アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

キキョウ - 雄性期から雌性期

2022-07-31 06:00:08 | みんなの花図鑑
雄性期

当初は雌しべの花柱を雄しべが覆っています。




雄しべの葯は内側(花柱の方向)を向いていて花柱が成長するとともに花粉が花柱の壁に擦りつきます。
花柱が成長するとともに花柱の表面に付いた花粉粒も雄しべの外に現れてきます。




やがて、おしべは萎れて花弁のほうに横たわります。
むき出しになった雌しべの花柱は 花粉棒の様相を呈しています。
この状態で、虫が来ると花粉が虫の足や胴体に付着します。






雌性期

花柱の先が割れ、柱頭が顔を出します。




柱頭が5つに割れて開きました。受粉待ちの状態です。




受粉はもう完了したのでしょうか?
めしべの花柱の下に子房が見えます。




雌性期の最後です。
めしべの柱頭もかっしょくに変化してきました。





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マメグンバイナズナ - 果実

2022-07-30 06:00:03 | みんなの花図鑑
もう2か月近く前に撮ってアップするのを忘れていた野草です。
時期外れですけど、涼しそうなので、アップしてみます。



緑から赤みがかった紫色へと、グラデーションが美しいです。




別名にセイヨウグンバイナズナがありますが、北アメリカ原産の帰化植物です。




ドライフラワーにして、パープル系の花材のグラデーションでまとめたリースが販売されています。




アブラナ科の植物で、花はナズナに似ていますが、果実は形が少し違います。




ナズナの果実は形が三味線のバチに似て三角形なので、別名ペンペングサと呼ばれてます。




一方、マメグンバイナズナはどちらかというと丸く、相撲の行司のつかう軍配に似ています。




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チャイニーズハットとプレクトランサス

2022-07-29 06:00:06 | みんなの花図鑑
チャイニーズハット

チャイニーズハットは流通名で、本名?を ホルムショルディア(Holmskioldia)といいます。
科は クマツヅラ科です。
花が紅いハットと うす紫のハットがあります。




うす紫色の チャイニースハットの本名は ホルムショルディア・テッテンシス(Holmskioldia tettensis )といいます。
うす紫色の部分は萼で、花冠はブルーです。




おしべは4本あるようです。




丸い部分がつぼみなんですね。




蕾の花と、曲がった花冠から雄しべと雌しべを出している花と、花冠とおしべが落ちて萼と子房だけが残った花があります。




受粉すると花冠とおしべ部分が脱落しますが、雌しべの花柱に引っかかっている花がありました。






プレクトランサス

プレクトランサス ’モナ・ラベンダー ’(Plectranthus 'Mona Lavender')は南アフリカでプレクトランサスの数種を交配してつくられた品種といわれています。




シソ科 プレクトランサス属の植物です。








黒みを帯びた葉とサルビアに似た紫色の穂状の花が渋く調和し、落ち着いた印象があります。













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中国大葉ヅタ・ノブドウ - ブドウ科

2022-07-28 06:00:06 | みんなの花図鑑
ブドウ科のつる性植物をふたつ。

中国大葉ヅタ

最初は ナツヅタの仲間で、安城デンパークにある中国大葉ヅタです。
学名は Parthenocissus laetevirens
特徴は このごわごわして脈がクッキリ浮き出たこの葉です。
他には無いので、この葉を見れば 中国大葉ヅタと分かります。
実はこのツタにも花が咲いているのですが、分かりますか?!(^^)!




