世の中、まちがってる、根拠なき反日キャンペーン。

相も変わらず根拠なき反日キャンペーンで、国をまとめようとする輩が存在する。

女々しいぞハリル、代表監督不適格(43)

2018-06-11 00:25:00 | Weblog

この論考によれば、日大の不健全で前近代的な組織の一掃は不可能と言うほかはない、と小生には感じられた。日大生にとっては、誠に不幸なことだ。

これもアメフト部の監督の素性の悪さが惹き起こした問題、ではあるが根は深い。日大そのもののに繋がっているからである。

ここに2005年(H17年)の週刊文春の6月23日号がある。そこには「日大総長選の”黒幕”がJOC常務理事就任の奇怪」という記事がある。

この時はこの田中英壽氏は日大の常務理事であり、2005年6月22日、日本大学の総長選が行われているが、その候補者の一人の黒幕となっていると書かれている。本来ならば黒幕でなく表舞台に立って選挙運動をしてもよかったのであるが、以前から大学関係の工事に際してゼネコンからキックバックを受けているなどの疑惑がささやかれていたため、それが出来なかったと言う。

更には、戦後最大の経済事件と言われた「イトマン事件」などの主役の許永中などとも人脈があったとしている。更にはその許永中を通じて韓国の金雲龍氏(元IOC副会長)とも知り合いとなりIOCとも関係を持ったようだ。そして許永中から様々な闇人脈を紹介されたようで、山口組の大幹部から数百万円もする高級腕時計をもらったと学内で自慢していたこともあったとも、記さている。

その田中氏が今は日大の理事長にまで出世している、と言う訳だ。


さてサッカーの代表監督問題から何時の間にか日大問題に飛んでしまっていたが、5月30日には、日本対ガーナ戦が雨の中日産スタジアムで行われたが、0×2の惨敗であった。少しは見られるものがあったかと言うと、何もなかった。

さぞかしハリルホジッチもほくそ笑んでいることであろう。ただ選手たちには、まだまだハリルホジッチの息のかかった雰囲気からは脱却出来ていない、様にもみえる。



セルジオ越後、ハリルでも西野でも変わらない問題…言われたことしかできなくて何が代表だよ!
5/31(木) 5:22配信 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180531-00041162-sdigestw-socc

「3バックでも出来るんだよってところを監督に見せたかったのかもしれない」

日本代表のロシア・ワールドカップに向けた壮行試合のガーナ戦は、0-2で完敗の結果に終わったね。大会の2か月前に監督交代のドタバタ劇があったり、新監督が新しいシステムを導入したりと、試合前からいろいろと話題の多かった西野ジャパンの初陣だったけど、結局まだまだ周囲の期待に応えられるようなチームにはなっていないことが分かった。

確かに、こういう状況になって、西野監督に対して周りからの期待が大きくなるのは頷けるよ。日本人らしいスタイルとか、日本的なサッカーというのを再び掲げて、システムも複数を使い分けて、「何かやってくれるんじゃないか」という期待を抱くのは分かるけど、そう簡単にいくものではなかったね。

内容を見れば分かるように、攻撃の組み立て方に多少の差はあれど、やっていることは以前とほとんど変わっていなかったし、逆にチームが混乱しているようにも見えた。

正直、ガーナ戦に関しては3バックをずっと保つ意味はなかったと思うよ。ガーナはそんなに前から来る相手じゃなかったけど、長谷部は両センターバックの間にずっと収まって、相手の守備を崩すような動きはほとんど見せなかったし、誰も積極的にプレスにもいかなかった。ボランチは3バックでのやり方に慣れていないせいか、まるでぎこちなかったし、原口も残念ながら右サイドで消えてしまう時間が多かった。

かわいそうだったのは大迫で、ガーナ戦の3-4-2-1のフォーメーションは、彼を孤立させるばかりで、まったくいいシステムだとは思わなかった。システムを変えて後ろから組み立ようという意識が強すぎたのか、大迫へのサポートが足りなかった印象だ。

それでいて前半の失点シーンでは、ゴール前で人数は足りているのに相手にフリーキックを与えて、壁の造りの不味さから直接決められてしまった。どこか、3バックにして自ら混乱していたのが、前半の日本だったように思う。選手は目の前のガーナを相手に戦っているというより、このシステムでも出来るんだよってところを監督に見せたかったのかもしれないね。


「相手に隙があるなら、ピッチ内の選手たちでやり方を変える判断力を持つべき」

終盤、日本は0対2にリードされて、最後の15分あたりで長谷部を交代、4バックにして敵陣にどんどん攻め込んでいく積極性を見せた。武藤、柴崎、酒井高、あるいは長友が絡んだ連係から、ゴールの匂いを感じさせる攻撃もあった。

疑問に思うのは、なぜそういう攻撃をもっと早くやらないのか、ということだよ。相手は決して早いタイミングで背後に蹴ってくるようなチームではないのだから、どんどんプレスをかけて押し上げていかないと、前でボールを奪ってからの効果的な攻撃にはつながらないし、逆にチームの重心は下がっていってしまう。それなのに、日本は1点取られても、2点取られても、ちゃんと新しいシステムを守っていたよね。

結局、3バックにしろ、4バックにしろ、相手に隙があるなら監督の判断なんか待っていないで、ピッチ内の選手たち自身で攻撃的なやり方に変える判断力を持つべきなんじゃないかな。監督が言っていることだけをやっているなら、それは代表チームなんかじゃない。与えられたシステムを従順に守って何もやり方を変えられないなら、相手だってこれほど楽なことはないよ。

じつは、こういう問題こそが日本サッカーの大きな弱点だと思っている。臨機応変に自分たちのやり方をピッチの中で変えるような柔軟性がない。選手たちが、そういう戦術的な目を持っていないんだ。これはハリルが監督をやろうが、西野が監督をしようが変わる問題じゃない。つまりは質の問題だ。
大雨の中であんな体たらくの試合を見せられたらブラジル人は間違いなく帰るけど…


日本のサッカーは質が落ちてるね。ガーナ戦はそういうことを露呈した試合だったと思うし、逆に出なかった選手のほうが得をしたんじゃないかな。

大雨の中であんな体たらくの試合を見せられたらブラジル人は間違いなく帰るけど…

いったい、西野監督はガーナ戦での何を判断材料として、ロシアに向けた23人を決めるんだろうね。ガーナ戦で及第点を付けられるような選手はあまりいなかったように思うけど、それでも出場した全員が選ばれるとしたら、それほど日本は人材難だということなんだろうし、同じポジションでガーナ戦に出場した選手が選ばれずに出場しなかった選手が選ばれたとしたら、それもまた選考の基準がよく分からないことになってしまう。

要するに、ガーナ戦は西野ジャパンの初陣かつ最終選考の舞台という位置づけでありながら、試合では全員を試すことができないという、なんとも中途半端な感じにならざるを得なかったわけだ。これは就任した時点でほぼ決定していた状況だったとはいえ、西野監督にはちょっと気の毒だったね。だからといって、時間がないのは分かっていたことだし、時間の多い少ないに関わらず、本大会では結果を出さなければ責任が問われるのも分かっていることだよね。無論、西野監督に交代するという選択をした日本協会が負うべき責任は大きいよ。

そうした期待が大きいからこそ、ガーナ戦の完敗は、我慢ならないという人もいただろうし、実際にスタンドからはブーイングも聞こえたけど、そのボリュームは決して大きくはなかった。まあ、日本ではワールドカップで勝とうが負けようが、別にどっちでもいいと思っている人が多いんだろうね。

それがあのブーイングの大きさに現われているし、だいたい大雨の中であんな体たらくの試合を見せられたら、ブラジル人やスペイン人は間違いなく途中で家に帰っているよ。それでも多くの人が帰らなかったのは、試合の後にコンサートがあったおかげでしょ。

試合後に印象的だったのは、インタビューを受けていた西野監督の表情。「良いところもあった」「いいチャレンジができた」なんて言っていたけど、決して明るい展望を見出せたような表情じゃなかったし、「これは思った以上に大変な作業だな」って実感しているのが本心じゃないかな。

結局、協会が求めた“コミュニケーション”はあっても、勝つことはできなかった。今頃、ハリルホジッチはどんな想いでいるんだろうね。

http://blog.livedoor.jp/footcalcio/archives/52056438.html



そして5月31日には、ワールドカップロシア大会の代表23名が発表された。まあ、せいぜい
頑張ってもらうしかないのであるが、ガーナ戦を見る限りロシア大会の状況が思いやられるものである。しかしそれでも期待しないで、と言うよりも期待できないが、待とうではないか。

と言う事で、いったんここで筆を置いて、夫々(日大とワールドカップ)成り行きを見つめてゆきたいと思っている。

(終わり)
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女々しいぞハリル、代表監督不適格(42)

2018-06-10 00:00:00 | Weblog

もう一つ同じ内容のニュースを見てみよう。

内田・日大前監督ら除名 関東学連、反則指示を認定
2018/5/29 21:05 (2018/5/29 23:23更新)
日本経済新聞 電子版

臨時理事会を終え記者会見する関東学生連盟の柿沢理事長(右)ら(29日、東京都中央区)

 日本大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質な反則問題で、関東学生連盟は29日の臨時理事会で、内田正人前監督井上奨元コーチ反則を指示したと認定。虚偽証言もしたとして2人を罰則規定で最も重く永久追放に相当する除名処分に決めた。守備を統括する立場の森琢ヘッドコーチは2番目に重い資格剥奪にし、当時の部指導陣に厳罰を下した。

