林 成之さんの講演会を聞く機会があった。
北島康介が優勝した時の、競泳の日本代表チームに
「世界で勝つための脳科学戦略」を伝授した。
空間認知の脳と勝負脳のお話。
★視線を水平に保たないと脳で情報を正確に
補正するまで0.5秒かかる、という。
なるほど、首をまげてバッターボックスにたつ
子供はかならず振り遅れている。
★リラックスするときはふうーーーと息を大きく
はくこと。
★本番で場にのまれないようにするには、緊張
しないことを考えるのではなく、緊張した状態
でも自分の力をだしきる練習をしておくこと。
壮はエレクトーンの発表会、ピンチになってからの
壮へのピッチャー交代、塾でのテスト、学校での
イベントでの代表的な役割を通じて本番に強い
脳は鍛えてきた。
いつも暗示のように伝えてきたのは
「壮は本番に強いね~。」
★脳は、統一・一貫性を好むので、練習も本番も
同じ気持ち、状況を作り出すこと。
これは、パパがコーチの時にいつも子供にいう
ことだ。
「おまえら、練習だからいいやって気持ちが
残ってる!練習でできないことは本番でも
できないし、本番でできるように練習では
くりかえしできるようにしておくんだ!」
毎回同じトーンで激を飛ばす。
少し脳のメカニズムの話をして伝え方をかえて
みるともっとメッセージは届くように思うが、まぁ
コーチに関しては口はだせない。
★目標に向かうときは、すこしずつくぎって、その間
全力で取り組むこと。これを成し遂げるには、習慣
にしてしまうこと。
これも受験中、パパが壮にいっていたが、なかなか
できなかったこと。
ルーチン化。
朝起きてから仕事にとりかかるまで、毎日同じ時間
におなじことをしてるという。乗るエレベータ、煙草を
吸う場所・時間も同じにしている、とパパ。
イチローもそうでしょ、と。バッターボックスにたってか
らの一連の動作。
この部分は耕が得意だ。朝もぴっと起きる。
せっかくなので、最後の質疑で聞いてみた。
MEGUmama
「私は運動音痴で、きっと空間認知力もないので
日々の生活の中でも何かにつまづいたり、ごみ
箱にぶつかったりする。一方息子(耕だけど)、
運動神経は良いか、つまづくのは同じだ。
空間認知力と運動神経の関連性はあるのか?」
林先生
「まず、あなた。ずいぶん体がまがってます。
すごくきになります。きっと右側が全くみえてない
でしょう。息子さんには、視線を水平にたもって
肩甲骨のしたの体の軸を鍛えるようにしてあげて。」
おおお。200人ほどの聴衆のみなさんに、MEGUmama
のからだのバランスが悪いことを知らしめてしまった。
視線を水平にたもつのね。
だって腰の右側が軽いヘルニアで、ひざも関節症だもん。
バランス悪いんだわね、やっぱり。
帰ってから耕に伝えた。やはり、右目が左よりもやや下。
姿勢をぴっ。だ。
講演会を終えてから後輩と話す。
・丹田法という呼吸法で集中力をたかめる訓練があること
・原辰則がスランプの時、バッターボックスでふうっと
息をはくことを続け、そのシーズンで好成績を
残したこと。
・塾の先生に集中力を高めるときに「一分呼吸を
とめてふう、とはいてから勉強に向かう」ことを
すすめられたこと。
全部同じことをいってるんだね。呼吸は大事だ。
講演会で質問をしたことを伝えると、
ふたりから同じ反応をされた。
上司と憲パパ。
「200人の前で手を挙げたわけ?」
ちょっとひいてる。
そうそう、200人の前で、自分の体のバランスの悪さ
と極度の運動音痴を露呈したってわけ。
だってこんな有名な先生とある意味1対1で話ができる
機会なんて人生数えるほどしかないもん、もったいない
じゃん。
脳の統一・一貫性を好む性質を利用して、勝負強い脳
を作り出していくようにしたいもんだ。
とても有意義な講演であった。
さっそく3冊購入。「10歳までって、もうアウトじゃん!」by憲パパ。
今度の5月で10歳の耕である。はははは
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