海男、日本百名山に挑戦! Vol.2

百名山に限らず、四季毎の登山、山スキー、沢登り、子連れ登山、キャンプなど。最近は、ファミリーアウトドア。

積雪期・赤岳、横岳(八ヶ岳)【山行記録】Vol.3 ~ 2日目、横岳・硫黄岳

2009年03月16日 | 登山
2009年3月8日 横岳、硫黄岳
テーマ:日本百名山 積雪期 雪山 登山 縦走
天候:曇り(高曇り)


今年の目標の一つ、横岳(八ヶ岳)登頂。
無事帰ってこれました。
最初かなりビビリましたが、、、何とかクリアしました。


<<Vol.1: 基本情報、ハイライト
<<Vol.2: 1日目、赤岳、赤岳展望荘


◆基本情報(2日目)

・ルート: 赤岳展望荘~横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉~美濃戸口
・沿線距離: 約9.5km
・累積標高差: 登)254m 降)1,275m 
・総時間:

 
 (クリック拡大)


◆詳細(2日目)

06:10 日の出だそうです。
05:30 から展望荘外をウロウロ待機。

少しずつ明るくなってきました。


阿弥陀岳方面。



横岳方面。




赤岳横から、うっすら富士山。




金峰山方面。雲海です。





目の前にそびえる赤岳方面。 ・・写真失敗、割愛。


薄らぐも厚いです。

残念、今回は日の出自体は拝むことができませんでした。





北アルプス、うっすら赤みがかってます。




身支度をすませます。
展望荘のおやじ、心配そうです。

昨夜、
「横岳縦走するなら、知っている人と行きな。
 あるいは、夏に5回以上ルートを歩いてきな」
と注意を促されました。

今朝は、
「まあ、危なかったら引き返してきなさい」
と、心配そうな顔で。。。



出発。日もあがりました。





学生らしき若者、横岳に入っていきました。
これで、ルートは参考になります。




最初の難関に徐々に近づいていきます。





眼下の雲海、美しいです。




富士は、見えなくなってきました。





裸の木。





赤岳、その奥に南アルプス。
こちらから見ると、とても近い気がします。





第一の難関。
いきなり、先陣達は沢の中央を突破していきます。。。

雪崩大丈夫か?


小心者なので、岩よりのルートをとります。




上から見ると、こんな感じ。





無事、突破。





とりあえず、ご褒美。




水墨画の世界。 




山は格好良いです。





本当に。






次の難関。

これは、雪質がしっかりしている時はよいのでしょうが、
パウダーだと、いつ足下が崩れるか、、、





引き返すか?
それは、それで危険でして。




その辺をクリアすると、大分落ち着きます。





晴天ではないですが、これはこれでよいです。





三叉峰、そま添尾根分岐。
一度チャレンジしてみたいルート。




しつこい構図ですみません。
ま、微妙に変わっているのですよ。




のろまに慎重に進んできました。





遠くに横岳山頂見えました。(一安心)





この付近はゆっくり眺望を見ながら歩けます。




小同心も超えました。







もう少しです。
蓼科もしっかり見えてきました。(余裕がでてきました)




横岳(奥の院)山頂到着。 イエイ!





相変わらずの構図、お許しを。
少し休憩して、出発。

風が弱いのが幸いでした。




PS) 山頂では、「富山勤労者山岳会」の方とご一緒しました。
  レポはこちら


この先もちょい、難関。




山岳ガイドさん?
この裏のヨコバイも、DANGERでした。。。




あっという間に横岳から遠ざかってしまいます。




大同心も超えます。





後は、のんびり(気持ち的に)と硫黄を目指します。





この後は、だだっぴろいです。





北アルプスの壁も近く感じます。





気持ちに余裕があるので、万歳してみます。





硫黄岳に大集団がいます。
髪の毛みたい。




硫黄岳到着。









天狗、蓼科方面




山頂祠




阿弥陀岳




赤岳

展望荘のおやじ、双眼鏡で見ているかな?
一生懸命、手をふってみました。




さて、帰りますか。




降りは相変わらず、あっという間です。




すぐに林道。




赤岳鉱泉到着。
すごい、、人。




やってますねー、アイスクライミング。
カマキリを思い起こすのは私だけでしょうか。




降りの林道は、ツルツルでした。




帰りの温泉は、、、
今回は「河原の湯」(茅野市)に寄りました。
地元の方?芋洗い状態で、ゆっくりできませんでした。残念。


美濃戸から登ると、いつも温泉に悩みます。
よい場所、ご存じの方いらっしゃいましたら、こっそり?教えてください。


とはいえ、原村から見た八ヶ岳。 素敵です。






PS) 