(VTR)

 反則をした守備選手とチームについては、今年度中の公式試合の「出場資格停止」処分にする一方で、反省文の提出や抜本的な組織改革など再発防止策の実施を条件に、期限前の処分解除もあり得ると配慮した。

 関東学連は反則問題を調査するため9日に規律委員会を立ち上げ、守備選手や内田氏らを含む日大、対戦相手の関西学院大の関係者ら約20人から聞き取り調査をした。

 指導陣からの反則指示について、22日に単独会見した守備選手はあったと認めたが、23日に会見した指導陣は否定。双方の主張は大きく食い違った。規律委は関係者の証言を積み上げ、おおむね選手側の主張が「具体的で合理的」として事実、指導陣の主張を虚偽と認定した。

 選手が試合前日に「1プレー目でクオーターバックをつぶせば試合に出してやる」と指示された点について、指導陣は「つぶせは思い切りやれという意味」と主張した。規律委は前後の発言などからこの主張は不自然で「けがをさせろという意図が込められていた」と判断。「日大側が主張する(選手との)認識の乖離(かいり)など存在しない」と断定した。

 会見で内田氏が試合前に「やらなきゃ意味ないよ」と選手に声をかけたことを否定した点や「最初の反則は見ていなかった」と証言した点も、当時の状況や映像から虚偽と判断。内田氏は反則を容認しており、井上氏は「内田氏をかばうために事実をねじ曲げた」との見方を示した。

 日大のチーム体質については「白い物も内田氏が黒といえば黒」「どんな理不尽でも『はい』と言って実行するのがおきて」などの関係者証言を紹介。内田氏が選手を精神的に追い詰め「結果を出さないと干す」と強烈な圧力をかけることを、選手らは「はまる」と呼び「地獄だった」との証言もあったという。

 反則問題は5月6日、東京都調布市で行われた関学大との定期戦で守備選手が、パスを試みた後で無防備の関学大クオーターバックの背後から激しくタックルして腰を負傷させるなどした。

 関学大の選手側は大阪府警に被害届を提出した。移送先の警視庁は29日までに日大関係者から経緯を聞き取り、今後も傷害容疑を視野に捜査する方針。対応の遅れに非難が集まる日大は第三者委員会で事実を解明するとしている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31113530Z20C18A5CC1000/?n_cid=NMAIL006


日大アメフト部員が言わんとするところは、同教職員組合要求書として2018.5.31夕刻に、大学に手交している。教職員たちも必死だ、何と言っても自分たちの生活が懸かってきてしまっている。


日大タックル問題 教職員組合が田中理事長に辞任要求を含めた要求書を公開
2018.05.31.

 アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で揺れる日大の教職員組合は31日、田中英寿理事長宛に「日大アメフト部事件』関連の一連の騒動を踏まえての教職員組合の要求書」を公開。6月30日までに以下の4項目を実行することを迫った。

 日本大学の社会的信用・信頼を失墜させ、名誉を著しく毀損した根源である内田正人前監督の常務理事や保健体育審議会事務局長をはじめとする全ての職【日本大学事業部を含む】を直ちに解任すること

 アメフット部が引き起こした『事件』の重大性・悪質性及び社会的な影響を踏まえ、責任ある立場にある同部の部長・副部長並びコーチ陣を全員解任すること

 職員採用人事における保健体育審議会出身者の優遇措置に代表される、不公平・不公正で不透明な仕組みを全面的に改めること、運動部監督、部長と、常務理事・理事の兼任の禁止、教職員による無記名直接選挙による学長選出、学長を名実ともに大学の最高責任者とする、など組織のあり方の抜本的見直し

 内田常務理事だけでなく、企画広報担当常務理事を含む5人の常務理事の全員解任の上、法人組織の最高責任者である田中理事長と教学の最高責任者である大塚学長辞任による大学上層部の解体的な出直し

 同組合は同日夕方にこの要求書を大学に手交する。また、同日朝から要求書への賛同署名運動を開始した。

https://www.daily.co.jp/general/2018/05/31/0011310014.shtml


これには大学の両最高責任者(経営と教学)たる理事長の辞任による大学上層部の解体的出直しが、要求されている。当然と言えば当然の話であろう。

さすがアメフト部員としては、学生の分際でそこまでは言えなかった、と言う事か。

この学生の声明文にもそのような具体的な記載があれば、少しは救いがあったと感じられるのであるが、果たして抜本的なチーム改革はもとより日大本体の組織改革はできるものであろうか。




日大・田中理事長、辞任不可避 体制一掃求める声高まる チームカラーになぞらえた「赤の組織」の絶対服従ぶり
2018.5.31

田中理事長


 日本大学アメリカンフットボール部の「悪質タックル問題で、関東学生連盟は内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)前コーチ(29)を除名処分としたが、2人の「永久追放」だけでは日大は変わらない。関東学連の調査では、部のチームカラーになぞらえた「赤の組織」の絶対服従ぶりが判明したが、これは田中英寿理事長(71)を筆頭にした大学全体の支配体制と表裏一体だ。日大の内外からは田中体制の一掃を求める声が強まっている。

 29日夜に開かれた関東学連の記者会見では、日大アメフト部にはびこる日常的な暴力体質が次々に暴露された。個別の選手を精神的に追い込む内田前監督の特異な指導方法も明かされ、選手たちはその対象となることを「ハマる」と呼んでいた。

 学連規律委員会の委員長を務めた森本啓司専務理事(48)によると、「内田前監督は見込んだ選手、活躍しそうな選手をとらえて全員の前で名指しで酷評し、『結果を出さなければ干すぞ』、すなわちレギュラーから外して試合に出さないと圧力をかけ、ひたすら厳しい練習を課し、時に理不尽ともいえる要求」をしていたという。

 そして「ハマった人に選ばれた」のが、悪質タックルをした宮川泰介選手(20)で、宮川選手は学連の聞き取りに「耐えられない地獄」ともらしていた。日大関係者も「精神的な重圧から顔つきまで変わってしまった」と証言する。

 内田前監督の気に障ると選手もコーチも突然辞めさせられるようになり、「監督が黒と言えば黒」という異常な雰囲気だった。2017年には約20人の選手が部を去ったことも強調された。

 絶対服従の雰囲気は問題の試合後も続いていた。規律委の調査にも他の部員は一様に「監督からの指示はない」と話したという。ある関係者は「統制が完璧に取れている。赤の組織は恐ろしい」と話す。

 ただ、学連は宮川選手の証言を「きわめて具体的」と評した一方、内田前監督の証言について「おおよそ全てに信用性がない」とし、「どちらを信用すべきかは火を見るより明らか」と結論付けた。


 宮川選手と日大アメフト部フェニックスに対しては、18年度シーズンの出場資格停止処分に留まった。フェニックスの場合、ただし書きに《チームとして本件の原因究明を行い、それを踏まえて実効性のある再発防止策を策定・実施し、また抜本的なチーム改革・組織改革を断行》すべき旨も示された。

 日大に抜本改革は可能なのか。後手の対応に終始し記者会見も炎上した日大だが、真相究明を委ねる第三者委員会すら、まだ設置していない。

 アメフト部の事情に詳しい日大OBは、田中理事長を頂点とする独裁体制が「諸悪の根源」とし、「この構造が崩壊し、上層部が総退陣しない限り、同じようなことが何度も繰り返される」と危惧する。

 「内田氏は第三者委員会の結果が出るまで(ナンバー2のポジションである)常務理事職を謹慎するとした。内田氏を重用してきた田中理事長がトップである上層部が第三者委員会を設置しても意味がないとみんな感じている。第三者委の調査には時間がかかるため、世間の注目が薄れていくのを待ち、うやむやにするつもりなのだろう

 大学側の動きが遅いなか、警視庁は28日に日大に対して聞き取りを行った。今後も傷害容疑を視野に捜査する方針だ。

 29日の会見後に関東学連の柿澤優二理事長(63)を直撃すると、日大全体の体質についての話は理事会では「特に出なかった」とするが、「フェニックスの問題ではあるが、フェニックスを抱える大学として、(田中)理事長かは分からないが、何らかのコメントはした方がいい」と話した。

 前出の日大OBは「今回の問題は日大OBとして非常に恥ずかしく残念でならないが、社会問題になったことを逆に『良し』として、(社会の力を借りて)不健全で前近代的な組織を一掃するため、田中理事長が自らけじめをつけるべきだ。そうでないと日大のイメージはますます悪化し、大学としての存在意義すら問われかねない」と話した。

 いつまで沈黙を続けるつもりなのか。
http://www.zakzak.co.jp/spo/news/180531/spo1805310004-n2.html
(続く) 
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女々しいぞハリル、代表監督不適格(41)

2018-06-09 00:00:00 | Weblog

この声明文の冒頭では、

(1) どうして、このような悪質なタックルが起こってしまったのかと思い悩んでいるが、明確な答えが見つからない、と嘆いている。

しかし思い悩んでいる割には、「フェアプレイ精神」の徹底が必要だ(3) と言っている。それならば、何がフェアプレイでなかったか、理解できているのではないのかな。

監督・コーチから、「相手のクオーターバック(QB)を1プレー目でつぶせば(試合に)出してやる」との反則指示があっても、明確に「それは出来ません」と抗う勇気がなかったことを悔いているのだ。

