ヒガンバナ科のヒガンバナです。
中国原産の多年草、古い時代に米作りとともに日本へやってきたようです。
秋の彼岸頃に花をさかせるので「彼岸花」とよばれます。
別名「曼珠沙華」は仏教用語でサンスクリット語からきているそうです。
地中に球根を持ち養分を蓄えています、この養分で秋になると花茎をのばし花をさかせます。
花のあと花茎は枯れて、ニラのような緑色の細長い葉がのびて、春になるまで養分を蓄えるのです。
花茎から6個の花がさきます。紅色の花弁は細長く逆向きになるまで開きます。
長い花糸を持つ雄しべも6本少し上を向きます。
雄しべと思われる中に、花粉の入ったやくを持たないのが雌しべの1本です。
花がさいても種はできません、種の着くものを売らなかった中国商法は太古の昔から変わっていません。