読書日記☆こんな本読んでます

2004年1月からの記録です。
この頃積ん読が多くっていけません....

ヨーロッパ退屈日記

2009-10-14 | その他
ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫)
伊丹 十三
新潮社

このアイテムの詳細を見る
『1961年、俳優としてヨーロッパに長期滞在した著者は、語学力と幅広い教養を武器に、当地での見聞を洒脱な文体で綴り始めた。上質のユーモアと、見識という名の背骨を通した文章は、戦後日本に初めて登場した本格的な「エッセイ」だった。山口瞳は本書をこのように推した。「私は、この本が中学生・高校生に読まれることを希望する。汚れてしまった大人たちではもう遅いのである。 』


中学のころ伊丹十三に心酔していた。
彼の理想の女性像を読んで、それは私だと確信していたものだ。(そんな女の子は多かったには違いないが)
今もって彼の文章を思い起こさず目玉焼きを食べることはできない。

当時本書は読んだことがなかったのだが、この年になってもやはり彼は素敵だと思う。
非常に残念なことに、彼のその美学美意識が彼の急逝を呼んだことを思うと、粛然とせざるを得ない。



Comment    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ディナーで殺人を 下 | TOP | 苦いオードブル »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | その他