簡単に言ってしまえば、監督・コーチからに反則プレイの実行指示があり、それに抗う事が出来なかったことが、その思い悩む原因なのではないのか。又は監督の専制とその風潮が。

だからここでは監督・コーチの反則指示とそれに抗うことが出来なかった該当選手とそのような雰囲気が蔓延しているアメフト部の現状を、あからさまに表現しておくべきなのである。

そして(2) では監督・コーチからの理不尽なプレイの実行指示に対して、それにあらがう事が出来なかった責任をしっかりと受け止めているので、と言っているから尚更だ。

そして大学側にも”…その責任をしっかり受け止めていただきたい・・・”と言っているが、このままでは意味が通じないかも知れないと思われるので、と小生には感じられるので、やはり具体的に表現しておく方がよかろうと感ずるものであり。

(4) そのために何をしていく必要があるのか、と自問自答しているが、そのことは既に分かっているようで、(5) では部の指導体制の抜本的な変革が必要だといっている、様に小生には思われる。

即ち「はまる」様な指導は完全になくして、自由闊達な意見交換ができるような指導体制を望んでいる、監督・コーチの総入れ替えをして、純粋にしがらみのない指導体制へと生まれ変わらせることが必須なのであろう。それが(6) チーム改革なのである。しからばアメフト部員としての気持ちはわかるのであるが監督やコーチの総入れ替えはアメフト部員だけで出来ることなのか、出来ることならどんどん進めてゆけばよいことなのだがそれは小生には判別できるものではないが、大学本部と話し合いをしてゆきたい、などと言う提言が必要ではないかと小生には思われるのである。

だから改革なのであり変革なのである。指導方法の抜本的変革が必要なのである。

だから日大全体の問題なのである。


同じ日、関東学連では日大アメフト部に対して、罰則規定に基づき処罰を発表している。関東学連と言っても単に名前だけの事務機関かと想像していたら、豈図らんや、この機関は真っ当な機関で、中で働いている人物達も相当腰の据わった立派な方達だったようで、真実を追求してそれを正しく掴み取り、規則に則って粛々と事を運び見事な処罰を申し渡している。久しぶりに感心した。

ただそれなりの実効性はあるものなのであろうか。



規律委「QBつぶせ」認識の乖離はない 内田氏らは会見で「ウソ」発言に「信用性ない」
[ 2018年5月29日 22:05 ]

<アメフット関東学連会見>会見する関東学連の(右から)寺田監事、柿沢理事長、森本専務理事(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ

 日大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質なタックル問題で、関東学生連盟が29日に臨時理事会を開いた。同日夜に柿沢優二理事長らが都内で記者会見し、日大の内田正人前監督(62)と井上奨(つとむ)前コーチ(30)について、永久追放に相当する「除名」処分にしたと発表した。

 森本啓司専務理事が規律委員会の事実認定について説明。「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という指示をめぐり、日大側の「指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きたことが問題の本質」という主張について、森本専務理事は「認識の乖離はないと断定した

 「思い切りプレーする、激しく行うのはコンタクトスポーツなら当然。それを3年生のレギュラー格の選手、しかも全日本に選抜されている当該選手にわざわざ指示したのは不自然。思い切り当たるのが当然のアメリカンフットボールにおいて、他校の友達だからといってタックルやブロックを手加減したりはしません。思い切り行け、激しくぶつかれという当然の指示するだけなら、相手QBと友達か?などと尋ねる必要はありません。友達を相手にさすがにここまではできないということをさせようとしたからこそ、井上コーチはそう尋ねてしまったと考えるのが自然。QBをつぶせという指示には、友達にはとてもできないことをしてこい、つまり文字通りつぶしてこい、ケガをさせてしまえという意図が込められていた。認識の乖離など、そこには存在しない」と根拠を示した。

 また、内田前監督は規律委員会の調査に対し、インカム(ヘッドホン)を落として反則プレーを見ていなかったとする主張についても、落としたとするインカムを拾う行為が映像で認められなかったため「当該選手の最初の反則行為を見ていなかったとする内田氏の供述は虚偽」と判断。「内田氏の発言は、自身の関与に関するものについては、おおよそすべてに信用性がないと規律委員会は判断します」と断罪した。

 報道陣からの「連盟の判断として、内田前監督・井上前コーチからケガをさせろという意味の指示はあったという判断か?内田前監督らは会見などでウソをついていたという判断か?」の質問に、森本専務理事は「その通りでございます」と答えた。この処分は2人に伝えたと明かした。
[ 2018年5月29日 22:05 ]
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/05/29/kiji/20180529s00040000387000c.html


もう一つ同じ内容のニュースを見てみよう。
(続く)
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女々しいぞハリル、代表監督不適格(40)

2018-06-08 00:00:00 | Weblog

2018.05.06 日大と関学大の第51回のアメフト定期戦にて、違法タックル発生。
タックル者・日大宮川泰介氏(20才)、被タックル者・関学大奥野耕世氏(19才)
       (参照元https://majisuka.net/kangakudai_ameft.html)
2018.05.09 関東学生連盟が違法タックル調査の規律委員会を立ち上げる。
2018.05.10 関学大アメフト部より日大アメフト部へ反則行為に対する申し入れ書送付
2018.05.11 内山監督と宮川泰介氏及びご両親が面会、謝罪に行く旨伝えるが拒絶される。
2018.05.12 関学大、記者会見で反則行為を糾弾(1回目)
2018.05.15 日大から関学大に上記回答書を持参
2018.05.17 関西学院大学、小野宏ディレクターと鳥内秀晃監督が記者会見(2回目)
関東学生アメフト連盟1部の15チーム監督会議、共同宣言公表。
2018.05.18 日大・宮川泰介氏と両親が関学関係者に謝罪。
2018.05.19 日大・加藤直人部長、内田監督と井上コーチ、関学へ謝罪に行く。
監督・コーチ辞任表明
2018.05.21 関学大負傷QBの父奥野康俊氏(大阪市議)記者会見、大阪府警に被害届提出。
日大教職員組合が真相究明・改革要求の声明文を大学理事長・学長に送る。
2018.05.22 日大・宮川泰介氏が日本記者クラブで、単独の記者会見(日大側不在)
2018.05.23 日大アメフトの内田正人監督と井上奨コーチが、日大にて緊急記者会見(20:00)
2018.05.24 日大アメフト部選手の緊急ミーティング、同夜父母会も開催。
関東学生アメフト連盟1部リーグ、16大学の緊急監督会
日大アメフト部から関西学院大学へ再回答書提出。
2018.05.25 日本大学・大塚吉兵衛学長の記者会見、全く意味のない会見だった。
2016.05.26 関学の小野宏ディレクターと鳥内秀晃監督が日大回答書の説明会見(3回目)
2018.05.29 関東学連、日大アメフト部への罰則処分を発表、監督・コーチは除名処分、
ヘッドコーチは資格はく奪、DL選手とチームへは出場資格停止の処分。
日大アメフト部選手一同、声明文を発表。

日本大学と言う最高学府の理事長は学識経験者か何かかと思っていたが、豈図らんや、日大の相撲部出身の強者で大相撲入りはせずに、日大職員として権勢を振るう道を選んだと言う。相撲一筋で、と言ったら何だが、こんな人が巨大日大の理事長役が務まるのか、甚だ疑問だ。特に危機管理が課題となると、本当に力が発揮できるのか、巨大組織を統治できるのか、出来ているのかと疑問になる。特に今までの日大の対応を見れば、そう思われても仕方がないであろう。

もう日大の全面降伏しか道はない、と言った論考も出てきている。




日大アメフト部の存続には…“ドン”田中理事長の全面降伏しかない 神谷光男 スポーツ随想
2018.5.29

日大・田中理事長の迫力満点の体格はダテではない

 他に話題はないのか、と思うほどテレビをつければ、日大アメリカンフットボール部の危険タックル問題ばかりだ。

 タックルした張本人の日大・宮川選手の潔い会見の翌日、内田前監督、井上前コーチが開いた釈明会見は、選手に責任を押しつけるような内容に終始し火に油を注いだ。

 さらに、何とか火消ししようとした大塚学長の会見も“ピンぼけ”だった。一般学生が就職活動の面接でこの件を企業に問われ困惑していることから、「学生が負担にならないよう、企業さまにお願いしたい」と訴え、ますます火は燃え広がるばかりだ。

 日大が何をどうしたらいいかわからず迷走している間、関東学生連盟の規律委員会が開かれ、近日中に理事会で日大の処分を決めるという。

 24日に開かれた日大を除く1部15校の監督会議でも「指導体制などに改善がなければ、今秋の対戦を拒否する」ことで一致。最低でも秋のリーグ戦出場停止は免れない。

 大学の3大スポーツといえば駅伝、ラグビー、野球だが、日大は3つともパッとしない。昨年の甲子園ボウルで関学大を破り27年ぶりに優勝したアメフトが日大の顔として復活したばかりなのに、出場停止の痛手は計り知れない。

 部を何とか存続させたいのなら道はただ一つ、日大の実質的なトップで権限を一手に握る“ドン”田中英寿理事長が会見を開き“全面降伏”するしかない

 田中氏は日大相撲部出身。アマ横綱に3度も輝き、1学年下で大相撲の横綱になった輪島より「よっぽど強かった」といわれるほど。しかし、大相撲入りはせず日大職員として権勢をふるう道を選んだ

