レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

紫キャベツは危険

2024-01-17 15:38:56 | 雑記
 私は紫キャベツが嫌いだ。食べることは問題ないが、見た目は嫌いだ。濃い紫と白が混じっている様は食べ物として抵抗を感じる。
 かつて国書刊行会で出ていた「世界幻想文学大系」は、表紙が紫キャベツを刻んだような色合いで気味悪かった。
 
 私は千切りキャベツをよく買う。すぐに食べずに数日経った時にはゆでておく。
 このまえふつうのがなかったので、紫が混じっているものにした。それをゆでたら・・・紫が紺になった。青黒い感じがぜんたいにまわってますます気味悪い。
 そもそも、寒色系は食欲増進に向かないと考えられている。でもさっさと食べてしまおう!
 
 色の話のついでに。
 
 ある通販で、「ご要望にお応えして」パジャマの上下セットで下は2つという品があったそうだ。私は逆に、上を2つにしてほしい。
 汗をかいた時、上半身のほうが下よりも汚れやニオイを感じる。だから、パジャマは上だけ替えるということがたびたびある。その結果、上だけ洗濯で色があせてとても同じペアとは思えないようになってくる。
 タンスを物色すると、カドカワ文庫のキャラグッズのふきん(ハンカチ?)が出てきた。「ハッケン君」の柄。それはかまわんけど、地の色が、黄緑に黒がかった感じで渋すぎる。いやそれだけならまあいいけど、さらに、朱色の花(?)模様まで散っている。明るい黄緑とオレンジの組み合わせならふつうだが、これはたいへんイヤだ。どんどん酷使して洗濯しまくって色褪せさせよう!
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カンに障る、シャクに障る

2024-01-14 10:12:37 |   ことばや名前
YouTubeの「まんがアニメの苦手な絵柄」というテーマの動画に、「フルバの絵はカンに障る」とコメントした。すると「シャクに障るじゃね?」というレスがついた。
 癇に障る、癪に障る、確かに字は似ているし、意味もまあ近い。
(「癇癪」という言葉もある)
 「カンに障る」ほうが感情的で理屈じゃない。
 思いつく例文を挙げてみる・
 
・同じくらいの時期に出たマンガ旧約聖書でも、里中版はあちこちあるのに、あずみ版は一部書店にしか置いてないことはシャクにさわる。
・「女性自身」にあずみさんが連載した時は、単行本なんて出るアテがないので我慢して買っていた。しかしその後けっこう有名な作家が連載した時には単行本が出ていてシャクにさわった。
新刊として買ったばかりの本をブックオフで見た時はシャクにさわる。
 
・動画についたコメントを読んでいて、まったく見当違いなことをいつも書いている輩がいるのはカンにさわってしかたがない。
・タイトルの中には間違えやすいものもあるが、『ベルサイユのばら』くらいは難しくもあるまい、ベルバラと書かれると、内容をろくに知らずに偏見だけで言ってる感じで無性にカンに障る。
 
 
 たとえば、ブリッコを不愉快に思っているとする。
 そのクネクネした態度、ベタついた口調にイラっとするのは「カンに障る」だろう、シャクはちょっと違う。
 しかし、そのブリッコがみょ~にチヤホヤされていて不快ならば、どちらかと言えば「シャクに障る」が合うのではなかろうか?
(私自身は近くにブリッコがいたことはない、いたらたぶんイラつくと思うが)
 
「カンに障る」は(たいてい)実害がない。感覚的で、理屈で説明しにくい。「生理的に嫌い」に近い? 「イラっとする」の言い替えとして使える。
「シャクに障る」は、ほかと比べての嫉妬が多い?言い替えるなら「悔しい」か?
 
 「歴史上の美女といえばクレオパトラが必ず出てくるが、美貌の信憑性の高い敵方姉弟が押しのけられていることはシャクに障る」
「山崎晴哉の『総司!』という小説は実につまらなかったが、総司をしきりに美剣士美剣士と書いていたこともカンに障った」
 これらは、まあどちらもアリだけど。
 
絵が嫌いだと言う時に「シャク」は合わないな。
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TVKと柴犬

2024-01-09 14:11:35 | 雑記
 
<A href=(52) 幼獣マメシバ - YouTube>「幼獣マメシバ」</FONT></A>
TVK(テレビ神奈川)で平日朝8時半は、犬や猫の出るドラマを放送することになっているようだ。去年、『幼獣マメシバ』を発見して以来注目している。ここしばらく猫が続いていたが、明日『幼獣マメシバ 望郷編』(このシリーズの最後)が始まるので「毎回」で録画予約した。
 このシリーズと同じ製作陣による『柴公園』には、マメシバの二郎(飼い主)&一郎(犬)がちょこちょこと登場していた。『柴公園』は、それぞれ柴犬を飼っているおっさん3人が公園でだらだらしゃべることがメインである。登場「人」物はほとんど名前が出てこなくて、「ママ友」のように、〇〇パパと呼ばれている。
 最終回では、二郎が母のいるアルゼンチンに行くのでその間一郎を「あたるパパ」が預かることになる。その話し合いに二郎が訪ねていて、「こやつが一郎 抱くがよい」とあたるパパに渡す、その場面で、一郎の脇の下に手を置いて持ち上げて、だからバンザイしたみたいな、ちょっとマヌケなポーズになっていて、それがもうかわいいかわいいかわいい
 もちろん豆じゃない「あたる」もかわいい。
 マメシバはテレビドラマが4作、それぞれに映画版もあって、『柴公園』も映画がある、これらも放送してくれ。
 
 TVKといえば、21年に始まった『らんま2分の1』は年末に終わった。日曜夜の7時台はもうアニメの枠でなくなったのだろうか。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平常心で元日

2024-01-01 13:17:28 | 雑記
Prosit, Neujahr!
 
 思っていたより早く年賀状が届いていた。出していない人から来ていたら返事を書いて投函しに出かける予定だったが、幸か不幸かそれはなかった。それのなにが「不幸」かといえば、ーー今回は年賀はがきを買いに郵便局へ行くのが面倒でコンビニで買ってすませた、5枚組×4種類。1セットがまるまる未使用なのである(年に1度の挨拶を、クリスマスカードか暑中見舞いで代えている相手も1ダースくらいいる)、それがちょっと悔しいのである。
 
 『あたしンち』で、みかんがテレビ欄を見て「なんもやってない」と思うシーンがあった。自分の見たいような番組は、というのが正確なところ。この気持ちはわかる。
 年末年始は特番が多くて通常の放送とは違うので、「なんもやってない」を思い出す。でもBS松竹東急で「A Table!歴史のレシピを作ってたべる」を今日まとめて放送するので「なんも」とは言えないか。去年NHK第2の「歴史再発見」で「偉人と食で旅する世界史」をやっていた人の著書が原作である。
3日は『国盗り物語』のドラマもあるのだ、どうしようかな。
 
 きのう年越しそばを食べた。今夜は「年明けうどん」、先月の頂き物の上等なうどんを使う。
 
 ウィーンフィルを少し見て(もちろん録画はしてあとで見る)、入浴して、そのあと『相棒』かな。
 
翌朝付記。
地震はこわい。
避難所は寒いだろう。少しでも早く事態が改善されますように。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする