シソ科のムラサキシキブです。
北海道から本州、九州、四国、沖縄で見られる落葉低木です。
葉は対生、先のとがった卵型でふちにはギザギザがあります。
ふちのギザギザは全部にあります、同じなかまの「コムラサキ」は葉の付け根から中央までギザギザはありません、これが見分け方になります。
葉の付け根から花クキが出て、うすい赤紫色の花がたくさん集まってさきます。
花は筒形で先は4枚に開きます、黄色く見えるオシベは4本、白くて長いのはメシベです。
紫色の花がさき、紫色の実がつくのでムラサキシキブと名前がついたそうです。