 その田中氏が「アメフトの指導体制には間違いがあった」と全面的に認めて頭を下げ、監督と12人もいる指導体制の一新を発表すれば、世間の見る目も少しは変わってくるのではないか。

 それでも、監督やコーチが内田前監督の息がかかった人たちでは、同じことの繰り返しになるのは目に見えている。

 7万8000人の学生を抱え、平成30年度の資金収支予算総額は2620億円。大企業顔負けの予算で前年比72億円の増加だ。

 それだけもうかっているなら日大以外の外部、いっそのこと全く色に染まっていない本場米国からコーチ陣を招聘したらどうか。ゼロから生まれ変わった部にするには、なによりもまずプライドを捨てるしかない。(作家・神谷光男)
http://www.zakzak.co.jp/spo/news/180529/spo1805290005-n2.html


事ここに至っては一アメフト部だけの問題に止まらない。本当に日本大学の屋台骨を揺るがすことになりかねないのだ。世間としては、日大の屋台骨を揺るがすことになっても、いっこうに差しさわりはないのであるが、日大の学生・教職員、またこれから日大を目指そうとする者にとっては、たまったものではない。というよりも、これからは日大を目指さない方がよいのであろう。

この問題は今後もずっと尾を引くことになろう。

2018.05.29には、関東学連の処罰が発表されているし、また日大アメフト部からは声明文が発表されている。その声明文をよむと、小生には、一部つじつまが合わないと思われる箇所が散見された。気持ちはわからないでもないが、これでは本当に改革ができるのであろうかと、いささか疑問を感ずるのである。次にその声明文を掲載する。



【日大アメフト部 声明文全文】指示に盲目的に従順 ふがいない姿勢が一因 チーム改革実行に一丸
[ 2018年5月29日 17:15 ]
日大アメフット部が発表した声明文
Photo By スポニチ

 日大アメリカンフットボール部の守備選手による悪質な反則問題で、29日、選手一同が声明文を発表した。 s5nk

 声明文全文は以下の通り。

 声明文

 本年5月6日に行われました関西学院大学アメリカンフットボール部と私たち日本大学アメリカンフットボール部の第51回定期戦での私たちのチームメイトの反則行為について、ケガを負ったQBの選手とご家族の皆様にお見舞い申し上げるとともに、関西学院大学アメリカンフットボール部関係者の皆様、関東学生アメリカンフットボール連盟その他の関係者の皆様に、多大なご迷惑とご心労をおかけしてしまったことを、私たち日本大学アメリカンフットボール部選手一同、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。また、私たちの行為によりアメリカンフットボールという競技そのものへの信頼が損なわれかねない状況に至ってしまったことについて、アメリカンフットボールを愛するすべての皆様、そして社会の皆様に深くお詫び申し上げます。

 今回の事件が起こってから、私たちは、どうしてこのようなことになってしまったのか皆で悩みながら何度も話し合ってきましたが、(1)まだ明確な答えが見つけられたわけではなく、これからも話し合いは続けていきたいと思います。また、これから捜査機関による捜査や大学が設置する第三者委員会の調査が行われるようですので、私たちも全面的に協力して、その結果も待ちたいと思います。なお、それらの捜査・調査に際しては、関係者の皆様にも、私たちが信じているチームメイトのように、誠実にありのまますべてをお話しして、(2)その責任をしっかり受け止めていただきたいと思っています。

 ただ、少なくとも、私たちは、私たちの大切な仲間であるチームメイトがとても追い詰められた状態になっていたにもかかわらず、手助けすることができなかった私たちの責任はとても重いと考えています。これまで、私たちは、監督やコーチに頼りきりになり、その指示に盲目的に従ってきてしまいました。それがチームの勝利のために必要なことと深く考えることも無く信じきっていました。また、監督・コーチとの間や選手間のコミュニケーションも十分ではありませんでした。そのような私たちのふがいない姿勢が、今回の事態を招いてしまった一因であろうと深く反省しています。

 私たちは、日本大学アメリカンフットボール部全体が生まれ変わる必要があることを自覚しています。今後、具体的に何をしていかなければならないかについては、これから選手一同とことん話し合って決めていきたいと思います。ただし、(3)絶対に必要だと今思っていることは、対戦相手やアメリカンフットボールに関わる全ての人々に対する尊敬の念を忘れないこと、真の意味でのスポーツマンシップを理解して実践すること、グラウンドではもちろんのこと、日常生活の中でも恥ずかしくない責任ある行動を心がけるなど常にフェアプレイ精神を持ち続けることを全員が徹底することです。(4)そのために何をしていく必要があるのか、皆様にご指導いただきながら、選手一人ひとりが自分自身に向き合って考え抜くとともに、チーム全体でよく話し合っていきたいと思います。

 そして、いつか、私たち日本大学アメリカン・フットボール部が、(5)部の指導体制を含め生まれ変わったと皆様に認めていただいた時には、私たちが心から愛するアメリカンフットボールを他のチームの仲間たちとともにプレーできる機会を、お許しいただければ有難いと思っています。また、そのときには、もし可能であれば、私たちのチームメートにも再びチームに戻ってきてもらい、一緒にプレーできればと願っています。

 私たち選手一同の今の思いは以上のとおりです。私たちは、今回の件の(6)深い反省のもと、真剣に、謙虚に、一丸となってチーム改革を実行していく所存ですので、どうかご指導のほど、よろしくお願い致します。

 平成30年5月29日

 日本大学アメリカンフットボール部選手一同
[ 2018年5月29日 17:15 ]

https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/05/29/kiji/20180529s00040000247000c.html



この声明文の冒頭では、

(1) どうして、このような悪質なタックルが起こってしまったのかと思い悩んでいるが、明確な答えが見つからない、と嘆いている。

(続く)
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女々しいぞハリル、代表監督不適格(39)

2018-06-07 00:00:00 | Weblog

簡単に図式化すると、

選手の精神の弱さ → 異常な精神状態 → コミュニケーション不足・信頼不足 → 監督指示に対する認識のかい離 → 反則タックルの実施
と言った構図で、日大側は説明している。即ち責任をすべてDLの選手におっ被せているのである。


DLの選手は、コーチから「監督におまえをどうしたら試合に出せるか聞いたら、相手のQBを1プレー目でつぶせば出してやると言われた」と証言している。

1プレー目でつぶせ」と言っている。

先の説明では、「”つぶせ”はいつも使われる言葉で、いつも”思い切って当たれ”という意味」だとP94では述べていたが、”1プレー目でつぶせ”の1プレー目では思い切って当たれ、という意味ならば、2プレー目以降は思い切って当たらなくてもよいのか、と疑問が湧く。アメフトとは常に思い切って当たるスポーツではなかったのか。

1プレー目でケガをさせて来い、という意味なので、あのような反則タックルをしたのであり、何の認識のかい離もないのである。

あくまでも日大側の「こじつけ、言い訳」である。


しかしもしこの構図であの反則タックルが本当に起こったとしているのであれば、その再発防止は、

認識のかい離の解消 → コミュニケーションの徹底・信頼の回復 → 精神状態の安定策の実施  

 と言う事になる筈である。

如何に選手たちの精神の安定を図るか、と言うところに対策が打たれなければならないことになるのであるが、日大の施そうとしている再発防止策は、(1)指導者の意識改善(2)過去の試合映像等を利用したプレー検証の徹底とである。 

本気でそれが原因だと思っているのであれば、これだけで対策が出来ると思われないのである。

これらの対策は、いわゆる表面上のもので日常の監督と選手間の当たり前の行為を述べているに過ぎない。要は、「しっかりやります」と言う事を言っているだけである。

真の対策になっていないし、これでは本当にこの事件を深刻に考えて対策しようとしているとは思えないのである。ただ恭しく回答書を書いた、と言う事だけである。

まあ先にも述べたものだが、「危機管理学部」が泣くと言うものであろう。どうせこの学部も、
大したレベルの学部ではないのでしょう。

監督が「1プレー目でQBにケガをさせてこい」と指示したので、日大としては本当のことは書けないので、適当に回答書をしたためているだけなのである。


関西学院大学側の、この再回答書に対する考察と反応は、次に載せられているのでぜひご一読願う。


関学大 26日に発表した今後の対応など全文
https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/201805/0011295007.shtml


そしてその最後には、今までのような日大の対応ではらちが明かないので、捜査機関の捜査に委ねるべきである、と結んでいる。


『・・・・学校法人日本大学による第三者委員会、関東学生アメリカンフットボール連盟の規律委員会等による客観的な立場からの真相究明を強く要望いたします。真相究明にあたっては全面的に協力いたします。
・しかし、上記いずれの団体・組織とも調査機能には限界があり、最終的には捜査機関の捜査によって真相が究明されることを強く希望いたします。捜査には全面的に協力いたします。
・被害を受けた選手およびそのご家族の支援を継続していきます。
・日大の当該選手およびそのご家族に対しても可能な限り支援の可能性を模索していきます。

・・・』


また被害を受けた関学QB選手の親御さんは、到底この再回答書では収まらない筈だ。監督・コーチの指示が原因だったと言う、確たる結論がなければ納まらないのだ。当然被害届から告訴状の提出になってゆくことになる。



関学QB選手の父・日大選手への減刑嘆願書を公開「刑事責任を負うべきではない」
2018.05.26.



