アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

デンパーク見学会

2019-06-24 20:44:25 | みんなの花図鑑
日曜日は デンパークの 「デンパーク植物見どころガイド」に行ってきました。
いろいろ教えてもらいましたが、記憶に残ってるものだけ、ピックアップしました。



まず最初は、ハス(蓮) と スイレン(睡蓮)のちがい、から。
これは ハスの花です。なぜなら、水面から立っているでしょう。
あと、ハスの葉は 丸くて(切れ込みがなくて)撥水性があり、水をかけると水玉になります。
係りの人が、蓮池の水面近くまで降りて行って、ハスの葉を一本 切ってきてくれました。
ペットボトルの水をたらすと、水玉になって 葉の上を 転がっています。



こちらは スイレン(睡蓮)です。水面に浮かんでます。






アジサイですが、土壌の 酸性 ~ アルカリ性によって 花の色が変るというお話をしてくださいました。
「一般に、酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われています。
対岸に 同じ種類のアジサイが咲いていますが、水面に近いほうは 赤っぽいです。
これは アジサイが植えてある鉄砲山 の土壌は酸性がちなのですが、水質が アルカリ性の水質なためだと思われます、というお話でした。






これは、カラタチなんだそうです。ところが 枝が くねくねと曲がっています。こういうのを「雲竜型」というのだそうです。

同じ 雲竜型の植物が となりに植えてありました。

これは 「雲竜型」のクワです。
そういえば、ヤナギにも ウンリュウヤナギ ってありますね。あれも シダレヤナギの変種で、人工的にくねくねさせたものではないようです。





シナサワグルミです。シナサワグルミと サワグルミ のちがい(a) とかを教えてもらえるかと思いましたが、そうではなく、クルミの実がならないというお話をしてくださいました。

(a シナサワグルミ は 枝に翼があります^^)




白花ネムノキが2本あります。両方とも 8分咲きといったところでしょうか。





最近、ヤマボウシは人気で、散歩していても、このように満開のヤマボウシをよく街角で見かけるようになりましたが、写真のヤマボウシは トキワヤマボウシ の一種で 常緑性であるところがめずらしいです。









クスノハカエデは 以前にも取り上げましたが、翼果が赤く大きいので 良く目立ちます。



若葉も、クスノキの葉を思わせる 紫色をしています。








この木は、ツツジ科の木であることは 確かなのですが、あいにく 名前を忘れてしまいました m(_ _)m




ネジキ? ‐ いいえ。
シャセンボ? - いいえ。
なんだか、カタカナの洋風の名前でした。





写真が ボケボケですけど、以前にも とりあげた レストランまえの ボダイジュです。
で、私関心があったので、聞きました 「デンパークに シナノキってありますか?」
係り員の人「あります。」
私「どこにですか?」
係りの人「えーっと、。。。」(ちょっと記憶があいまいな様子)
そしたら、すぐ近くで作業をしていた職員さんが 「これ、ボダイジュってことになってますけど、いろいろ調べて、ボダイジュじゃなくて、シナノキではないか、と今 調査しているところです」
と、重大発言がありました。ハプニングです。
あらたに現れた係りの人「花が 萼片が大きくて、ボダイジュとちょっと違うんじゃないかと」

以下は 本日 再訪して、私が 知っている シナノキ科の木と思っている 樹の葉を 一枚ずついただいてきたものです。

左から 3つは シナノキか 問い合わせ中の 3本の木 右が 現在「ボダイジュ」とされている(一番花が良く咲いている)木です。



並び順は 葉表に 同じです。


現在 ボダイジュ とされている(問題の)シナノキ科の木の花です。




最後は、マテバシイ です。やがて大きなドングリになる果実が生っていますが、この果実は去年の今ごろ出来た果実で、どんぐりになるのは 今年の秋、つまり 2年がかりで どんぐりになる、というお話をしてくださいました。

もっと いろいろお話を聞いたのですが、花の名前をほとんど覚えてなくて・・・ ダメですね、こういうときは ICレコーダーもってかなくちゃ。