アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

宿根スイートピー - 愛知県緑化センター

2019-06-05 15:40:14 | みんなの花図鑑

愛知県緑化センターの樹木、今回分はほとんど出尽くしたので、残るは 草本。
これは ロックガーデンに植えてあったもの。
蝶型の花なので、マメ科だということは分かるけど、花壇の花にあまり関心がないので、こんなよく見る花でも 名前が分かりません。
それで、教えて!goo に質問。





ところが、なかなか お返事いただけません。
しかたがないので、自力で検索、「宿根スイートピー」が最も近いと判断したところで、教えて!goo に 自己レスしようとしたら、常連回答者様からすでに 「宿根スイートピー」の名が (´∀`)





「通常、切り花として販売されているのは一年草のスイートピーであるが、多年草の宿根スイートピーもあり、ともに地中海シチリア島原産である。」(植物雑学事典「シュクコンスイートピー」)





「宿根スイートピーは花期が遅く、6月から8月にかけて咲くのでサマースイートピーとも呼ばれる。名前の通り、甘い香りがするのはどちらも同じである。」(同上)
 そうか、スイートピー というのは 英語の Sweet pea だったのか。
いまさらだけど 「pea」 って エンドウ(豌豆)のことだったんだ。

(ピーマンってのは フランス語の 「Piment (ピマン)」から来てるって知ってるよね。英語で 「pea man」って言ったら、「エンドウ(豆)人?」になるので注意してくださいね^^)




ヒイラギモチ - 愛知県緑化センター

2019-06-05 13:27:48 | みんなの花図鑑

ヒイラギモチは モチノキ科。
(ネズミモチは モクセイ科。)




別名シナヒイラギ。ヒイラギモチとか シナヒイラギとか 「ヒイラギ」がついてますけど、ヒイラギの葉とは はっきり言って 似ていません。(似ているのは 西洋ヒイラギ(モチ)のほう)





樹名板の解説には こう書いてありました:
葉に鋭いトゲ状の鋸歯があるが 老木では丸くなる





背が高いので コンデジの望遠で撮ってますが、こうして見上げると 葉脈が透けて見え、お茶の若葉みたい。




セイヨウイボタノキ - 愛知県緑化センター

2019-06-05 09:55:37 | みんなの花図鑑

樹名板には「セイヨウイボタ」と書いてありましたが、良く似た花の木に シルバー・プリペットとか コミノネズミモチ という木があります。
私には たとえ花が咲いていても、これらの木の区別がつきません。




上に上げたどの木も 「イボタノキ属」です。
イボタノキ属には ネズミモチもトウネズミモチも含まれます。まあ、ネズミモチの仲間は イボタと名のつく木の花と比べて、多少、感じが違うので、区別できますけど。




「セイヨウイボタ(Ligustrum vulgare)は葯が黄色」 (松江の花図鑑)
なるほど、葯の色で 区別できるのかもしれないですね




コミノネズミモチのほうは 「葯はピンク〜紫色。」(松江の花図鑑)




まとめると、
学名 Ligustrum vulgare ・ プリベット、別名 セイヨウイボタ・ヨウシュイボタノキ(葯は黄色)
学名 Ligustrum sinense ・ コミノネズミモチ、別名 チャイニーズ・プリベット、シナイボタ (葯はピンク〜紫色)




クロミノニシゴリ - 愛知県緑化センター

2019-06-05 09:10:18 | みんなの花図鑑

クロミノニシゴリは 「黒実の錦織木」。
和名は、熟すと黒い実ができる錦織木という意味です。サワフタギに似ているので、錦織木(ニシゴリ)というサワフタギの別名が使われています。(FC2ブログ>森をさまよう>山辺の散歩道:クロミノニシゴリ)




ハイノキ科で、先だって「このきなんのき掲示板」で 大騒ぎして同定してもらった「ハイノキ科クロバイ」の仲間です。




東海丘陵要素の樹木として知られます。(同上)
どうりで、画像検索すると、東海地方、近畿地方ばかりなのですね~
そういえば、ハイノキも近畿以西でした。クロバイも 関東地方南部以西 でした。




花の時期が過ぎちゃってますが、雄しべの長いところが クロバイとよく似ています。
来年は、もっと最盛期の元気なニシゴリの花を撮るぞ!





アズキナシ - 愛知県緑化センター

2019-06-05 08:48:28 | みんなの花図鑑

一か月前に 白い花の写真を撮った、あのアズキナシです。




首尾よく 受粉して、実がなっています。




背後の白っぽい物体は 石灯籠です、ココは 庭園の見本コーナーもあるので。




やがて 赤く熟します。
そういえば、アズキナシをはじめて見たのは こんな赤い実をつけた晩秋でした。
アズキナシ - 岡崎市