 大学アメリカンフットボール定期戦で、日大選手に悪質な反則タックルを受けた関学大は26日、西宮市内で3度目の会見を行った。関学大アメフット部の鳥内秀晃監督と小野宏ディレクターに加え、反則を受けたQB選手の父である奥野康俊氏も出席。24日に提出された日大からの再回答書も公開した。

 奥野氏は日大の対応次第では「被害届けを取り下げる準備をしていた」というが、改めてその意向がなくなったことを表明。「今後、告訴に向かうか、息子、家族、関学さんと相談して決定したい。被害届けを出しているので、(捜査が)前に進んでいると聞いている」とした。

 奥野氏は指導者の内田前監督、井上コーチの処罰を求めたい意向を示したが、被害届や告訴にはいずれも反則プレーをした宮川選手を対象にする必要があると説明。苦渋の決断としながら、減刑の嘆願書を東京地方検察庁立川支部に提出する意向を示した。

 嘆願書も公開した。書面には「宮川君は記者会見で謝罪をし、勇気をもって真実を話してくれました」などとする一方で、日大の対応について「宮川君に責任を押しつけ、矛盾があり疑義が残るものであったため、到底受け入れるものではなく、激しい憤りを感じております」と記された。

 締めくくりには「宮川君は世間から多くの批判にさらされ、すでに社会的制裁を十分に受けていると思っていますので、さらに刑事責任を負うべきでないと考えます」とつづられ、「そこで今の私にできることは宮川君に寛大な処分を集めることだと思いました。嘆願書をできるだけ多く集めて検察官に、宮川君への寛大なる措置がなされるよう求めたいと思います」とした。

https://www.daily.co.jp/general/2018/05/26/0011295103.shtml


以後様子を見守ってゆくつもりであるが、ここで事の経過を整理しておく。
(続く)
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女々しいぞハリル、代表監督不適格(38)

2018-06-06 00:00:00 | Weblog

従って今までは一頭地を抜いていた日大?であったものが、一敗地に塗(まみ)れることになるのは明らかである。

そんなこともあってか悪いうわさが飛び交わないように、大学としてかアメフト部としてかは知らないが、部員たちにはかん口令が敷かれていた様だ。



日大アメフト部選手ら集会「箝口令あった。内田前監督は学校から去ってほしい」近く声明も
2018.5.25 11:59dot.

日大アメフト部の内田正人前監督(写真/福井しほ・AERAdot. 編集部)


日大の選手は退場したあと、負傷者用のテントの中で、声を上げて泣いていた(c)朝日新聞社

 日本大学アメリカンフットボール部の選手が関西学院大学選手へ危険タックルした問題が迷走している。

【写真】退場したあとテントの中で声を上げて泣く宮川選手
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2018052500023_2

 宮川泰介選手が「指示された」と名前をあげた日大の内田前監督と井上奨前コーチが23日、会見し、宮川選手の証言を否定。「指示はしていない」「怪我をさせろとは言っていない」などと弁明し、お互いの主張が対立している。

 そんな中、日大のアメフト部の選手らが24日、緊急ミーティングを開催した。

 参加した宮川選手の同級生の現役選手はこう打ち明ける。

「宮川一人を悪者にして保身に走る内田前監督、井上前コーチの記者会見があまりにひどい、許せないという批判が多数あった。内田前監督、井上前コーチが辞めたからと言ってもチーム、学校を信頼できないという思いです。そこで、宮川が戻ってくるまで、練習には参加しないという結論に達しました」

 そして、問題の危険タックルに対する、内田前監督、井上前コーチの「指示」の有無については、こう話す。

「多くの選手が、内田前監督や井上前コーチの言葉を聞いており、宮川の言った通り、指示があったのは間違いない。危険タックル問題が騒ぎになって、部員たちに『マスコミにしゃべるな』と箝口令が言い渡された。危険タックルへの指示がなければ、箝口令なんて、必要がない

 この日のミーティングでは、宮川選手がアメフト部でプレーをするにはどうすればいいかという話題も話し合われたという。

「僕たち部員らが声をあげて、内田前監督らから危険タックルの指示があったと証明して、宮川をどう助けられるか、アメフト部の父兄会にも相談しています。このままなら、宮川のフットボール、いや人生まで奪われかねません」

 アメフト部の選手らは声明を出すことも検討しているという。また、アメリカンフットボールの関東学生連盟1部リーグに加盟する16大学の緊急監督会も24日、開催した。

「現状のままで、秋のリーグ戦も日大と試合をできない」との見解で一致した。前出の日大アメフト部の現役選手はこう続ける。

「秋のリーグ戦に参加できなければ、4年生はもう終わり。日大のイメージが悪くなって就職もやばい。就活した友人が『あの日大とイメージが悪く、企業から変な目で見られて困っている』と愚痴ってました。昨日のミーティングでも『参加できないなら日大でアメフトをやっていても仕方ないと意見もあった。また、廃部ともウワサされており、下級生は『他の大学に移ってアメフトをしたい』と言っている選手もいます。本当なら、自分も実名で内田前監督らの指示のことやうちの部の実情を訴えたい。けど、それができない事情があるのです」

 先の現役選手がこう打ち明けるには理由がある。

 それは、内田前監督が日大の常務理事で人事担当というポジションについていることだ。田中英寿理事長に次ぐ、ナンバー2ともいわれている。

「内田前監督は学校の人事を握っている。選手の中には将来、教員として日大の関連の学校でとの思いの選手もいる。就職に関しても、内田前監督からにらまれて、就職担当者を通じて『あの学生はダメだ』とひとこと、企業側の耳に届くともうアウト。大企業でアメフトを続けることはまず無理ですよ。内田前監督には、日大から去ってほしい」(別の現役選手)

 混迷する日大の危険タックル問題。日大教職員組合文理学部支部は24日、声明文を出し、田中理事長の記者会見、関係者への謝罪と再発防止、組織改革の具体案を示すこと、理事会から独立した第三者委員会の設置などを求めている。

 一方、関学は25日、日大の再回答について記者会見を予定している。だが、先日の内田前監督らの会見通り、「指示」を否定しているようだ。また、スポーツ庁も調査に乗り出した。混迷は当面、続きそうだ。(取材班)
https://dot.asahi.com/dot/2018052500023.html?page=1


日大側が、真実を嘘で塗り固めようとしているから、ますます事態は混迷の度合いを深めている。どうせどう転んでも監督業は止めざるを得ない訳だから、最初から日大(内田監督)側は、「悪うございました。私が指示いたしました。すみません。」と言って、監督と常務理事から辞任していれば、これほどまでに事態は悪化していなかったものと思われる。

アメフト部だけの問題として(もちろん監督、コーチの首はとぶが)済んでいったかもしれないのだが、事ここに至っては日大全体の問題となってしまっているから、ちっとやそっとの策では収まりそうにない。学長どころの話ではない、理事会レベルの問題と化してしまっている。場合によっては日大の屋台骨まで影響することも、考えなくてはならなくなってしまっている。世間はそう考えだすのではないのかな。

2018.5.24に約束通り、再回答書が日大から関西学院大学にもたらされたようだ。

日大からの再回答書は神戸新聞で読めるものであるが、
(https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/201805/0011294949.shtml)

相変わらず監督と選手との間の認識のかい離が、反則行為の原因だと決めつけている。

そしてそのかい離は監督・コーチと選手間のコミュニケーション不足、信頼関係の不足から起きていると結論付けている。

更に、そのコミュニケーション不足、信頼関係不足は、選手の異常な精神状態から起こったものである、としている。

その選手の異常な精神状態は、試合に出られない、練習にも出られないと言う事から引き起こされたものであり、選手自身の精神の弱さによるものである、と暗に結論付けている。

監督の責任には一切言及していないと言うずる賢さ、その物である。

(続く)
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女々しいぞハリル、代表監督不適格(37)

2018-06-05 00:00:00 | Weblog

●監督に「NO」と言えば

 この会見後、慌てふためくように日大側は同日の17日、アメフト部の加藤直人部長名で談話を発表し、内田正人監督を含めた責任者たちが関学大を訪問してアメフト部、そして悪質タックルで大ケガを負った選手と保護者に謝罪することを明らかにした。

 ここでどのような姿勢を見せるかが非常に注目されるが、何らかの逃げ道を用意して弁明に終始する可能性は極めて高い。すでに内田監督を筆頭に日大アメフト部の責任者、日大側に対し、世間は厳しい目を向けている。悪質タックルを仕掛けた日大の当該守備選手が周囲に「『反則をやるなら(試合に)出してやる』と監督から言われた」と話していたことも明らかになっており、こうなってくると日大側がいくら否定しても内田監督は限りなく“クロ”とみなされ続けるだけだ。

 謝罪の場には自主的に退部の意向を表明しているとされる悪質タックルを仕掛けた日大の守備選手も同席しなければいけない。日大側の「乖離していた」という説明も、その謝罪の場に内田監督と当該守備選手が相手の関学大アメフト部の関係者と大ケガを負わされた選手の目の前で食い違いを見せるか否かでウソか本当かがハッキリする。

