Bark Yellows(バークイエロース)

学生時代に結成、今年50年目の4人組。American Folk SongのCoverをやってます。

Moon River

2019年12月13日 | Song(K・L・M・N・O)

Andy Williams

The Lettermen

Breakfast at Tiffany’s(ティファニーで朝食を』は、Audrey Hepburn(オードリー・ヘプバーン)主演で1961年に制作されたパラマウント映画の作品で米国のTruman Capote(トルーマン・カポーティ)による中編小説が、映画化されました。ニューヨークを舞台に、自由奔放に生きる女性主人公を描かれました。Truman Capoteは、Marilyn Monroe(マリリン・モンロー)を主役にすえることを条件に、映画化を了承しましたが、出演オファーを受けたMonroeは、娼婦役を演じることが女優としてのキャリアにマイナスになると考え、出演を断りました。セックスシンボルと呼ばれることに強い抵抗を感じていたMonroeは、これ以上、イメージが固定化することを嫌ったとされています。こうして、まったく個性の異なるHepburnが主演を務めることになりました。「そして、Moon River」は、Hepburnが劇中で歌うためJohnny Mercerジョニー・マーサー)作詞・Henry Mancini(ヘンリー・マンシーニ)作曲で、声域が1オクターブと1音しかない彼女ののために書かれました。映画とともにこの曲も大人気となり、彼女の声の入っていない曲が同年にシングルで発売され、全米最高位11位、1961年のアカデミー歌曲賞を受賞しています。また、グラミー賞では最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀編曲賞の3部門を受賞しました。なお、詞題の「Moon River(月の河)」とは、架空の河の名ですが Moon Riverを擬人化して、「私の一番大切な相棒と見做し」、また、Rainbow’s end(虹の終わり)」も分かりにくい表現ですが、古来欧米では虹の端には宝物があると信じられており、「幸福になる」とか「夢が叶う」とかの意で使われる慣用句です。1962年、Andy Williamsが曲を収録したアルバム”Moon River And Other Great Movie Themes”が大ヒット、彼の代表曲となりました。1992年にこの曲から命名した、2054席を擁する「ムーン・リバー・シアター」をミズーリ州ブランソンに自ら設立し、この劇場を本拠地として、2011年までライブ・パフォーマンスを続けました。

1963年、Pat Booneはアルバム”Pat Boone Sings Days Of Wine And Roses”、1965年、The Anita Kerr Quartet(アニタ・カー・クァルテット)はアルバム”We Dig Mancini”、1966年、The Lettermenはアルバム”A New Song For Young Love”に曲を収めています。

Henry Mancini

映画『Breakfast at Tiffanys』  歌;Audrey Hepburn 

Moon River
Moon River,
Wider than a mile:
I’m crossin’ you in style
Some day.
Old dream maker,
You heart breaker,
Wherever your goin’,
I’m goin’ your way:

Two drifters,
Off to see the world,
There’s such a lot of world
To see.
We’re after the same
Rainbow’s end
Waitin’ round the bend,
My huckleberry friend,
Moon River
 and me.

ムーン・リバー、
1マイルより広いけど
私はあなたを立派に渡ってみせる
いつの日か。
夢をくれたり、
心を打ち砕いたり、
どこへあなたが行こうと、
私は一緒に行く

ふたりの流れ者が、
世界を探しに出かける
こんなに、たくさんあるから、
見なきゃいけない世界が、
我々は同じ虹の端を追い、
あの曲がり角あたりで待っている、
私の一番大切な相棒
ムーン・リバー
と私
Pat Boone

The Anita Kerr Quartet




最新の画像もっと見る

コメントを投稿