トウダイグサ科のトウダイグサです。
本州より南に分布する越年草、房総の日当たりの良い場所で花がさいています。
葉は互生、先のとがった丸い葉がつきます。
1本のクキは先端で5枚の葉が輪生(りんせい)して、輪生した葉の付け根からクキが5本に分かれて花がつきます。
緑色の葉の中に黄緑色の花なので良く見えないね。
総苞葉(そうほうよう)とよばれる花をつつむような葉の中に、すきとおったツブツブのように見えるのが花です。
総苞の中にはいくつかの花があります。花のわきに見える球が受粉した果実です。
名前の「トウダイ」は、船の航路を示す灯台ではなく、電気の無い時代に皿に入れた菜種油を灯して灯かりにした灯かりの台という意味の灯台です。