最近、私のブログを訪れる人の中に”薪ストーブ コメリ”という検索ワードで来られる方が目立つような気がします。
すでに春を迎える今日この頃、いまさら薪ストーブを設置するわけでもないと思うのですが、たぶん来年の為に今から準備したい、ついては、あの安価なコメリの薪ストーブの評価を知りたい・・という事なのかもしれません。
そういう貴兄に、私からのコメント
コメリのストーブ(tbi-605A)は 買い でした、と言っておきます。
でしたと言う過去形は、現在も在庫があるのかどうか解らないからです。
(ネット検索なら tbi-605A は”有り”でしたが、コメリ内の薪ストーブ検索では tbi-605A はピックされませんでした)
もちろん条件がありますよ。
真冬日の無い暖地で、年あたりの使用期間が3ヶ月程度。
半年もガンガン薪を焚く生活では、私自身の経験(関西圏での)がありませんので性能評価はできません。
また他の品番商品の評価もできません。だって使った事ないもん。
それと評価も満点ではありません。
人間なんにつけてもわがままなもので、ああだったら良いのにとか、こんなのが欲しかったとか・・必ず後から文句が出てくるものです。>そこのあなた!
ともかく二回の冬を越えての良かった処
・本体価格が3万円を切ってますから、初期費用が押えられた。
・安価なのに クリーンバーン機能 が採用されている。
何といってもこれらの利点でしょう。
煙突側にはダンパーも付いてますし、皆が薪ストーブをイメージする耐熱ガラスの焚口であること(炎が見えると見えないとでは癒され方が違います)、入手し易いφ106タイプの煙突を使える事、かつ煙突の順差し・逆差しが選べるアダプターが付いている事などなど。
但し、この煙突について二通りの考え方があると思います。
黒い色をした断熱煙突を望む人も居られるし、ストーブ屋さんと言われる人はこちらを勧めるでしょう。
それは、
黒い色がストーブ全体のデザインとしてマッチしている事。
煙突に触れた場合の火傷や火災の被害を低減できる。
煙突内部の結露を防ぐ。
但し、ものすごく高額です。
それに対して、私のような人もいるのです。それは、
室内に煙突を露出させるので、より室内の空気を効率よく温めてくれる。
内部結露は(いわゆる木酢液)集めて木酢液として園芸に利用する。
(灰も もちろん 園芸に利用します)
あと、小型で壁側設置を考慮したデザインであること。(暖房面積約15~20坪)
それはストーブの背中側にバッフルボードがあり、背面側の熱量を低減するような仕掛けがあるのです・・が、このへんから少し私のわがままが出てきます。
ストーブの平面は小判型ですから、薪は横にして燃やす必要があります。
その昔、卵型の鉄板製ストーブを使った経験のある私には、なんとなく違和感・・燃焼途中で薪を組み替える時など・・正直なところ、ちょっと不便です。
ですから太い薪や長い薪は使えません。
まぁ 当たり前と言えば当たり前のことですが、長さは30cm以下、太さも大人の腕以下に整えたほうが良いでしょう。15cmくらいの短い物もあると、それを枕にしてストーブ内部で薪をハの字に組めるので便利です。
これが暖炉のような設備でしたら、太い丸太をドンと置いて、チロチロ燃やすなんて芸当が可能なんですけどネ。関西なら、そんなにガンガンとスキー場の山小屋のように燃やす必要はありません。一度燃やせば後はチロチロ、赤子なくとも蓋開けるな! ですよ。一昨年だったか訪問した暖炉のあるお家はそうでした。
実際の処、ストーブの調整って意外と難しいのです。
ストーブ生活の経験がない火人・・もとい、家人は、よく失敗しています。
コツはというと、ある程度一気に燃やしてロストルいっぱいの オキ を作る事です。
そうすれば後は薪を一本くべる程度でゆっくり燃えてくれます。
次の薪をくべるタイミングはオキが無くならないうちに。
余熱があるので、オキが少なくても点火するはずです。
オキが少なくなったら薪の数を増やしてオキを作ります。
ともかくオキの様子で判断すると薪ストーブの扱いは上手になるはずです。
我が家の広さは、一階が8.5坪、吹抜けでつながるロフトが9坪ほどで計17.5坪ほど。
このストーブの熱量で十二分にあります。
開口部がペアガラスである事や壁の断熱材がアイシネンであることも幸いして、朝の数時間と夕方から数時間燃やすだけで部屋中、洗面でもトイレでもヒートショックの無い生活ができました。
ただ、外へ出るときはというか、旧来のお家を訪問すると正直なところ堪えます。
別な意味で、私たち夫婦は ふぬけな生活 に慣れてしまったのかもしれません。
うちは建築廃材を薪として使っています。
これはあまりお奨め出来ません。なぜなら建築廃材は桧、松、杉、米松などの針葉樹なのでススが多くでます。また燃えるときの香りもよくありません。いわゆる火事場の臭いなんですよね。
それと灰から釘が出てきます。ですから灰をいきなり畑に播く事は避けたほうが無難です。
なのにどうして廃材を使うか?
