最近泣いた映画と言ったらなにかしら、、、、、
実はけっこう泣き虫メイおばさんです。
そんなことを考えていたら
もう随分前に大泣きした映画の場面が浮かんできました。
日本でも公開になったでしょうか。
日本でも話題になったでしょうか。
アメリカでは2014年のクリスマスに特別限定公開されて
翌年の1月9日に一般公開された「SELMA」です。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の
「非暴力の戦い」についての映画でした。
キング牧師自身も黒人です。
とうの昔に奴隷制度が廃止されたにもかかわらず
実際にはまだまだ差別を受けていた黒人たちのために立ち上がった
キング牧師についての映画でした。
様々な暴力で黒人たちを押さえつけようとする権力に対して
キング牧師が戦いのために選んだ武器は
「武器を持たずに歩くだけの兵士」となることでした。
それが、1965年3月
アラバマ州セルマから州都モンゴメリーへと向かう行進(マーチ)でした。
非暴力の歩く黒人たちを橋の向こう側で待っていたのは
武器を持った白人の警察官たちでした。
中には馬に乗って武装した者たちもいます。
彼らが棍棒や催眠ガスを使って
自由を求めて歩き続けてきた無防備の黒人たちに襲いかかる場面は
忘れることができません。
それが「Bloody Sundy(血の日曜日)」と呼ばれる事件です。
キング牧師が遊説中に撃たれて亡くなってから
早50年近くがたちます。
私は白人でも黒人でもありませんが
キング牧師の残した数々の言葉は
いつも胸の一番大事な所にあります。
今日、そんな言葉の一つにとある所で出会って
再び心がひたひたと哀しく潤っています。
「哀しい」と「潤う」なんて
全くあり得ない組み合わせだとはわかっていますが
それでもひたひたと哀しく潤っています。
なんて美しい言葉
なんて素敵なメッセージなのでしょう!!
“In the End, we will remember not the words of our enemies,
But the silence of our friends.”
(最後に私たちの心に残るのは、私たちの敵が放った言葉ではなく
私たちの仲間の沈黙なのだ。)
最後に、この映画がアメリカで公開された時に
新聞に書かれていた言葉をご紹介します。
とある映画評論家の方のものでした。
メイおばさんは白人でも、黒人でもありませんが
それでも涙を抑えることができませんでした。
「私はこの美しくも残忍な映画を『White eyes』(白人の目)で見ていた。観客の大半である黒人たちは『Black eyes』(黒人の目)で見ていた。けれども、映画が終わる時には、私たちはみな『American eyes』(アメリカ人の目)あるいは『colorless eyes』(色のない目)で見ていた。そして白かろうが黒かろうが、色がなかろうが、涙を浮かべていた。」
ところでこれ、今朝、FBで見つけました。
まさにアメリカの倫理、まさにアメリカのユーモア(笑)!
キング牧師は左の上から2番目です。
ほかにもごぞんじの人がたくさんいらっしゃるでしょう?
アメリカの歴史の中で尊敬をされている人たちです。
けれどもちょっと見てくださいな。
真ん中の御仁だけは、「NOT YOU」
「あんたは違うよ!」ですって(笑)。
これもまたアメリカ流風刺
アメリカ流ユーモア!
読んでくださってありがとうございます。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。 ↓
↓
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海外旅行 ブログランキングへ
―――――――――――――――――――
「メイおばさんの料理帖」はこちらです。
よろしかったらどうぞ覗いてみてくださいね。
11月14日:パレスチナ料理ってアレに似てない?(フムス篇)
11月12日:パレスチナ料理って?(前篇)
http://blog.goo.ne.jp/mayobasan
実はけっこう泣き虫メイおばさんです。
そんなことを考えていたら
もう随分前に大泣きした映画の場面が浮かんできました。
日本でも公開になったでしょうか。
日本でも話題になったでしょうか。
アメリカでは2014年のクリスマスに特別限定公開されて
翌年の1月9日に一般公開された「SELMA」です。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の
「非暴力の戦い」についての映画でした。
キング牧師自身も黒人です。
とうの昔に奴隷制度が廃止されたにもかかわらず
実際にはまだまだ差別を受けていた黒人たちのために立ち上がった
キング牧師についての映画でした。
様々な暴力で黒人たちを押さえつけようとする権力に対して
キング牧師が戦いのために選んだ武器は
「武器を持たずに歩くだけの兵士」となることでした。
それが、1965年3月
アラバマ州セルマから州都モンゴメリーへと向かう行進(マーチ)でした。
非暴力の歩く黒人たちを橋の向こう側で待っていたのは
武器を持った白人の警察官たちでした。
中には馬に乗って武装した者たちもいます。
彼らが棍棒や催眠ガスを使って
自由を求めて歩き続けてきた無防備の黒人たちに襲いかかる場面は
忘れることができません。
それが「Bloody Sundy(血の日曜日)」と呼ばれる事件です。
キング牧師が遊説中に撃たれて亡くなってから
早50年近くがたちます。
私は白人でも黒人でもありませんが
キング牧師の残した数々の言葉は
いつも胸の一番大事な所にあります。
今日、そんな言葉の一つにとある所で出会って
再び心がひたひたと哀しく潤っています。
「哀しい」と「潤う」なんて
全くあり得ない組み合わせだとはわかっていますが
それでもひたひたと哀しく潤っています。
なんて美しい言葉
なんて素敵なメッセージなのでしょう!!
“In the End, we will remember not the words of our enemies,
But the silence of our friends.”
(最後に私たちの心に残るのは、私たちの敵が放った言葉ではなく
私たちの仲間の沈黙なのだ。)
最後に、この映画がアメリカで公開された時に
新聞に書かれていた言葉をご紹介します。
とある映画評論家の方のものでした。
メイおばさんは白人でも、黒人でもありませんが
それでも涙を抑えることができませんでした。
「私はこの美しくも残忍な映画を『White eyes』(白人の目)で見ていた。観客の大半である黒人たちは『Black eyes』(黒人の目)で見ていた。けれども、映画が終わる時には、私たちはみな『American eyes』(アメリカ人の目)あるいは『colorless eyes』(色のない目)で見ていた。そして白かろうが黒かろうが、色がなかろうが、涙を浮かべていた。」
ところでこれ、今朝、FBで見つけました。
まさにアメリカの倫理、まさにアメリカのユーモア(笑)!
キング牧師は左の上から2番目です。
ほかにもごぞんじの人がたくさんいらっしゃるでしょう?
アメリカの歴史の中で尊敬をされている人たちです。
けれどもちょっと見てくださいな。
真ん中の御仁だけは、「NOT YOU」
「あんたは違うよ!」ですって(笑)。
これもまたアメリカ流風刺
アメリカ流ユーモア!
読んでくださってありがとうございます。
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11月12日:パレスチナ料理って?(前篇)
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