アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

リキュウバイ - 安城デンパーク

2019-06-19 16:32:45 | みんなの花図鑑

リキュウバイは中国揚子江下流域原産の落葉小高木。
バラ科ヤナギサクラ属。




学名:Exochorda racemosa
属名のExochordaは外の紐の意味。種小名のracemosaは総状花序をもつの意。(木々@岸和田「リキュウバイ」)

リキュウバイの花




原産地は中国揚子江下流域。 (中国の中北部が原産とする記事もある)




果実は長さ1cm余の広倒卵形で、5個の稜(紙の折り目のような線状の隆起)がある。




ミズキ - 安城デンパーク

2019-06-19 16:17:48 | みんなの花図鑑

ミズキは漢字で「水木」と書く。
ミズキは 根圧(樹液の上昇力)が強く、春先に幹や枝を切ると 水がしたたるところから「水木」と名付けられたという。




ミズキの学名は Cornus controversa。
属名の Cornus は ラテン語の「cornu(角)」が語源。これは 材質が堅いことから。
(以上、「季節の花300」水木(みずき)より)





なお、ミズキの学名が 「Swida controversa」とされている記事が多いが、Swida の語源については 不明。なぜ 学名が2通りあるのかも 不明。

ミズキの花 は、5月から6月のはじめにかけて咲きく。花柄は互生状に枝分かれし、上面がほぼ平らな花序を形成する。枝全体が棚状に発達するので、枝一面に咲く花はなかなかのものである。(岡山理大植物雑学事典「ミズキ」)




ミズキの果実は、あるとき、一斉に黒くなるのが 特徴らしい。 同属の クマノミズキの果実は 順に黒くなるらしい。




セイヨウカンボク 'ロゼウム' - 安城デンパーク

2019-06-19 15:56:27 | みんなの花図鑑

カンボクは ・沖縄を除く日本全国に自生するガマズミの仲間で、特に中部地方以北の山地に多い。(中略)ガマズミの仲間だが葉はカシワバアジサイのように三つに裂け、縁にはギザギザがある。(庭木図鑑 植木ペディア「カンボク(肝木)」)





花期は5~7月で、花の色形はヤブデマリやオオカメノキ(ムシカリ)に似る。(同上)

セイヨウカンボク - 花




・花の後にできる実は直径7~9ミリで9~10月に赤く熟す。枝にびっしりとできるため人目を惹くが、食用にならないばかりか、森の動物や鳥にも不人気であり、冬になっても枝に残る。(同上)

セイヨウカンボク - 熟した実




ヨーロッパに広く分布し、花や実を観賞するために庭木として栽培されるほか、ウクライナやロシアでは文化的にも重要な樹木である。(wiki 「セイヨウカンボク」)

学名 : Viburnum opulus L. var. opulus
Viburnum は 「ガマズミ属」
opulus は カンボクのラテン語名。
本種は Viburnum opulus の基準変種であるが、日本には自然分布しない。そのため、和名では日本にも分布する変種の V.opulus var. sargentii にカンボクの和名が与えられ、本種の方が西洋カンボク・洋種カンボクと称される形となっている。(以上、wiki より抜粋)




6月の寄せ植え - 安城デンパーク

2019-06-19 12:06:59 | みんなの花図鑑

初夏です \(^o^)/
っと、雰囲気だけで、写真撮ってくるものだから、花の名前が分からないときお尋ねするのに 参考になる全体や葉や茎の写真がなくて 困ります (ー_ー)!!





最初、この写真一枚だけで 教えて!goo にお尋ねしました。
いつもお世話になってる回答者様から、
「花の形も葉も見えないとなると難しいですね…。」
と言われてしまいました (◞‸◟)





それでも、一枚の雰囲気だけの写真から、なんとか名前を当ててくださいます、すごいものです。
「ピンク色のバーベナと紫色のペチュニア(あるいはカリブラコア)でしょうか。」
紫色のペチュニアのほうは いただいた参考URL
http://garden-vision.net/flower/hagyo/petunia.html
にある ペチュニアの品種「プリズム」にそっくりだとおもいました!





ピンク色のバーベナのほうも 筒の部分が独特の形をしているので バーベナに違いないと 思いました。





ところで、お尋ね掲示板に質問して、回答をもらって解決して閉じるとき、皆さんは どういって閉じられていますか?
「検索して確認しました」ですか?
単に 「助かりました」とか 「ありがとうございました」
ですか?
いずれにしても、回答者様に納得していただけるような お返事書くのは難しいですね。




ヒナゲシ - へきなんたんトピア

2019-06-19 11:46:29 | みんなの花図鑑

ケシの花の写真を撮ってきたけど、名前がわかりません。
↑こんな画像を Google画像検索すると 「Corn poppy」という花がヒットします。「corn poppy red 」で画像検索すると、
出てくるわ!出てくるわ! 似たような画像が これでもかと、出てきます。





で、「corn poppy」とは何かと検索すると、「ひなげし (雛罌粟)」となっていて、な~んだ、と納得するわけです。






ケシ科ケシ属の一年草で、学名は Papaver rhoeas。英名は Corn poppy, Field poppy。





wikiを読んでいて びっくりした。
夏目漱石の小説に『虞美人草 』ってあるけど、あれが このヒナゲシのことだったんだ('_')

「秦末の武将・項羽には虞と言う愛人がいた。(中略)この舞の後に彼女は自害した。彼女を葬った墓に翌夏赤くこの花が咲いたという伝説から、こう呼ばれる。」(wiki「ヒナゲシ」)




ヒナゲシは、薄い和紙でつくったようなしわのある花弁が、風に揺られる姿に風情があります。(趣味の園芸「ヒナゲシの基本情報」)





毛の生えた蕾は、初めは下を向いており、咲くときに上を向き、蕾の先端が2つに割れて花が咲きます。
基本の花弁数は4枚ですが、八重咲きもあります。(同上)