玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*司会者・恵俊彰

2024年02月26日 | 捨て猫の独り言

 TBSの昼の顔としておなじみ、「ひるおび」司会の恵俊彰は、出身の高校が私と同じで彼は私の20年後輩である。むろん向こうが私を知るはずもない。「通っていた高校はスパルタで、僕は落ちこぼれ組でした。高校のそばにあった同級生のお兄ちゃんのアパートをたまり場にして、友達とギターを弾いたり、麻雀したりして過ごしていたんです」

「どんどん落ちこぼれて大学受験にも失敗、東京で浪人するのですが、キラキラ輝く東京が楽しくて予備校にも行かなくなり、2浪、3浪してもどこにも行けず、芸能の世界に入ってゆくわけです」後悔が蒸し返され将来の不安がさらに膨らみという悪循環(蟻地獄)に落ち込んだ経験は私には恵俊彰より遅れて高校卒業後に訪れた。

 「父は大島紬の職人で、厳しい人でした。去年その父が亡くなり初盆で鹿児島に帰りました。東京での生活が圧倒的に長いのに、鹿児島は不思議と帰る場所なんですよね。そして桜島を見ると、今はこんなことにチャレンジしたいと思います。応援してくださいと勝手に誓っているんです。鹿児島にいた頃は見向きもしなかった山なのに、今は話しかけてしまうくらい、大きな存在なんです」

 恵俊彰のことを調べてゆくうちに俳優の岸谷五郎が、恵俊彰と同年齢で親交があるということを知った。しかもその岸谷が小平高校卒業だという。これから注目してゆこうと思う。政治風刺のソロ芸人の松元ヒロは鹿児島出身だし、落語家の林家たい平は私の好きな秩父市の出身で、それに我が家の近くの武蔵野美大の卒業生でもある。

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