読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

コージーミステリーとは

2005-01-05 | その他
コージーミステリーという言葉をご存じだろうか? 

海外ミステリー事典』によると”コージーとは「居心地のよい」「暖かい雰囲気の」「くつろいだ」というような意味で、(中略)恐ろしい事件が起こっても、それが解決すると再び平穏な、心地よい日常生活に戻っていけるという安心感に支えられたミステリー”のこと
欧米ではTea&Cake(お茶とケーキと共に楽しむ)ミステリーとも言うけど、日本ではユーモア・ミステリーとなっていることが多いかなぁ

私がコージーミステリーに最初に出会ったのは【シャーロット・マクラウド】のセーラ・ケリングシリーズの『納骨堂の奥に』だったと思う。続けて同じ【シャーロット・マクラウド】のピーター・シャンディ教授シリーズの『にぎやかな眠り』ですっかりコージーミステリーにはまってしまった。

以下、今現在出版されるのを待ちわびて追いかけているシリーズは
【アリサ クレイグ 】(シャーロット・マクラウドの別名)ディタニー&オズバートシリーズ『山をも動かす』
【   〃    】マドック&ジェネットシリーズ 『殺人を一パイント』
【リリアン・J・ブラウン】シャム猫ココシリーズ『猫は手がかりを読む』
【キャロリン・G・ハート】アニー・ローランスシリーズ『舞台裏の殺人』
【ダイアン・デヴィッドソン】クッキングママシリーズ『クッキング・ママは名探偵』
【ジル・チャーチル】ジェニー・ジェフリーシリーズ『ゴミと罰』
【ジョアン・フルーク】「お菓子探偵ハンナ」シリーズ『チョコチップ・クッキーは見ていた』
【コリン・ホルト ソーヤー】海の上のカムデンシリーズ『老人たちの生活と推理』
【ドナ アンドリューズ 】鳥シリーズ『庭に孔雀、裏には死体』
【ジェリリン ファーマー】ケータリング探偵マデリンシリーズ『死人主催晩餐会』
【キャサリン・H・ペイジ】フェイスシリーズ『待ち望まれた死体』

こうしてみるとシリーズになっているものが多く、登場人物は少しずつ成長し、変化していく。
それがまた楽しみのひとつ

日本ではあまりコージーミステリーという言い方はしないように思うけれど、『日本ミステリー事典』によれば「狭義には、家庭内を主な舞台に、夫婦・親子・隣人問題などを扱った推理小説を指す」とある。
【若竹七海】はコージーミステリーを意識している数少ない日本人作家と言えるのかな『ヴィラ・マグノリアの殺人』

重い澱を心の中に残すのではなく、軽いユーモアとペーソスを楽しみたいときに、どうぞお試しあれ!
でも甘いばかりではありませんぞ!ご用心!


コージーミステリーの本屋さん


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