レーヌスのさざめき

レーヌスとはライン河のラテン名。ドイツ文化とローマ史の好きな筆者が、マンガや歴史や読書などシュミ語りします。

世界の歴史、学習マンガと「歴史系倉庫」

2016-10-12 14:01:38 | 歴史
「学研まんが NEW世界の歴史」
「学研まんがNEW日本の歴史」

 学習まんがの歴史・伝記はけっこう視野に入れていることはたびたびここでも話題にしている。
 こういうのは図書館でも置いてあるので、思いついた時に活用する。
 学研から出た世界史の全12巻のうち、ギリシア・ローマの巻は購入して(オクタヴィアヌス好きでもクレオパトラ好きでも納得できる内容だと思う。オクタ&アグリッパのコンビ推しも)、そのほかを借りて読み、あと2冊。今年出たばかりなのでけっこう借りられている。わりにマイナーな2か所にある。地元の子供たちだろうか。
 3巻の中国史は、担当者が「河伯りょう」、光栄の「爆笑シリーズ」でよく見ていた名前だ。「北欧神話」はいまでも本棚にある。書き文字、確かにこれだった、懐かしい。ほかにも児童書のイラスト担当しているということなので読んでみたくなった。
 フランス革命の巻の「東園子」は、学習マンガでよく見る。比較的少女マンガの絵。
全巻同じ作家が描いているムロタニツネ象版を別にすると、フランス革命の巻は、少女マンガ的な絵の人が描いている、2002年に出た集英社版(笈川かおる)、大昔の中央公論社の手塚治虫監修版(原のり子)。ベルばらの影響か?いつか角川も出すだろうか、その時の人選が楽しみである。

「学習まんが 日本の歴史」
まえにも触れた、集英社から新しく出る日本史、マンガ本文の担当者名も出てきたのでまた貼っておく。表紙のほうが有名人なのは、作品名がこちらだけ添えてあることからしても露骨である。何冊か描く「海野そら太」って、三浦しをん『風が強く吹いている』のコミカライズした人だろう、ほかにも、ちゃんと作品の知られた人はいるだろう、そちらは記載しないのかい?

 でも、上記のあれこれよりもたぶんこちらのほうが面白い↓
「世界史の問題児たち」
 (どのレビューが私の書いたものかはわかるよね)
 「序」にクレオパトラを置いてあるけど、オクタ&アグのコンビは登場。「忙しくなるぞアグリッパ」「今まで暇だったことがあるかよ」嬉しそうなアグがさりげなくかっこいいぞ。
 私の買った書店では「サブカルチャー」の棚にある。世界史の棚のほうが適切だろ。
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