今回は、風弱く、高曇りでしたが視界がしっかりしていて、本当に天候に恵まれました。次回は、阿弥陀岳登頂、チャレンジしたいです。


3月15日同ルートを行かれた「いちにち」さんのレポ
 八ケ岳大展望♪ は必見です!! 美しい。



<<Vol.1: 基本情報、ハイライト
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◆過去の八ヶ岳関連山行記録

八ヶ岳には、かなりお世話になってます。

061015 無積雪期 赤岳・横岳
071222 厳冬期 天狗岳、中山
080103 厳冬期 硫黄岳(本沢ルート)
081129 厳冬期 硫黄岳(赤岳鉱泉ルート)
081220 厳冬期 赤岳
090124 厳冬期 権現岳



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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
もみの湯 (惰性人)
2009-03-17 01:45:52
お疲れ様です。
ちょっと寒々しい天気ですね。

私も週末、八ッに行って来ました。
が、山中で体調を崩し、行って帰った来ただけです...

ちなみに私は美濃戸下山のときは、もみの湯
http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/top2.html
です。
返信する
おはようございます (サンチス)
2009-03-17 07:48:55
またまたお邪魔します。

私が2/7に八に入った時は展望荘の主人に「横は風が強いから止めとけ」と諭されましたね。
結局当日は小屋泊した者で横岳に入った人はいなかった筈です。
先行者がいるかどうかは大分違いますし。
いないとなると結構勇気がいりますよね。

今週末に阿弥陀にリベンジしに行こうと思います。天候次第で横岳にも行きたいのでとてもタイミング良く参考になりました。

因みに、今回atsu510さんは単独での山入りでしょうか?
返信する
惰性人さん、こんにちは。 (atsu510)
2009-03-18 16:19:24
そうなんですよ。
水墨画の世界でした。
まあ、日焼けすることもないので、よかったかもしれません、ということで。
もみの湯、空いていると良さそうなんですが。
ここも、日曜夕方って、大人気ですよね。人の多さにいつもパスしてしまうのです。贅沢かな。
返信する
サンチスさん、こんにちは。 (atsu510)
2009-03-18 16:25:35
阿弥陀岳、すごいです。
私も来年はチャレンジしようと思います。
横岳、お気をつけて。
「初めて」の場合は、先陣いるいないはかなり大きな意志決定要因です。

ちなみに、いつも2-3人で登ってます。
返信する
Unknown (ぽっか)
2009-03-18 17:34:19
お疲れ様でした。
やー。よいレポですねー。

見てると 怖いとこだと思う半面、読んでると挑戦したくなります! 
不思議ですね。

ブロガーさんが互いのレポで刺激を受けあっているのがなんとなくわかるような気がします。

新雪。特にトレースないとまた難易度(リスク重度)違うんでしょうね。
いやー、状況判断が試される・・からこそ おもしろさってありますね~。

夏に5回以上・・とまでは行かないでも
んー3回ぐらいで挑戦してみたいです。
返信する
Unknown (あみつか)
2009-03-20 02:30:28
atsuさんこんばんは。

 トラックバックありがとうございました。おかげさまで閲覧者が急に増えましたので・・・

 自分は14~15日に同じルートを行ったんですが、14日は大荒れの地蔵尾根ラッセル&烈風でしたが、15日は好天の大展望でした♪

 冬山テント泊に憧れてますが今回は展望荘に泊ったのでゆとりを持った早朝の赤岳を堪能出来ました。

毎回アクティブに行動を起しているatsu さんブログをこれからも楽しみに覗かせていただきます。
返信する
富山労山です。 (cooper)
2009-03-20 22:15:39
私どものブログにコメントを残して頂き、ありがとうございました。atsu510さんのブログの素晴らしいこと。これから定期的に見させていただきます。またどこかでお会いしましょう。
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