アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

濤沸湖のハクチョウ - 北海道 (3)

2019-02-28 17:40:36 | 小旅行

2日目は 網走まで流氷を見に行ったのですが、ポスター通りの流氷には出会えませんでした(T_T)
そのあと、濤沸湖(とうふつこ)へ 白鳥を見に行きました。
濤沸湖は北海道東部、網走市と小清水町にまたがる一帯にあります。
オホーツク海の荒波によりできた砂州が発達した細長い砂丘によりできた湖で、湖の北西端でつながっており、汽水湖となっています。




後で見るように濤沸湖は 渡り鳥である白鳥の重要な中継地点なので、秋にはたくさんの白鳥を見ることができるのですが、今は 少ないです。それでも、濤沸湖で越冬する白鳥が数百羽はいるので、冬の間でも こうして白鳥を見ることができるのです。





私は 白鳥をいつも見ていないので分からないのですが、くちばしの黄色い部分が 鼻孔の先まであるので オオハクチョウ のほうでしょうか?




オオハクチョウも コハクチョウ も カモ目カモ科に属する長い首を持つ白い鳥です。
オオハクチョウは 全長140cm。
コハクチョウは 全長120cm。




オオハクチョウならば、普段はユーラシア大陸のタイガ(針葉樹林帯)で過ごしていますが、越冬のために約3000km飛んで日本へ南下してくる渡り鳥(冬鳥)です。





オオハクチョウは 秋の10月から11月にかけて南下のため、また3月から4月にかけて北上のため、渡りの中継地に立ち寄ります。
移動ルートはオホーツク海側・太平洋側が多く、秋にはほとんどの個体の道内初飛来地が ここ 濤沸湖 だということです(^^



層雲峡 氷瀑祭り - 北海道 (2)

2019-02-27 23:13:37 | 小旅行

旅行1日目は 旭山動物園へ寄って、夜は 層雲峡に泊まりました。氷瀑祭りを観るためです。
氷瀑祭りは 石狩川の河川敷を舞台にして開催されています。
夜 7時30分ごろ、車道から 会場の河川敷まで下りていくと、いきなり 氷の岩でロッククライミングをしているではありませんか。




これが、氷瀑祭り会場の ほぼ全景です。
鳥居は 氷瀑神社 というらしいです。




氷の造形は 初めに材木で骨格が作ってあって、そこに 石狩川の水をかけ ツララを作って大きくしたものらしいです(バスの中での ガイドさんの説明) どんなやぐらが最初に作ってあるのか、春になったら見てみたいものです。




氷瀑の中は 人が通れるようになっており、氷の鍾乳洞を散策する雰囲気です。




七色でライトアップされていて、とてもキレイです。




ご縁がありますように、と願掛けをする場所も造ってあります。




見上げた天井は 皆このようになっています。どうやって計算するんだろう?




ツララの一本 一本はかなり太いです。




最後に 呼び物の打ち上げ花火を見て、満足して帰ります。




ピンクネコヤナギ - 岡崎市KS

2019-02-27 11:41:26 | みんなの花図鑑

逆光で くろっぽいですが、ずっと観察している ピンクネコヤナギ です。
撮影日 2月23日。 きょうは 27日だから もう4日ほど前になります。





いっせいに 帽子を脱ぎ、もふもふを見せています。




帽子は(いや、帽子だからか?)上から脱ぐんですね。
桃太郎みたいに 殻を脱ぎ捨て 上にモフモフを出す ネコヤナギもあります。




ピンクネコヤナギの ピンクの正体なんですが、苞(うろこのような葉がらせん状に密生)の赤いのが反映されていると考えられます。




しかし、苞はピンクというより 褐色に近い赤なので、花穂の基部表面が この時期 赤いピンクをしているから ピンクネコヤナギのピンクなのでは、と思われるフシがあります。





雄しべが伸びてきて、花粉を入れた葯が「咲く」まで あともうちょっとです。



空からの眺め - 北海道 (1)

2019-02-27 02:01:44 | 小旅行
北海道へ 2泊3日の旅をしました。
あらたに<小旅行>カテゴリーを作って 旅の写真を投稿しておきます。


セントレア(中部国際空港)から 北海道・新千歳空港 への JAL の機内から撮った写真です。
これは スマホ で撮ったものです。
まず、雪をかぶった 北アルプス。9:04 撮影




北アルプス最北端。黒部川が富山湾に流れ込みます。
上のほうは 能登半島。
9:07 撮影




佐渡島。北側の山脈に、雪が積もっています。最高峰は 金北山で、標高は 約1,172m。
9:19 の撮影となります。




八郎潟と、寒風山・男鹿半島。
9:35




米代川と能代市。
9:38





そして、岩木山。つまり、津軽富士。
9:41




岩木川が 十三湖に注ぎます。
9:43




9:52
津軽海峡を渡って、北海道です。
左手の奥は 函館です。
手前の雪山は よく知らないのですけど、恵山?ですか。




10:03
左手、雲の上にちょこんと顔を覗かせているのは 羊蹄山でしょうか?
だとしたら、蝦夷富士ですね \(^o^)/


もうすぐ 新千歳空港に着陸です。
今では 機内モードで WiFiが使えるので、1時間半なんて あっという間ですね (´∀`)



コハコベ - 岡崎市OD

2019-02-23 22:43:25 | みんなの花図鑑

小用水路土手の コハコベ です。




「赤シベ」は 咲いたばかりの花に出来ていることが多いです。












ひとつの株には さまざまな段階の花序があります。
この右下の花は 自家受粉したのでしょうか。
また、左の花序は 受粉が終わり おしべは落ち、子房が大きくなっているのが分かります。




コハコベの花弁は 5弁なのですが、深く2つに割れているので、10弁あるように見えます。


オオイヌノフグリ - 安城デンパーク・梅園

2019-02-23 09:20:57 | みんなの花図鑑
施設で見つけた野草シリーズ 第3回/全3回


デンパークの奥の 安城農林高校の実習梅園で見つけた オオイヌノフグリ。




というより、こんな光景は「星の瞳」のほうが ぴったりです (^^




なるべく複数の瞳をとるように こころがけました。




けっこう撮ったのですが、雄しべが3本の個体には 出会えませんでした。













雄しべが3本の オオイヌノフグリ



コハコベ - 安城デンパーク

2019-02-23 09:11:46 | みんなの花図鑑
施設で見つけた野草シリーズ 第2回/全3回


デンパークの一番奥に 安城農林高校の実習梅園があります。そこへ ウメ を見に行ったら、地面に このハコベと オオイヌノフグリ(星の瞳)がいっぱい。ウメそっちのけで、地面の野草ばかり撮ってきました (´∀`)




「赤しべ」もたくさんみつかり、どれがいいか 収拾つかなくなりましたので、以下に、一挙掲載( ^)o(^ )




























ノボロギク - 西尾市憩の農園

2019-02-23 09:05:00 | みんなの花図鑑
施設で見つけた野草シリーズ 第1回/全3回


西尾市憩の農園でみつけた野草です。憩の農園には造園コーナーがあり、そこの地面に生えてました。




ノボロギクは初めての投稿です。だって地味ですものね。




ノボロギクは キク科タンポポ亜科。野に咲くボロなキクだからノボロギクだそうです。




筒状花だけの花。


ベニバナボロギクなら 撮ったことあるんですけどね