気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

自然観察会

2009-03-29 16:01:59 | グリーン

昨日の真冬並みの気温の中熱心な参加者と一緒に
旧東大の果樹園の敷地の中の樹木と
隣の旧家の敷地内にある横穴墓群をめぐる
観察会開かれました
何故か自然講座の修了者ということで運営の方に
並んでいました

      
             正門前での受付風景

      
            クロガネモチの大木
  大人が二人ががりでないと抱えられないぐらいの株の太さ
  この木を見慣れている人は赤い実を付けたのを見たことがないと
  言われこれは雄株 
  もし雌株だったら赤い実がいっぱいついて葉の緑とのコントラストが
  見事だと思う
  最近は街路樹や庭木として良く見かけ鳥が喜ぶ

       
                タラヨウ
     ここは大正14年から3回にわたって一部別荘地だったところも
     取得したので他から移植した木を含め当地では珍しい木が多い
     郵便局の前にはがきの木といわれを付けて見かける
     葉の組織が熱に合うと円紋 死環が出ると書かれてあった
     葉を1枚もらって小学生に裏にとがったもので字を書いてもらう
     字が黒く浮き出る 別名ジカキバ
     園内にはクロガネモチとタラヨウ モチノキとモチノキ科が3種見られる

        

                             イスノキ(マンサク科)
     関東には自生しない東海 南紀 山陽 九州
     小さい赤い花がみられ花弁がなく赤いのは雄花
     葉に多くの虫こぶが見られる
     虫が出た後が空洞になり口を当てて吹くとヒューヒューと鳴る
     ことから別名ヒョンノキ

        
                    アスナロ

      アスナロの語源が面白い 
      明日はヒノキになろうというのに異論を唱える人が多いという
      材は ヒノキに劣らず優れているので葉が厚いので厚葉から
      転化したのではなかろうかと・・・
      ヒノキアスナロという木も確認されたがアスナロ属の変種で
      北方に分布するのをヒノキアスナロと言いヒバのことだと
      記されていたが確認してみたい

        
              オオカナメモチ(バラ科)
       和歌山や岡山や南の方に自生している
       カナメモチと交配したのが生垣に使われるレッドロビン
       赤い葉が盛んに落葉していた

        
              ムラサキバスモモ
       わからなかったら参加者が教えてくださいました
   樹木は230科ありそのうち対生は10数種と少なく
   カエデ科 スイカズラ科 ザクロ科 アカネ科 センリョウ科等々
   対生なら特定しやすいとのことだ
   確かに草木より数が少ないが初心者にとっては至難の業
   ヒイラギモクセイ ヒイラギ ウスバモクセイ モクセイ
   ヤマモモ ニッケイ ヤブニッケイ ヒヨクヒバ コメツガ
   奥には大木のアベマキも見られました
   跡地がどうなるのかこれらの木の運命はと思うと何とかしたいものです
   この隣にある旧宅もたずねました
     

         
                横穴墓群
      二宮層(今から50~100万年前に出来た地層)のように柔らかい
      丘陵や台地に掘られた墓
      5~7世紀の共同墓地のようなもの
      水がしみ出ているのか山葵 クレソン セリ ふきが・・・
      目がそちらの方に行ってしまいました
 
         
                  貝の化石
          この地層が相模湾の底だったのが隆起した証明
    半日でしたが当地を知る良い勉強となりました
   
      

 

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