあるのかは今回通らなかったので確認できず。大学の、門から見えている部分の校舎がやたらときれいに建て替えられていた。かつては陰気臭さがあったのに。

 受付をすませ、模擬店をまわり、クッキーと紅茶と、トートバッグ(白地に青の花柄、使い勝手も品も良さそうな品)を購入。開会式のあと食堂でお弁当を食べた(味も量も甚だ上品ーーご飯が倍あってもよかった)。在学中に学食はほとんど使わなかったのだが、当時よりも自販機は増えているだろう。

 漫研の部屋で、主催者にあいさつ。過去の会誌を閲覧したり、同学年のIさん、一つ下のHちゃんと話し込んだり。『別冊花とゆめ』休刊だってね、と話をふると、「ねぇ~!」と、既に知っていて、当然の関心事であることを感じさせる反応で嬉しくなった。あのころ(80年代前半)は、ララや花ゆめ、白泉社マンガの、いや少女マンガという世界全体も黄金時代であったと思うし、それと私の漫研時代とは重なっていたことで、「彼らは至福の時代を生きたのであった」という『摩利と新吾』のラストのフレーズが頭に浮かぶのである。

 全部で1ダースくらい来ていただろうか、記念撮影をし、記念誌のために各自半ページくらいのスペースに絵と文を描く。絵を描くのは何年ぶりだろう。下描きもなくいきなりボールペン。少佐女体化キャラ、ああ久しぶり・・・。

 名簿のない状態から、ネット等を頼りにあれだけ企画したKさんどうもお疲れ様~!
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