これがその花です。




ツタ属(Parthenocissus)の花は概してこのような形をしていますが、中国大葉ヅタの花の特徴は 私見ですが、子房のしたのほうがこのようにピンク色をしていることです。




ちょっと強弁すれば、葉を見なくとも、花が咲いていれば、中国大葉ヅタと判別は可能です。




とはいえ、花はいつも咲いているわけではないし、第一とても小さいので、判別はやはり葉によるのが正解でしょう。





ノブドウ

ノブドウにアゲハチョウが吸蜜に来ています。




ノブドウはブドウ科ノブドウ属のつる性植物。
つる性は判るけど、木本か 草本か と言えば・・・どうもその中間みたいです。




さて、花ですが、仲間のヤブガラシ(ヤブガラシ属)の花より目立たないし、第一、蜜がしっかり分かりません。




もちろん蜜はその量ではなく甘さにあるかもしれませんが・・・




私がアゲハチョウだったら、ノブドウよりヤブガラシに行くけどなぁ (^_-)-☆





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羽角山登山 - 八十八か所トレイル?

2022-07-26 17:43:24 | みんなの花図鑑
先日、ヒマワリを撮りに行ったあと、しばらく登ってなかった羽角山に行ってみました。
タイトルに「登山」とありますが、とても大袈裟な表現です (´∀`)
羽角山は標高118.5mの山です。山と言っても、裏山みたいな感じですね
ただ、久しぶりに登ったら 息も絶え絶え (´v_v`)
寄る年波には逆らえません。
では ふもとのヤブミョウガから撮った写真を(過去の画像も織り交ぜながら)紹介します。



羽角山の山麓には 最明寺というお寺があり、ここが登山口になります。
登山口では ヤブミョウガとやぶ蚊が迎えてくれました !(^^)!




ヤブミョウガ(薮茗荷)は、ツユクサ科に分類される多年生草本。
葉の形や色がミョウガ(ショウガ科)に似ているので命名されました。




道を挟んで反対側にはお寺につきものの?マンリョウ。
お寺の参道には裸電球が着いているくらい暗いです。



(参考)

ヤブミョウガの畑の下のため池です。撮影は2016年3月29日。





いつもは最明寺の左手から登るのですが(これが正規の順路)、きょうは気分を変えて右手(お墓のあるほう)から登ってみます。




道はよく整備されています。なぜかというと・・・




この山には 四国八十八ヶ所巡りができる88の石の祠があるのです(羽角八十八か所)。
こんなふうに祠の中には2体ずつ石像が祀られてあり、石像の台座に番号が彫られています。




少し明るくなってきました。もうすぐ山頂です。




着きました!山頂です!
・・・って言っても、、うっそうと木が茂ってて眼下が見下ろせません (ToT)
山頂は 石碑「秩父宮殿下御展望之地」が立つ広場になってます。



(参考)

そうなんです! これは 2019-4-30 に撮った山頂からの眺め(岡崎の市街地を望む)ですが・・・



今日はこんな風でますます展望が悪くなってきてます。



(参考)

羽角山の山頂には モチツツジの木があります。↑ これは 2016年 1月 13日に撮ったものです。
この毛むくじゃらの木はなんていうのだろうと お尋ね掲示板に写真を添えて質問しました。


(2016-4-18) ちょっと色合いが変ですが、その年の4月に開花を確認したときの写真です。



(参考)

三河の山ですから、時期になれば ツツジ(4月18日) や・・・



ミツバツツジ(3月29日) の花を見ることができます。




このあたりの山は領家変成岩の山で これは道路の砕石などに良く使う雲母片岩でしょうか?
この地方ではなじみの深い岩です。



他の方のブログ記事によると
「何故2体並んでいるのかをお聞きしました。
向かって左が弘法様、右が四国八十八ヶ所の各ご本尊様で、しかもそのお寺のお砂が入っているそうです。」








石畳は 濡れていてちょっと歩きにくいです。やはり こちらから登るべきだったか?