 ただ、いずれにしてもこの問題はとにかく根が深い。まずこうした蛮行が生じた背景として、日大アメフト部で絶大な権力を握っている内田監督には部員の誰もが絶対服従を強いられているという構図が挙げられる。同部の内部事情に詳しい関係者によれば「内田監督から指示を出され『NO』と言えば、その人物は部内での居場所がなくなるどころか、自分の将来にも悪影響が及ぶことになる」という。一体どういうことなのか。

 「内田監督からの指示や指導法に背けば『お前は、もう二度と試合では使わない』と言われ、冷遇される。それだけなら、まだいい。実はその後、さらに深刻な事態に直面する可能性が高まる。

 “内田ルート”によって大学を卒業してからの就職口も凍結されてしまうから、路頭に迷うことになってしまうのだ。だから選手たちは部で生き残るため、おかしいと思っても監督の指示には逆らえず言う通りにしなければいけなくなる。そういう構図は昔から日大アメフト部にはあった」

●内田監督に嫌われるわけにはいかない

 日大アメフト部でレギュラーの座をつかみ、主力選手になれば将来も安泰。卒業後、内田監督の持つコネクションから社会人アメフトの強豪チームに入部した選手たちはこれまでも数多くいる。そして、たとえ主力選手になれなくても内田監督のお眼鏡にかなえば一流企業への就職口も紹介してもらえることが可能というのだ。

 「一流企業の人事担当者たちも内田さんのところでアメフトをやっていたのならば、主従関係の大切さも身をもって叩き込まれているから安心という意識を持っている。実際に日大アメフト部出身者で一流企業に就職したOBは星の数ほどいる。いろいろな大手企業に散らばっているから、内田さんが『今度ウチの○○がお前のところに入りたいと言っているから、よろしく頼む』と言えば“ツルの一声”でスンナリ入れるルートが各一流企業に構築されている」(前出の関係者)

 そういう背景があるとしたら、学生である部員たちは自分の将来のことも考えると「内田監督に嫌われるわけにはいかない」と思い込むようになるのも無理はない。むしろ同監督からの評価ポイントを上げるため、どのような指示に対しても率先して実行しようという意識も働くであろう。

 日大アメフト部のOBからは「もし内田監督から嫌われたり、自主退部したりしたら『○○は使い物にならないよ』と各一流企業の人事担当者に通達されてブラックリスト入りしてしまう危険性もある。だから部員は是が非でも監督にだけは逆らえない環境が整う」と指摘する声まで聞こえてくるから、開いた口が塞(ふさ)がらない。

 しかも内田監督は日大内部でも常務理事の人事を担当するなど重責を担っている。また日大保健体育事務局の「長」としてアメフトだけでなく日大の体育会全体を取りまとめる立場にもあり、大学内部では以前から「とにかく、あらゆるところに顔が利いて不祥事のモミ消しなど危ない根回しも容易にできるポジションにいる。それぐらい権力が集まっていたから本人も『自分こそが絶対に正しい』と勘違いするようになっていたところがあった」と内田監督に批判的な声が数多く出ていたのも事実だ。


日大アメフト部は試合中の反則行為についてコメントしているが……(出典:日本大学アメリカンフットボール部フェニックスOfficialサイト)

●名門「日大フェニックス」の名が泣いている

 日大アメフト部にはカリスマ指導者として知られる故篠竹幹夫監督が徹底したスパルタ指導のもと、強豪へと上り詰めた歴史がある。「サムライスピリット」と呼ばれた独特な篠竹イズムを日大OBの内田氏は同監督体制下のヘッドコーチとして体感し、2003年から指揮官に就任した。16年に一度は監督から勇退したが、自身が外れて同部が低迷したことで周囲の強い要望を受けて再び指揮を執っている。前出の同大OBはこう補足した。

 「昨今のスポーツ界はスパルタが時代錯誤と言われ、日大アメフト部内の指導法も見直されたが、その裏で内田監督は篠竹イズムを捨てずに受け継いでいたところもあった。試合前のミーティングで『相手を殺れ』とか『何が何でもぶっ壊せ』といった物騒な指示を飛ばしていたのは誰もが知っているところ。

 ただ、この言葉には“ルールの範囲で”という意味合いが込められていることを、言われた選手も自分で判断しなければいけない。今回の一件で指摘されているように、露骨な形で監督から『反則をやれ』と指示されたことが本当ならば……。やはり、あの日大アメフト部の監督第一主義になっている異常な環境下では選手も催眠術にかけられるかのごとく、実行せざるを得なくなってしまうのかもしれない」

 個人的には少なくとも内田監督が“首謀者”として全面的な関与を認めて謝罪し、指揮官から退任しなければ、この問題の終息にはつながらないと思う。当然、期間限定の対外試合禁止などチームにも活動自粛の処置が求められてくるだろう。栄光の名門・日大フェニックスの名が泣いている。


日本大学からの回答書(一部)

臼北信行(うすきた・のぶゆき)氏のプロフィール:

 国内プロ野球、メジャーリーグを中心に取材活動を続けているスポーツライター。セ・パ各12球団の主力選手や米国で活躍するメジャーリーガーにこれまで何度も「体当たり」でコメントを引き出し、独自ネタを収集することをモットーとしている。

 野球以外にもサッカーや格闘技、アマチュアスポーツを含めさまざまなジャンルのスポーツ取材歴があり、WBC(2006年第1回から2017年第4回まで全大会)やサッカーW杯(1998年フランス、2002年日韓共催、2006年ドイツ、2010年南アフリカ、2016年ブラジル)、五輪(2004年アテネ、2008年北京、2017年リオ、2018年平昌)など数々の国際大会の取材現場へも頻繁に足を運んでいる。

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1805/18/news073_4.html#l_yd_usukita3.jpg



このような状況の中では、現在当然、就職活動にも影響が出ていると言う。まあ、当然と言えば当然ではあるが。


日大生「就職活動に影響」「今は恥ずかしい」
2018年05月24日 22時47分

 アメリカンフットボールの危険なタックル問題で、日大側の記者会見から一夜が明けた24日、同大4年で弓道部の男子学生は「就職活動に影響が出ている」と漏らした。

 面接で自己PRとして弓道部の活動を紹介すると、「アメフトの問題は同じ体育会としてどう思うか」と質問されたという。

 リクルートスーツ姿で就職活動中の法学部4年の女子学生(21)も「今まで日大生であることを誇りに思っていたが、今は恥ずかしい」と肩を落とした。

 23日の日大の会見では、広報担当者が「(日大のブランド価値は)落ちません」「(会見を)見てても見てなくてもいい」などと発言するという異例の展開を見せ、荒れ模様になった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180524-OYT1T50130.html


まあこの程度の影響であれば、そう大したことは無いものと思われるが、日大全体に関する管理能力や統治能力に関する悪い話が飛び交い出すと、大学自体に対する悪い評判から日大生に対する評判にも影響が及び、数ある大学の中で日大のランクが相対的に落ちてゆくことになりはしないかと危惧されるものである。

(続く)
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女々しいぞハリル、代表監督不適格(36)

2018-06-04 00:00:00 | Weblog

先の青島健太氏の論考にも言及がされていたが、事実、「自分が指示した」と言う日大アメフト部の内田監督の発言テープが、存在していると言う。



「週刊文春」編集部 7時間前
日大アメフト部内田監督「14分の自供テープ」を独占公開
2018/05/23 source : 週刊文春 2018年5月31日号


雲隠れを続けた内田監督 ©文藝春秋
この記事の画像(2枚)

 5月6日、関西学院大学との定期戦における悪質タックルが大きな批判を受けている日本大学アメフト部。22日の会見で宮川泰介選手(20)は、内田正人監督(62)から反則行為の指示を受けたと明かしたが、内田監督自身が試合直後、「僕、相当プレッシャー掛けてるから」などと反則プレーの指示について“全面自供”していたことが分かった。

「週刊文春」取材班が入手した「自供テープ」は14分に及ぶ。そこには関学大との試合後に行なわれた内田監督の囲み取材の模様が収録されていた。

「やっぱ、今の子、待ちの姿勢になっちゃう。だから、それをどっかで変えてやんないと。練習でも試合でもミスをするなとは言わないですよ。ミスしちゃダメよ、反則しちゃダメよと言うのは簡単なんですよ。(中略)内田がやれって言ったって(記事に書いても)、ホントにいいですよ、全然

 悪質タックルについては「あのぐらいラフプレーにならない」と答えた上で、「宮川はよくやったと思いますよ」と評価していた。

問題のラフプレー(関西学院大学提供)

 さらには関学の鳥内秀晃監督の「あれ(悪質タックル)で試合を壊された」とのコメントを聞かされ、こう言い放っている。

「よく言うよ、何年か前の関学が一番汚いでしょ」

 5月24日(木)発売の「週刊文春」では「14分の自供テープ」の内容に加え、日大の最高権力者、田中英寿理事長を直撃した際の一問一答など、6ページにわたって日大問題を特集している。
http://bunshun.jp/articles/-/7477


内田正人監督(62)は、宮川泰介選手(20)のラフプレーは見ていない、と5/23の20:00からの記者会見では言っていたが、この文春の記事では「あのぐらいラフプレーにならない」と答えているので、宮川選手のタックルをしっかり見ている筈だ。

ここでも監督と選手の間では食い違っているが、大学として毅然と真実を追求する気があれば、こんなことは大学内で解決できるはずだ。NO.3の学長はNO.2の内田監督を制御出来ていないと言う事なら、NO.1の理事長が制御すればよい。しかしそれが出来ないと言う事ならば、日大のトップたる理事長に、真実を追求すると言う気持ちがないことになる。日大と言う最高学府の大学に、問題解決能力がないと言う事であれば、司直に委ねるしかないことになる。全くだらしないこと、この上ない。日大は三流以下の大学と言う事になる、と言うよりも大学と言えないのではないのかな。

理事長以下大学の役員・関係者は全員入れ替わらないと、日大の再生はないことになる。それでも良いと言う事のようだ、日大の統治者は。


内田正人監督は日大のNO.2で且つ、常務理事として大学内の人事権を握り、学生達の就職に関する生殺与奪権を握っていると言う。就職活動は、学生たちにとって人生の一大イベントである。希望の就職先の企業などへの口利きで、監督はかなりの顔が効いていると言う。内田監督は、しかも、運動部(体育会)全体の統括もしていると言うので、学生たちにとっては、何事にも言う事を聞かざるを得ないこわーい存在であったようだ。

だから宮川泰介氏も、「相手QBを潰せ」、と言われれば「はい、わかりました。」と言わざるを得なかったのである。



日大アメフト部の監督に逆らえば、「路頭に迷う」は本当か
2018年05月18日 12時06分 公開 [臼北信行,ITmedia]
日大選手による悪質タックル問題はどうなる?