それはタダで手に入るからです。今のご時世、廃材は産業廃棄物ですから皆さん処分に困っているのが実情で、家を建て直している現場があれば、近くの人に「く・・ください!」と言えば「おー何ぼでも持ってけ!」と喜ばれますよ。運ぶには実費がかかりますけど。
でも機会があれば里山などから広葉樹など頂きたいです。ヨロシク
薪をくべるときなどには、どうしても煙や煤が室内に出てしまいます。これを早めに放出する天窓などがあると便利なので、もし新築をお考えなら煙出し窓としての天窓も考えてみてください。
12月から使い始めて2月いっぱい(3ヶ月)で、煙突掃除が必要になるでしょう。
うちもソロソロお終いの時期で、燃え方も少し悪くなったかな?という程度です。
炊き付けに紙を使うのもいけないと言われます。でも私はまったく気にせず、折り込み広告などを炊き付けに使ってます。
薪ストーブなんてものは元々ワイルドな生活を送るためのものじゃないのでしょうか。ススが舞うからとか薪に虫が付いているからとか、そんなこと言ってちゃ使いこなせませんヨ。
ただし、ゴミ焼却炉のようにビニールや鼻をかんだティッシュなどを燃やしちゃいけません。
これはストーブに対する冒涜ですよ・・ちょとオーバーかな?
右欄にあるカテゴリー、ストーブも参考にしてください。
←押してくれると励みになります
ホンマ製も安くなってきてますね
すでに春を迎える今日この頃、いまさら薪ストーブを設置するわけでもないと思うのですが、たぶん来年の為に今から準備したい、ついては、あの安価なコメリの薪ストーブの評価を知りたい・・という事なのかもしれません。
そういう貴兄に、私からのコメント
コメリのストーブ(tbi-605A)は 買い でした、と言っておきます。
でしたと言う過去形は、現在も在庫があるのかどうか解らないからです。
(ネット検索なら tbi-605A は”有り”でしたが、コメリ内の薪ストーブ検索では tbi-605A はピックされませんでした)
もちろん条件がありますよ。
真冬日の無い暖地で、年あたりの使用期間が3ヶ月程度。
半年もガンガン薪を焚く生活では、私自身の経験(関西圏での)がありませんので性能評価はできません。
また他の品番商品の評価もできません。だって使った事ないもん。
それと評価も満点ではありません。
人間なんにつけてもわがままなもので、ああだったら良いのにとか、こんなのが欲しかったとか・・必ず後から文句が出てくるものです。>そこのあなた!