麓の最明寺に降りてきました。




正規の登り口でも ヤブミョウガが出迎えてくれました。
お疲れ様~~ (^^♪




羽角山八十八か所トレイル

(他の方のブログよりお借りしました)
岡崎市と西尾市の境目に広田川が流れており、三河平野をまっすぐ走ってきた新幹線がその川を渡ると同時に最初のトンネルに入ります。これが羽角山トンネルです。(子供のころはよくトンネルの工事を見に行きました ^^)





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小走りデンパーク (2)

2022-07-25 18:00:00 | みんなの花図鑑
安城デンパークを小走りで見た花木、今日は 大温室(フローラルプレイス)などで見た花たち特集です。


Russeria(花丁子)

これは 大温室(フローラルプレイス)前の ロマンチックガーデンで毎年釣り下がっている花です。
Google Lens で検索しますと Firecracker plant 名が一番近いような気がしますが・・・



以前にデンパークさんにお尋ねしたことがあって 答えは 「Russeria(花丁子)」でした (^^ゞ



ちなみに教えてもらった MS Edgeブラウザで検索したところ
英文のページですが Russelia equisetiformis と出てきます。
MS Edgeブラウザの画像検索、なかなかヒット率がいいですね









斑入りサンユウカ(キョウチクトウ科)

次は 大温室(フローラルプレイス)の中の特設会場より「斑入りサンユウカ」

↑ 名札には わざわざ値段が表示してありました。



サイトの解説文によると・・・
サンユウカ( Tabernaemontana divaricata )はインド原産キョウチクトウ科の常緑低木です。フリルのような白い花には、ふくよかな甘い芳香があり、一重咲きと八重咲きの花があります。展示株はサンユウカの中でも珍しい斑入の八重咲きです。










キョウチクトウ

でも、キョウチクトウ(科)なら私は屋外の ちょっとピンクの班が入ったこのキョウチクトウが好きです。




このキョウチクトウも 以前デンパークさんに 品種名を尋ねたことがあるのですが、 こういうお答えでした。

「白のキョウチクトウの内側の花弁に赤いストライプが入るのが特徴のキョウチクトウで、
多花性の選抜種ですが、明確な品種名はありません。」














コンロンカ

大温室(フローラルプレイス)の中の特設会場にもどって 「コンロンカ」



コンロンカという和名は、白い萼片を、原産地中国の黄河の源で神々が住む天界への入り口とされる伝説の山「崑崙山」に積る雪に見立てて付けられました。(かぎけん花図鑑「コンロンカ | Mussaenda parviflora」)





Cotyledon orbiculata ?

さ~て、コンロンカの隣にあった花アロエみたいな花ですが、名前が分かりません。
Google Lens で検索すると Cotyledon orbiculata が一番近い気がするのですが・・・



こんな肉厚の葉です。




ちなみに、MS Edgeで画像検索しても、ウグイスカグラなどを挙げてきますが、
やはり Cotiledone の仲間の画像が一番近い気がします。
正解は何でしょう?





ウォーターカンナ

和名で「水カンナ」とも言いますが、私は 全部英語(カタカナ)で ウォーターカンナと呼んでいます。




クズウコン科タリア属の水生植物(常緑多年草)で、北アメリカ(あるいはアフリカ)からやってきた帰化植物です。







〔参考〕

以前撮ったものですが、こんな果実になります。





ドラセナ コンシンナ

最後の一枚は 昔からある観葉植物 ドラセナ・コンシンナ 'トリカラー レインボー' です。
以前は ドラセナ・コンシンネといっていた記憶がありますが 。



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小走りデンパーク (1)

2022-07-24 16:58:52 | みんなの花図鑑
先日、ミソハギのシベタイプの違うものを求めて安城デンパークに行ったとき、目的はいち早く達成されたので、小走りで園内を回ってきたとき出合った花たちを2回に分けてお送りします。
第1回は 主として 「秘密の花園」の花たちを取り上げます。
名前が分からないものも2つあります。


クレオメ

「クレオメだよね~! でも一応 Google Lens で確認しておこうか?」ってスマホ向けると・・・



Google Lens は「セイヨウフウチョウソウ」と言ってくるので 慌てちゃいます (´∀`)



学名:Cleome hassleriana
または Tarenaya hassleriana
和名:セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)



英名は spider flower です。




ネコノヒゲ

ネコノヒゲはシソ科のオルトシフォン属の植物で、インドネシア語(マレー語)でも 「クミス・クチン」(猫の髭)と呼んでます。
余談ですが、クミス・クチンの綴りは kumis kuching でなくて kumis kucing が正解です。



英語でも Cat's Whisker で 「猫の髭」です !(^^)!





