アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

フウ - 愛知県緑化センター

2019-06-02 17:33:57 | みんなの花図鑑

先ほど 「トウカエデ」の里山コスモスブログさまの解説に 「トウカエデに似た葉を持つものに、フウ(タイワンフウ)があるがこちらは互生する。」という下りがありましたので、トウカエデの近くにあった フウ です。




たしかに 3裂していて トウカエデの葉に似ています。
「フウ」というと 5本指の「モミジバフウ」(別名アメリカフウ)がありますが、「フウ」は別名タイワンフウといい、葉の形は大きく違います。




ただ、花は ともに雌雄同株で、雄花も雌花も 球形なところは 結構よく似ています。




いまはもう果実になって 緑みどり色をしていますが、たしか花のときは 赤色(紅色)だったような気がします。




モミジバフウと比べて、果実はよりトゲトゲしい感じですが、針先は柔らかそうです。




トウカエデ - 愛知県緑化センター

2019-06-02 17:14:42 | みんなの花図鑑

トウカエデは カエデ属の落葉高木。
科は、もとカエデ科だったが、最近では ムクロジ科 に所属している。
カエデ属は 典型的な葉が 「もみじ葉」といわれる5本指の葉だが、トウカエデは 3本指。
真ん中の指が特に大きい。 




トウカエデの果実。カエデ属の果実は 皆このようなプロペラ型をしている。




カエデの仲間の中でとりわけ多くの花そして多くの果実(翼果)を房状につける(一つの軸に花20個ほど、果実10個ほど)。(里山コスモスブログ)





翼果はやや鋭角に八ノ字形に開く、あまり開かずU字形のものも見られる。 (同上)





トウカエデに似た葉を持つものに、フウ(タイワンフウ)があるがこちらは互生する。フウの果実は球形で長い柄について下垂するので、果実が生っていればすぐに分かるが、生っていなければ葉のつき方(互生/対生)を観察する。(同上)




ツタの葉も似ているがこちらは蔓性なので誤認する恐れはない。(同上)




サワシバ - 愛知県緑化センター

2019-06-02 16:57:27 | みんなの花図鑑

いつもこのミノムシみたいな果実がぶら下がってから、気がつく。
花をまだ見たことがない(と思う)。




カバノキ科クマシデ属の落葉高木。
「サワシバ」の「シバ」というのは「シデ」のことで、アカシデとか クマシデの仲間だ。
沢沿いによく映えているので サワシバ。サワシデともいう。





ミノムシ型の果実は 果穂 と呼ばれる。葉っぱのような果穂の構成単位を 果苞 といい、それぞれの果苞の付け根に 種がついています。カエデ科の翼果と同じで、熟すと果穂は バラバラになって 果苞は風に乗って遠くに運ばれる。





今はまだ緑色をしているので、木の果穂だと思うけど、これが秋になると 褐色になってほんとにミノムシそっくりになるんだ。

秋のサワシバ




一応、木肌です。浅い菱形のさけめができる。




トチノキ - 愛知県緑化センター

2019-06-02 13:30:39 | みんなの花図鑑

森林浴なら 愛知県緑化センターと隣接する昭和の森ですね )^o^(




元気のいい葉っぱがあるな~と見上げると、実が房になって付いています。





「5月から6月に、葉の間から穂状の花が現れる。穂は高く立ち上がり、個々の花と花びらはさほど大きくないが、雄しべが伸び、全体としてはにぎやかで目立つ姿である。」(wiki )

トチノキ - 柳川瀬公園




雌雄同株。一つの花序に雄花と両性花がまじる。枝先に長さ15〜25cmの円錐花序を直立し、直径1.5cmの花を多数つける。ほとんど雄花で両性花は花序の下部につく。(松江の花図鑑)





「初秋に至り、実がみのる。ツバキの実に似た果実は、熟すにつれて厚い果皮が割れ、少数の種子を落とす。種子は大きさ、艶、形ともにクリに似ているが、色は濃く、球状をしている。一般的に「栃の実」と呼ばれて食用にされるのは、この種子である。」(wiki)


トチノキの実


ケヤキ - 愛知県緑化センター

2019-06-02 11:57:12 | みんなの花図鑑

このケヤキの木は 少し前に 果実の赤ちゃんを見つけ、投稿したことがあります。
ケヤキ - 愛知県緑化センター 5月8日





あれからだいぶ経ってるので、大きく成長してるかな?と行ってみたら、このとおり、どこにも果実らしきものが見当たりません。




そんなにたくさん付いているようでも無かったのに、どれもが成長せずに落ちてしまったのでしょうか?





果実の付く短枝は、果実が熟した後に枝ごと落ちてしまい生長することはないそうです。逆を言えば、この枝は果実を付けてないから、秋の紅葉まで落ちることはないということでしょうか