ともかく二回の冬を越えての良かった処
・本体価格が3万円を切ってますから、初期費用が押えられた。
・安価なのに クリーンバーン機能 が採用されている。
何といってもこれらの利点でしょう。
煙突側にはダンパーも付いてますし、皆が薪ストーブをイメージする耐熱ガラスの焚口であること(炎が見えると見えないとでは癒され方が違います)、入手し易いφ106タイプの煙突を使える事、かつ煙突の順差し・逆差しが選べるアダプターが付いている事などなど。
但し、この煙突について二通りの考え方があると思います。
黒い色をした断熱煙突を望む人も居られるし、ストーブ屋さんと言われる人はこちらを勧めるでしょう。
それは、
黒い色がストーブ全体のデザインとしてマッチしている事。
煙突に触れた場合の火傷や火災の被害を低減できる。
煙突内部の結露を防ぐ。
但し、ものすごく高額です。
それに対して、私のような人もいるのです。それは、
室内に煙突を露出させるので、より室内の空気を効率よく温めてくれる。
内部結露は(いわゆる木酢液)集めて木酢液として園芸に利用する。
(灰も もちろん 園芸に利用します)
あと、小型で壁側設置を考慮したデザインであること。(暖房面積約15~20坪)
それはストーブの背中側にバッフルボードがあり、背面側の熱量を低減するような仕掛けがあるのです・・が、このへんから少し私のわがままが出てきます。
ストーブの平面は小判型ですから、薪は横にして燃やす必要があります。
その昔、卵型の鉄板製ストーブを使った経験のある私には、なんとなく違和感・・燃焼途中で薪を組み替える時など・・正直なところ、ちょっと不便です。
ですから太い薪や長い薪は使えません。
まぁ 当たり前と言えば当たり前のことですが、長さは30cm以下、太さも大人の腕以下に整えたほうが良いでしょう。15cmくらいの短い物もあると、それを枕にしてストーブ内部で薪をハの字に組めるので便利です。
これが暖炉のような設備でしたら、太い丸太をドンと置いて、チロチロ燃やすなんて芸当が可能なんですけどネ。関西なら、そんなにガンガンとスキー場の山小屋のように燃やす必要はありません。一度燃やせば後はチロチロ、赤子なくとも蓋開けるな! ですよ。一昨年だったか訪問した暖炉のあるお家はそうでした。
実際の処、ストーブの調整って意外と難しいのです。
ストーブ生活の経験がない火人・・もとい、家人は、よく失敗しています。
コツはというと、ある程度一気に燃やしてロストルいっぱいの オキ を作る事です。
そうすれば後は薪を一本くべる程度でゆっくり燃えてくれます。
次の薪をくべるタイミングはオキが無くならないうちに。
余熱があるので、オキが少なくても点火するはずです。
オキが少なくなったら薪の数を増やしてオキを作ります。
ともかくオキの様子で判断すると薪ストーブの扱いは上手になるはずです。
我が家の広さは、一階が8.5坪、吹抜けでつながるロフトが9坪ほどで計17.5坪ほど。
このストーブの熱量で十二分にあります。
開口部がペアガラスである事や壁の断熱材がアイシネンであることも幸いして、朝の数時間と夕方から数時間燃やすだけで部屋中、洗面でもトイレでもヒートショックの無い生活ができました。
ただ、外へ出るときはというか、旧来のお家を訪問すると正直なところ堪えます。
別な意味で、私たち夫婦は ふぬけな生活 に慣れてしまったのかもしれません。
うちは建築廃材を薪として使っています。
これはあまりお奨め出来ません。なぜなら建築廃材は桧、松、杉、米松などの針葉樹なのでススが多くでます。また燃えるときの香りもよくありません。いわゆる火事場の臭いなんですよね。
それと灰から釘が出てきます。ですから灰をいきなり畑に播く事は避けたほうが無難です。
なのにどうして廃材を使うか?
それはタダで手に入るからです。今のご時世、廃材は産業廃棄物ですから皆さん処分に困っているのが実情で、家を建て直している現場があれば、近くの人に「く・・ください!」と言えば「おー何ぼでも持ってけ!」と喜ばれますよ。運ぶには実費がかかりますけど。
でも機会があれば里山などから広葉樹など頂きたいです。ヨロシク
薪をくべるときなどには、どうしても煙や煤が室内に出てしまいます。これを早めに放出する天窓などがあると便利なので、もし新築をお考えなら煙出し窓としての天窓も考えてみてください。
12月から使い始めて2月いっぱい(3ヶ月)で、煙突掃除が必要になるでしょう。
うちもソロソロお終いの時期で、燃え方も少し悪くなったかな?という程度です。
炊き付けに紙を使うのもいけないと言われます。でも私はまったく気にせず、折り込み広告などを炊き付けに使ってます。
薪ストーブなんてものは元々ワイルドな生活を送るためのものじゃないのでしょうか。ススが舞うからとか薪に虫が付いているからとか、そんなこと言ってちゃ使いこなせませんヨ。
ただし、ゴミ焼却炉のようにビニールや鼻をかんだティッシュなどを燃やしちゃいけません。
これはストーブに対する冒涜ですよ・・ちょとオーバーかな?
右欄にあるカテゴリー、ストーブも参考にしてください。
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ホンマ製も安くなってきてますね
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なわたろうさんの年金や投資に関するブログ、興味深く読ませていただきました。
まだ売られているんだね。
ベストセラー商品なのかな?(笑)
それはそうと値段が45、000ほどになっていたのにはビックリというか、時間が過ぎたんだな~と思った。