ゴマ属の?⇒ Ceratotheca triloba

ひとつ目の名前の分からない花です。



シソ科の唇形花で、Google Lens で検索すると ゴマ属? と言ってくるのですが・・・

〔追記〕
さざんかさんよりご教示いただき
ゴマ科の ケラトテカ・トリロバ (Ceratotheca triloba)
英名:ワイルドフォックスグローブ(wild foxglove)
で確認できました。
さざんかさん、ありがとうございます!




ペンタス

花冠がきれいな星形の5角形に割れているから ペンタゴンのペンタス。



デンパークの秘密の花園のペンタスはよく見るめしべが真ん中から伸びているタイプですが・・・



ペンタスには 実は もう一種類あるんですよ。



それがこれ ↑
ご覧のように、中から出ているシベが 雌しべ ではなく 複数の雄しべなのです。
ペンタスの花には 雌しべのほうが長い長花柱花と 代わりに雄しべが表に伸びている短花柱花とあるのです。
園芸コーナーに出ているペンタスは 長花柱花のほうが圧倒的に数が多いのですが、理由は やはり花がすっきりしているからでしょうね




トウワタ

トウワタがもう咲いていました。



これからず~っと観察できそうなので、きょうは証拠写真だけ (^_-)-☆



さて、デンパークの秘密の花園で名前の分からない花その2です。

コミカンソウ属?

遠くから見ると こんなです。当然、「わっ、これ何だ?!」 です。



でも、近くで見ると、あれっ、これもしかして!です。



Google Lens で検索すると 案の定 コミカンソウ属 と言ってきます。
そうなんです、葉っぱが コミカンソウの葉によく似ているのです。
でも、野草のコミカンソウが植えてあるはずないから、コミカンソウ属の何か園芸品種ではないのかと思うのですが、それ以上は判りません。

〔追記〕
そこで、さざんかさんに 教えてもらった MS Edgeブラウザで 画像検索させてみました。
そこに出て来る画像で、一番似ているのは「フィランサス・フェァリー」でした。
Google Lens では 「コミカンソウ属」までは出てきましたが、「フィランサス・フェァリー」は出てきません。
Edgeの画像検索では たくさんある中に「フィランサス・フェァリー」はありますが、属として「コミカンソウ属」は検出してません。
なので、色々ツールを組み合わせるのが良いのかなと思いました(^^ゞ
なお、MS Edgeブラウザを使ってみた感想ですが、私のgooブログ記事はOKだったのですが、フォロワーのかたの記事の中で 写真が一部表示されないことがあります。やはり使い慣れたChromeが使いやすい \(^o^)/




トレニア

きょうの最後は 秘密の花園を出て 正門ゲートを入った周回道路のハンギングのトレニアです。




トレニアというと私はいつもこの雄しべ同士がくっついてアーチを作っている部分ばかり撮ってしまいます(^^ゞ




トレニアでは5本ある雄しべの1本が退化してなくなり、上側の2本の雄しべはアーチ形につながり、下側に2本の雄しべは短く雌しべの基部にあります。これは科は違うけれどノウゼンカズラやアメリカノウゼンカズラの雄しべと同じです。



それらの花でなぜ2対の雄しべがアーチを作るのか? 明快な説明をまだ聞いたことがありません。




あすはそれ以外のところで出会った花を取り上げる予定です。


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クサギ - 樹に咲く花53

2022-07-24 06:00:05 | みんなの花図鑑

クサギ(臭木)は葉が臭いからクサギなんですが、花はいいにおいがします。




クサギの萼は当初は袋状になっており、その中から ストロー状の花冠が伸びてきます。




ストロー状の花筒の部分は長さ2~2.5cmで花冠は5裂してやや反り返り気味に開きます。




その5裂した花冠から さらにその先に雄しべ4本と雌しべ1本が伸びています。




花冠が5裂していると5数性といって 雄しべも5個が普通なんですが・・・(´・ω・)
クサギのシベは雌雄合わせて5本となっています。(理由は判りません)
紫色の花粉を葯に載せているのが雄しべです。
雄性先熟といって開花初日には雄しべが勢いよく前に出てアゲハチョウなどが吸蜜にくると花粉が付くようになってます。
2日目から 雄しべは丸まって後退し 代わりに1っ本の雌しべがツンと伸びるようになります。