 一向に沈静化する気配が見られない。

 日本大学のアメリカンフットボール部選手が5月6日の定期戦で関西学院大の選手に悪質なタックルを仕掛け、全治3週間の大ケガを負わせた問題だ。17日には関学大のアメフト部が兵庫県西宮市内で会見を開き、日大から受け取った回答書について強い不満を訴えた。

 問題の反則はクォーターバック(QB)がボールを投げ終えた約2秒後に起こり、日大側は「当日は認識していなかった」と主張。そして「意図的な乱暴行為を行うことを選手へ教えることは全くない」とした上で「弊部の指導方針はルールに基づいた『厳しさ』を求めるものでありますが、今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離(かいり)が起きていたことが問題の本質と認識しており、深く反省している」などと回答した。しかし、この日の会見に出席した関学大の島内秀晃監督と小野宏ディレクターは、これに大きな疑念を抱き、憤りを見せた。当たり前だ。

 日大の守備選手が悪質タックルを仕掛けた試合当日のシーンは映像に残っている。それをあらためて見返すと、驚くべきことに無謀なタックルを仕掛けた日大の選手を首脳陣は叱責するどころか「よくやった」と言わんばかりにねぎらう場面が克明に映し出されており、同大側の回答を信じる者など誰もいない。

 無防備な選手に対し、前代未聞の危険なひざ裏へのタックルを敢行。やられた関学大のQB選手は一歩間違えば死に至ってもおかしくはなかった。この“殺人タックル”に関しては日大・内田監督の指示によるものだったとの疑いが早い段階から明るみに出ている。事実、当日の試合終了直後に同監督は「選手も必死。あれくらいやっていかないと勝てない」と暴挙を容認するかのようなコメントを取材メディアに向けて発していた。

 日大側は「乖離」などと詭弁(きべん)を用いて強く否定しているが、まず間違いなく指揮官が“関与”していたと言い切っていい。しかもスポーツ庁の鈴木大地長官が「なぜああいうプレーが起きたのかを考える必要がある」と苦言を呈し、政府までも巻き込む事態へと発展したにもかかわらず、内田監督は表に出て来ないで何だかんだと姑息な理由を付けながらコソコソと逃げ回っている。
(続く)
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女々しいぞハリル、代表監督不適格(35)

2018-06-03 00:00:00 | Weblog

 宮川氏側の 弁護士が、日大総務部の聞き取りに応じた際に、大学側が「大学と部は違う団体である。組織である。あくまで大学としてお聞きしたい」と説明した部分だ。

 日大アメフット部は、大学側が統括、監督責任を持っている学内のクラブ活動団体である。日大の有志やOBが集まって学外で行っているスポーツクラブでもなんでもない。100人を超える選手の練習場所を確保して、選手の一部をスポーツ推薦という形で入学させている。それを「大学と部とは違う団体」と語っているとすれば、日大アメフット部は、いったい何なのか。

 日大アメフット部を統括、管理する責任のある大学側が、まるで、それらを放棄したような発言であり姿勢である。学内ナンバー2の立場にある常務理事の内田氏が監督をしていた団体には、モノの言えない学内構造でもあるのだろうか。大学側が、その活動内容と実態を把握せず、コントロールできないような組織が、対外試合も含めた部活動を行っていること自体が大きな問題だろう。

 会見を受けて「激しい怒りを覚える」というコメントを発表した被害を受けたQB選手の父親、奥野康俊氏は、「監督やコーチが最初から自分の息子を怪我させようとしていた。絶対に許されないことだ。このような指示を出すこと自体あってはならないことだし、さらに強制し追い詰めるやり方は社会のルールをまったく逸脱している。こうしたことが学校の中でおきていたこと自体が信じられない」とも語った。

 学校内で“反則行為の教唆”が起きたことが問題なのだ。

 この日、日大の広報部に何度も電話をしたが、一度としてつながらなかった。また広報部が「質問は文書にてお願いします」ということだったので、先週の木曜日に送ったが、今なお、ナシのつぶてだ。夜になって公式コメントを出したが、今なお、監督、コーチの反則指示を認めていない、という矛盾したもので、本来、学生を守らねばならない立場の大学が迷走している。

 内田前監督の正式な記者会見をいったいいつになれば行い、今回の問題に対する大学としての見解、対応、そして学校側の処分、また今後の方針などを、いったいいつになれば“世間”に明らかにするつもりでいるのだろうか。日大は説明責任をまったく果たしていない。

 対して、ここまで2度会見を開いている関学大は、この日、「宮川氏が不利益を被る可能性がある」として、18日に直接謝罪を受けていた事実をここまで公表してこなかったことを<お詫び>として謝罪していた。教育機関としての理念や姿勢が、この対応ひとつとってみればよくわかる。

 最後に。

 宮川氏は自らが犯した罪への懺悔を繰り返していた。
「判断できなかった自分の弱さです。少し考えれば間違っていたことを判断できた。自分の意思を強くもつことが今後重要だと思う。でも、あのとき自分はそのこと(違反行為をしない)は考えられなかった。1週間で追い詰められ、やらないという選択肢はない状態になっていた。今後は、自分の意思に反するようなことはフットボールにかかわらず、すべてにおいてするべきじゃないと思う」

 THE PAGEで、すでに記事にしたが、スポーツ心理学の権威である東海大の高妻容一教授は、「このような環境で、プレッシャーをかけられて追い込まれた選手は善悪の判断がつかなくなることがある」というスポーツの現場における心理を分析していた。「厳しい環境でフットボールが好きでなくなる」ほどの環境下におかれ、「日本代表を辞退しろ」というパワーハラスメントを受けても「言い返すこともできなかった」というチーム体質にどっぷりとつかってしまっていた宮川氏に正当な判断を求めることに無理があったのだ。

 やってしまった反則行為は罪だが、宮川氏もまた悲劇に巻き込まれた被害者である。

 関学大の鳥内秀晃監督も「行為そのものは許されるものではないが、勇気を出して真実を語ってくれたことには敬意を表したい。立派な態度だった」と評価。被害者の父親も「自分のしてしまったことを償い、再生していただきたい、勇気をもって真実を話してくれたことに感謝する」と再起へのエールを送っていた。

 繰り返すが、こんな指導者を野放しにしていた日大には重大な管理責任がある。もう教育機関という看板を下ろして、たんまりともらっている各種補助金を国へ返上したほうがいい。
 
(文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)
https://thepage.jp/detail/20180522-00000002-wordleafs?page=3


ここでは「教育機関の看板を下ろして、各種補助金も返上した方がよい」と結んでいる。まさにその通りである。アメフト部でなくて、日本大学本体の問題に言及している数少ない論考の一つではないのかな。ちなみに政府からの補助金は93万円と言う、それだけ我々の税金が、日大に投入されていると言う事である。補助金支給には大反対である。

日本大学のこの煮え切らない動きに対して、当の反則タックルを受けたQBの父親奥野康俊氏は、怒り心頭だ。当然である。奥野康俊氏は大阪市の市議会議員である。



「人生かけ問題向き合う」関学被害者の父、市議今期限り
2018年5月24日08時15分

反則行為を受けた状況を説明する負傷選手の父・奥野康俊さん=5月21日午後、大阪市中央区

 アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で、日大選手が関学大選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、被害者の父で大阪市議の奥野康俊さんは24日、自身のフェイスブックを更新し、日大に対する怒りをあらわにした。

内田前監督「進退、大学の判断に任せようと」 アメフト

 奥野さんは「指導者2人に対して、体の震えが止まりません。市議会維新代表にも伝えておりますが、私の記者会見前に決断していたことですが、任期満了をもって大阪市議会議員にピリオドをうち、次の選挙では立候補いたしません。残りの人生をかけ真剣に、とことん、この問題に向きあう覚悟です」とコメントした。

 日大は23日、午後8時ごろから東京都内で緊急記者会見を開き、内田正人前監督が「私からの指示ではございません。ただ、スタートからゴールまで私の責任だと思っている」と説明した。緊急会見には、日大の宮川泰介選手に指示をしたとされる井上奨コーチの2人が出席。井上コーチは定期戦前日の5日に「相手選手を1プレー目で潰せば(試合に)出してやる」という話をしたことを認めた。その理由について、「思いっきりタックルすることが、彼の課題だった。いつもと違うようなプレーをしてほしかった」「もう一つ上のレベルにいってほしかった」などと説明した。

