アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アカメガシワ - 安城市Oo

2019-06-10 21:17:11 | みんなの花図鑑

雨のなかの散歩も、そろそろ終盤です。眼下に 田植えの終わった水田を見下ろす道路の法面に、アカメガシの低木が何本か植わっています。




アカメガシの新芽は赤い毛で葉が赤く見えます。(なので 「アカメ」ガシワ)
成長しても毛が残ってるのか、水滴が良く載ってます。




アカメガシワは 雌雄異株。これは 雄花が咲いているので、雄株。




ギンヨウアカシアの花みたいで、面白いですね。




アカメガシワは 虫媒花です。アカメガシワの花は花弁をもちませんが、雄しべだけでこんなに目立つので、虫にとって見つけやすい花でしょう。




これは すぐ横にあった 別の株です。全然違う花を付けています。たぶん 雌花のつぼみではないかと思います。同時でなく、雄花のほうが先行するようです。



アルストロメリア - 安城市EB

2019-06-10 17:29:30 | みんなの花図鑑

雨に濡れた アルストロメリア(Alstroemeria)。
花びらにある筋状の条斑(スポット)と呼ばれる模様が 好きだ。





分類体系により所属する科は異なり、(中略)ヒガンバナ科、(中略)ユリ科、(中略)ユリズイセン科(アルストロメリア科)に分類される。(wikiより部分引用)





1753年、南米を旅行中だった(中略)リンネ自らが種を採集した。リンネは親友のスウェーデンの男爵アルストレーマーの名にちなんで花に名を残した。(同上)





英名は Lily of the Incas
和名は ユリズイセン(百合水仙)





茎先から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、長さ5センチくらいの筒状花をつける。
花被片は6枚である。
内花被片が3枚、外花被片が3枚ある。
内花被片の内側には斑点がある。この斑点は昆虫を誘うためのものである。
雄しべは6本あり、曲がっている。(みんなの花図鑑)



ギンバイカ - 安城市KY

2019-06-10 08:47:11 | みんなの花図鑑

雨に濡れたギンバイカ(銀梅花)。もうこんなコラボの季節になったんですねぇ





フトモモ科ギンバイカ属
学名:Myrtus communis
別名: マートル




属名の Myrtus はこの属を指すギリシア語から。種小名のcommunisはふつうのを意味します。
同じフトモモ科のブラシノキ、ユーカリノキと同じように 花は多数の雄しべが目立ちキレイです。
原産地は 地中海沿岸。




フトモモ科といえば、フェイジョアの花がこちらのブログにもアップされるようになりましたね