雄しべの花粉です。




これは何でしょう?
はじめは 雌しべかとも思いましたが、めしべは先端が2つに分かれているだけで袋のようなものはつけていないので、これはやはり花粉放出後の雄しべの葯ではないかと思います。


それにしても 不思議な雄しべです。花糸が合着して一本の筒になっているようです。





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シダレエンジュ - 樹に咲く花52

2022-07-23 06:00:06 | みんなの花図鑑
安城町にて

安城デンパークへ向かう途中、小学校の横を通るのですが、その道を挟んで反対側の生垣の木にこんな花が咲いてました。
おぉ~っ、なんだろ~と思って車を止めようとしたのですが、あいにく道は狭く駐車スペースがありません。




安城デンパークにて

ままよっと、安城デンパークに行って大温室前のロマンチック・ガーデンを歩いていたら、
さっき安城町で見たのと同じ木があるではありませんか (´∀`)




マメ科の木です。




マメ科だというのはすぐ分かるのですが・・・
こんな暑い時期に咲くマメ科って何だったけな~?
そうだ、エンジュ だ!




豊田安城自転車道横のさるお宅で初めて出会ったエンジュ。
愛知県緑化センターのロックガーデンに上がっていく階段の途中にも背の高いエンジュがありました。
ただ、それらとはちがい、Google Lens で検索すると 「シダレエンジュ」と言ってきます。
たしかに、枝が上から枝垂れています。




ハチが来て盛んに花を舐めてます。




セイヨウニンジンボクやサルスベリに来ていたクマバチと比べるとちょっと小型のハチですね。




エンジュは マメ科クララ属の落葉高木で、シダレエンジュの学名は Sophora japonica var. pendula




英名は Weeping Japanese pagoda tree。
中国の北部が原産で、中国では「りゅうのつめえんじゅ(龍爪槐)」と呼ばれて縁起のよい樹木とされているそうです。







ふたたび安城町にて

安城デンパークの帰り見ていこうとしましたが、やはり車を止めるところがなく断念。
翌日、自転車で現場へ (´∀`)




行ってみて判ったのですが、この生垣の木もやはり シダレエンジュ でした。
「中国では庭木として珍重され、古来より出世の樹木として中庭や玄関の両脇等に植える風習があり、縁起のよい木とされている。」(木の情報発信基地>世界の樹木「750.シダレエンジュ」)




画像検索すると、葉が落ちたときのシダレエンジュの見事な枝垂れ姿を写した写真が見られます。
「シダレエンジュは中国原産のエンジュの変種であり、そのままでは立ち上がりにくいので、直立するエンジュの適当な高さに接木して庭木に仕立てるとのこと。高接によって、期待される通りの姿に仕立てることができる。」(植物雑学事典「シダレエンジュ Styphnolobium japonicum var. pendulum」)




さて、ひさしぶりなのでマメ科の蝶形花のおさらい



上に大きな旗弁(虫を呼ぶためのフラッグの役目をするので)




シベを包んでいるのが 舟弁(竜骨弁ともいいます)
その両側にあって虫の留まる足場の役目をするのが翼弁
この3種類で構成されています !(^^)!




虫が止まると舟弁がわずかに開いてシベが顔を出し受粉するのだそうです。









あとは 仲間のおさらい

ひとつ目は ハリエンジュ(ニセアカシア)
ハリエンジュ属
シダレエンジュはクララ属なのだが、ハリエンジュは別の ハリエンジュ属!


もうひとつは 属名のもとになった「クララ
クララ属