心のままに

おもいを言葉に

老いて心は

2024-03-29 13:33:49 | 日記

 

  老いて心は 

  物事への関心が おぼろになっていく

  さざ波のように ささいな出来事は

  何事もなく 通り過ぎていく

  しかし 心の中心部分は

  いきいきと 鼓動している

  心は 母なる自然の 

  奥深くより 寄せ来る

  大いなる波動に 呼応していく

  永遠なるものの 中に

  命のふるさとの 中に

 

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  芸術家としての命を 

  本当に生きている人と 問われれば

  草間彌生を 思い浮かべる

  小澤征爾は 死んでしまったけれど

  悲しいことに 詩人は

  誰一人 思い浮かべることができない

  遥か 啄木を除いては

 

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