 関学大アメフト部は24日、「…
https://www.asahi.com/articles/ASL5S2HZ7L5SPTQP001.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr02


益々持って日大は抜き差しならない事態に突入してしまった。自ら進んで突っ込んでいったものである。これでは新設されたと言う「危機管理学部」も、高が知れてると言うものではないのかな。危機管理学部どころか、日大の全学部、日大そのものが二流どころか三流か四流の大学に成り下がってしまった訳だ。
(続く)
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女々しいぞハリル、代表監督不適格(34)

2018-06-02 00:00:00 | Weblog

こんなような大学であれば、日大からは大学の免許を剥奪して貰いたいものだ。もちろん現在の在学生には責任はない筈なので、来春から入学を禁止して貰いたい、と言う事だ。

尤もこんな大学なので、学生もそんな学生なのかもしれない、と噂されても仕方がないでしょう。
もちろん宮川泰介選手も、「ルール違反をせよ」と言われた時に「やらない」と言う選択枝もあった筈だが、自主独立の精神でそのようには行動しないと言う事が出来なくて残念だった、と言っている。日大での教育では、自主独立の精神の教育は微塵にもされていなかったようだが、彼にはそのことを非常に悔やんでいたので、人間的には、日大には珍しく真っ当な精神の持ち主であった、と思われるのだが、監督の指示を断れなかったことがつくづく残念な事ではある。

何と言っても、「ルール違反をせよ」と指示したのは、日本大学NO.2の地位にある常務理事の内田正人監督だったから、どうしても「反則はやりません」とは言えなかった訳だ。


日大には”危機管理学部”もあるようなので日大自体として、とっくにこの問題は解決できていた筈だ。だが解決できていないうえに、ますます疑惑を深めていっている。いくらスポーツ庁が言っても、日大としては解決できないのではないのかな。日大の保身を大事にしている以上、解決できるどころか右往左往に終始するのではないのかな。

解決すると言う事は、内田監督が真実を話さなければならないことなので、内田監督ひいては日本大学の信頼を無くすことになってしまうからである。



「本来なら日大が声を出すべき」 鈴木長官、対応に釘
2018年5月22日19時25分

スポーツ庁の鈴木大地長官=20日、羽田空港

 アメリカンフットボールの悪質なタックル問題で、関西学院大の選手を負傷させた日大の選手が22日に記者会見を開き、監督やコーチからの指示があったと証言したことを受け、スポーツ庁の鈴木大地長官は「本当であれば、とてもあってはならないこと。私たちはどんな状態でも善悪を判断できる選手を育成しないといけない」と話した。

 大学スポーツで一選手が会見を開くという異例の事態について、鈴木長官は「本来であればしかるべきところ(日大)が声を出していくべきだと思う」と日大の対応に釘を刺した。「指導者と選手のコミュニケーションのあり方をスポーツ界全体で考えないといけない。疑問をもったら話を聞き、言いたいことは主張する。そういうスポーツ界にしたい」とも述べた。
https://www.asahi.com/articles/ASL5Q6604L5QUTQP039.html?iref=pc_ss_date


こんな状況だから政府も動かざるを得ないようだ。スポーツ庁の鈴木大地長官までもが、日本大学が動くべきだ、と言い出している。

どうする、日大。と言っても何も動かないであろうし、動けないのだ。何しろ「嘘」で塗り固めてしまったから。

次の論考は、4つの許されない嘘と矛盾、として説明している。

1)反則指示があったにも拘らず、「監督、コーチからは反則指示はない」と嘘をついている。
2)宮川家からは「ケガさせろと指示があった」と公表を求めたが、日大はそれを断り、更には「宮川選手も反則指示がなかったと言っている」と嘘のコメントをしている。
3)関学大への回答書には「理解に乖離があった」と書かれているが、宮川選手へは聞き取り調査などは一切されていない。宮川選手側に責任を押し付けているだけである。
4)宮川家から「個人的に謝罪したい」という提案を断っているが、監督自身が早く謝罪すべきだったと言ったこととは矛盾している。

これらの嘘は日大自身を守るためだけのもので、宮川泰介氏を守るものでは一切ない。反対に、宮川泰介氏だけに責任を押し付けたものであった。

丁度ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の行動と同じものではないのか。自己保身である。日大の方が規模が大きく、全く見苦しいものであるが。

ではその論考を紹介しよう。




勇気ある会見で判明した日大と内田前監督の4つの許せない“嘘”と矛盾点
2018.05.23 05:00


加害者である日大守備選手の勇気ある会見で日大と内田前監督の発言との矛盾点が浮き彫りになった

 文部科学省は、もう日大への学校法人の認可を取り下げた方がいいのかもしれない。この日、日本記者クラブで開かれた悪質タックルを行った加害者である宮川泰介氏の勇気ある会見で、日大と日大アメリカンフットボール部が、これまでに少なくとも4つの許されない“嘘”をついていたことが明らかになった。

 矛盾点、つまり、彼らがついてきた“嘘”を整理してみる。

 一つ目は、これまで情報が錯綜していた「監督、コーチの反則指示」があったか、どうかという点。宮川氏は、この日の会見で、詳細な経緯と内田正人前監督と井上奨コーチから受けた具体的な言葉を明らかにした。
「アライン(守備ポジションと狙い)はどこでもいい」
「相手のQBがけがをして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろう」
 これらは疑いようのない反則の指示だ。にもかかわらず日大広報は「監督は反則を指示していない」と“発表”している。これが16日だ。また、この日の会見を受けて、改めて反則指示はなかったことを弁明した。「つぶせ」がよく使われる言葉で、「受け取り方に乖離」があるならば、なぜ、1プレー後に内田前監督は宮川氏を注意しなかったのか? これらはもはや見解の相違などではなく“嘘”の発表である。
  
 二つ目は、「本人も反則指示がなかったと言っている」との広報コメントだ。これも、この日、真っ赤な嘘であることが明らかになった。しかも、5月11日に宮川氏が、井上コーチに連絡をして、本部にある内田前監督の部屋で、監督と井上コーチ、宮川氏と両親の5人で会談を行い、宮川氏の父親から「個人的にでも相手方選手と家族に謝りに行きたい」と申し入れたところ、監督からは「今はやめてほしい」と拒否され、父親が「監督、コーチから選手に対して対戦校のクオーターバックにけがを負わせろと指示を出し、選手はそれに従っただけである」ということの公表を求めて、そのメモを渡したが、これも「公表できない」と断られている。ここまで選手が訴えていたにも関わらず、日大側は、監督、コーチの有利な方向に情報を誘導しようとしていたのだ。

 三つ目は回答書の“嘘”だ。

 関学大は12日に会見を開き、謝罪と見解についての回答書を求めた。送られてきた回答書を関学大は17日に会見を開き公表したが、「指導者の指導と本人との理解の間に乖離があった」と書かれていた。だが、弁護士は、この日、「部による聞き取りが一度もなかった。それで乖離があったというのはおかしい」と暴露した。宮川氏が、監督、コーチの指示をどう受け取って、なぜ反則行為に至ったか?という経緯に関する部内の聞き取り調査を一度として受けてもいないのに、なぜこういった回答ができたのだろう。

「乖離していた」という言葉を使い“監督、コーチの指示には問題はなかったが、宮川氏が勝手に暴走した”という論理のすり替えになぜ持っていけたのだろう。
 内田前監督が事情を明らかにするまで真実はわからないが、明らかに監督、コーチにとって都合がよく、宮川氏だけに責任を押し付けるように事実を捻じ曲げて“作文した”文書だったのだ。
 さらに関学大から「誠意を感じられない」と“差し戻し”を要求され、24日までに調査して再度返答するとしていたが、その部の調査も今なお行われていない。

 辞任した内田前監督も、空港での囲み会見で反則行為を指示したか、どうかを問われ、「文書でこちらから誠意を持って答えたい」と、繰り返すだけで言及をさけていたが、一切、部による調査を行っていないのだから、誠意などない嘘八百の逃げ口上だったということになる。

 もうほとんど回答期限までの時間がなくなっているが、24日期限の回答書を日大は、今度は、どう“作文する”つもりでいるのだろうか。

 4つ目の矛盾点は、内田前監督が辞任の囲み会見で言った「私がまず関学大に直接お会いして、直接謝罪するのが大事で今まで時間的に迷惑をかけた」との発言だ。雲隠れしてきたことと、辞任が遅れたことへの言い訳だが、宮川氏と父親が「個人的に謝罪にいきたい」と申し入れても「それはやめてほしい」と止めておき、自らもなかなか謝罪を行っていなかったのだから言動が矛盾している。

 これらは内田前監督の自らの謝罪についての言い訳で、加害者の謝罪について話したわけではないが、当事者の謝罪を止めた理由が理解できない。そこに誠意など欠片もない。宮川氏の勇気のある会見で明らかになったのは、内田前監督の謝罪も辞任も、自分が有利になるための言い訳で塗り固められた、まったく信用のおけないものであるということだ。

  そして、もうひとつ、この日の会見では驚くべき事実が明らかになった。
(続く)
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