雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

北枕の説話 2

2012-09-02 00:00:39 | 面白い
で......ヤヤこしい物理の話はここまでで、
この先は、あまり表立って語られない
「北枕の説話」世界に移ります。
つづくぅー っす(`_´)ゞ




古来より北半球で暮らす人々は、
死者を北向き......北枕で寝かせておくと、何故か?
遺体の腐り方が「遅い」という事実を経験的に発見していました。
科学的根拠は前記したようなことになりますが、
本来、死者を北向きに寝かせるということは、
そういった事実からごく自然に導かれていた「暮らしの知恵」でした。
それが、いつの時代からか宗教や政治などが絡んできて、
人為的な教えや情報の変更などが入り混じり、
本来自然より教わった「知恵」だったものが「迷信」へとねじ曲げられ、
変化をし、
いつしか

「北枕は縁起が良くない。。」

と言われる様になっていったようです。

北半球において天空で唯一動かない星は「北極星」です。
そこから、
人々の間でこの星を宇宙を司る至上の神とする信仰が生まれてきます。
それが北辰、星辰信仰、妙見信仰とも呼ばれるもので、
人の魂はこの神の住まう北極星からやって来て、
またそこに帰っていく......
というような考え方も育まれてきます。死後、

「人の魂がそこに帰りやすいように」

と、

「遺体の頭は北極星の方へ向けてやろう」
「北に向けてやろう、、、」

という信仰習慣も生まれました。
やがて、そんな信仰習慣が

「死者と同じ方向である北に頭を向けて寝るのは縁起が悪い」

という論理へと捻じ曲がり。
展開もされてしまい。
元々「生活の知恵」であった話は
「迷信」へと変化していってしまったわけです。

「夜に爪を切ると悪いことが起きる、、」

というような、我が実家でも語られていた
「あまり根拠のない」お年寄り理論と同じ様な構造。
しかし、昔から為政者を始め、一部の人達の間では、
知的側近達の影響力などもあってか!?
幾分、進歩的な考えや知識を持っていて。
体験的にもこの「北枕の事実」を知っていたようです。
為政者や権力者というのは、何時の時代でも、
大事なことやインパクトのある真実などは隠す傾向にあるように思います。
宝くじや賭け事で予想以上の大金を手にした時やヘソクリなどは、
周囲に少し隠したくなってしまう......
そんな心理に似たものでしょうか。



まぁ、単に「体に良い!」という、
ただそれだけの話ではありますが......



付け加えれば、故に、
古来より天皇家や宮中の人々は皆「北枕」で寝ているようです。
やはり体には良いようです。
昨日も書きましたが、
そんなこんなで僕は北向きに寝ています。
昔、実験的に全ての方角で数日毎に寝てみたのですが、
やはり北枕が一番スヤスヤ出来ます。
時に、こんな隠された真実を見つけ出していくようなことも、
僕にはまた楽しいことの一つであったりするのです。(^_^)



こ、これは......真実かぁ!?( ゜o゜ )


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンクバナー