玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*映画とプールと

2013年07月13日 | 捨て猫の独り言

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 立川の映画館では「THE GREAT GATSBY」の上映が終わっていた。昭島にその上映館があることを知り土曜日の朝から孫娘と2人で出かけた。昭島駅は立川駅から4駅めで拝島駅の一つ手前である。昭島は私には馴染みの少ない町である。「華麗なるギャツビー」はフィッジェラルドの名作小説の5度目の映画化だという。上映中の中では一番見たい映画だった。しかし孫娘が2時間近くの映画の鑑賞に耐えられるかどうか心配だった。途中退出も覚悟の上だった。吹き替えではないから、なんとか孫娘にも分かるところがあるだろうと期待した。北口の大型ショッピングモールの中に昭島MOVIXがあった。

 土曜日といえども観客はまばらである。数多くの予告編のあとでいよいよ始まった。すると間もなく「ポップコーンが欲しい」と言う。近くで若いカップルが食べている気配に気付いたようだ。あとでねと約束して持参していたキャンデーですませた。しばらくしてもう一度催促してきたがどうやら本気ではない。肘かけに背をもたれて首をひねって見たりしていた。キスシーンになって、こちらの視野を両手で遮ってきたりする。一番高いうしろの席に行ってくるねと姿を消したりする。しかしとうとう最後まで映画を見続けた。予想以上のできである。結局この日はポップコーンを買うことはなかった。

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 翌日の日曜日にはいつも遊んでいる中央公園の総合体育館の中にあるプールに出かけた。スクール水着とは異なり、セパレート型のピンクの水着である。私がプールサイドに出てみると水しぶきの中に孫娘の姿が見えない。家から水着を着こんできたのですぐに現れてもよさそうなものだった。少し焦って受付に戻ると係りの方が受話器を取りそのそばに孫娘が不安気な顔で立っている。初めてのロッカールームだからカーテンにかこまれたプールサイドへの出入り口が判断できなかったらしい。それで受付に引き返したということらしい。猛暑続きの最中のプールは快適だった。そして孫娘は水着のまま自転車で帰っらせた。緑道で先を行く孫娘が急に停止して泣き出しそうにしている。セパレートの濡れた水着をみて中学生の男の子が笑ったと言う。

 小学校の時間割はつぎのようになっている。一コマは45分である。8:40分に1時間目が始まり5分の休み時間で2時間目が終わると中休みが20分ある。4時間目が12:10に終わるとそのまま40分の楽しい給食の時間となる。そのあと昼休みは20分で5時間目は13:10から13:55までとなる。給食は教育の一環として位置づけられ、ほぼ5人で順番に給食当番を一週間勤める。白の給食着にマスク姿の当番にみんなで協力して配膳、食事、後片づけをする。一学期最後の給食は終業式前日の18日だ。この日は市内のすべての学校(19校)で昨年度に引き続いていっせいに「小平夏野菜カレー」のメニューが実施されるという。(写真 おいらん草とたいまつ草・オープンギャラリーにて)

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