世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

司馬遼太郎の偏見と独断、そして悪意(16)

2024-05-09 00:00:00 | Weblog

(12) 望台陥落後、1/1_16:30頃 乃木軍の前哨にステッセルの軍使が訪れ、 

   降伏を告げる。旅順要塞の陥落である。 

    

  「1905年1月2日、伊地知第三軍参謀長は水師営においてロシア軍のレイ 

  ス要塞地区参謀課長と会談した。ロシア側は我の呈示した旅順開城に関す 

  る条件を全面的に同意し、両代表は調印し、日露両軍の休戦が成立した。 

   

  乃木希典と日露戦争の真実(p191)には書かれている。 

 

  水師営での日露の会見の写真が有名であり、ロシア軍将校達は帯刀を許さ 

  れていることがわかる。武士道精神に則り紳士的に接したとして、海外の 

  記者らにより全世界に報道され、称賛をされている。 

 

  これには、旅順開城の報に接した明治天皇が、敵将ステッセルも祖国のた 

  めに忠誠をつくしたことを評価し、武士の名誉を保たしめるようにとの聖 

  旨が参謀総長・山県元帥に下されたからである。 

  (「乃木希典と日露戦争の真実(p191)) 

 

https://www.jacar.go.jp/nichiro/img3/suishiei_02.jpg       

 

 

水師営の会見 

作詞:佐佐木信綱
作曲:岡野貞一
 

収録:日本の軍歌(二)(評)   

https://gunka.sakura.ne.jp/uta/suishieinokaiken.htm 

 

 

1.
旅順開城約成りて
敵の将軍ステッセル
乃木大将と会見の
所はいづこ水師営 

2.
庭に一本棗の木   ひともとなつめのき
弾丸跡も著るく
崩れ残れる民屋に
今ぞ相見る二将軍 

3.
乃木将軍は厳かに
御恵み深き大君の
大詔伝うれば      おおみことのり
彼畏みて謝し奉     しゃしまつる 

4.
昨日の敵は今日の友
語る言葉も打ち解けて
我は讃へつ彼の防備
彼は讃へつ我が武勇 

5.
形正して言ひ出でぬ
「この方面の戦闘に
二子を失ひ給ひつる
閣下の心いかにぞ」と 

6.
「二人の我が子それぞれに
死所を得たるを喜べり    ししょ
これぞ武門の面目」と
大将答へ力あり 

7.
両将昼餉共にして      ひるげ
なほも尽きせぬ物語
「我に愛する良馬あり
今日の記念に献ずべし」 

8.
「厚意謝するに余りあり
軍の掟に従ひて
他日我が手に受領せば
長く労わり養はん」 

9.
「さらば」と握手懇ろに   ねんごろに
別れて行くや右左
砲音絶えし砲台に      つつおと
ひらめき立てり日の御旗 

 

水師営の会見 (歌) 

(https://www.youtube.com/watch?v=OEZ-iIIgF-g) 

  

映像もあり、是非とも聞いてください。 

(続く)

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