Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

住吉 千夏子訳 絵本「たびネコさん」

2017-01-17 21:26:30 | 読書
ケイト・バンクス作,ローレン・カスティーヨ絵,住吉 千夏子訳, きじとら出版 (2016/9).
広島の紀伊国屋書店で発見.東京の丸善にはなかった.広島の出版社だからかもしれない.

出版社による内容紹介*****
たびネコさんは ちゃっかりネコさん。 家族旅行に おつきあい。 さあ、ごいっしょに ヨーロッパの名所めぐりをいたしましょう。
ローマから、マルセイユ、バルセロナ、パリ、ロンドン、アムステルダム、ミュンヘン、ヴェネツィアへ。巻末には、たびネコさんが訪れる名所の解説がついています。
コルデコット賞オナー作家による美しいイラストが旅ごころを誘う、画集のような一冊です!*****

EhonNavi のページで 6 ページだけ本の中を眺めることができる.

本には原著者紹介とともに (きじとら出版のホームページにも) 訳者 : 住吉千夏子(すみよし ちかこ)の紹介が*****
1984年島根県生まれ、広島県育ち。広島大学総合科学部・京都大学大学院農学研究科卒。社会人経験後、語学への強い思いからイギリスのリーズ大学大学院に留学、応用翻訳を学ぶ。現在、ドイツ・ケルン在住。本作で第22回いたばし国際絵本翻訳大賞(英語部門)最優秀翻訳大賞を受賞。*****
「大学のジャズ研でピアノを弾いていた」とは書いてなかった.

歌うような訳文だが,原文はどんな調子だったんだろう.
絵ではたびネコさんは黒猫で,写実的で姿態と動作に個性が感じられる描き方.モデルがいたんだろうか.コロッセオの俯瞰図の影がうまい.

ネコさんが行ったなかで,行ったことがないのはミュンヘンだけだ...などと,しばし老夫婦は思い出に浸るのでした.


2022/1/31 追記
原本がウエブで閲覧できることを発見.タイトルは City Cat だった !

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 土屋陽太・メタル展 @ 松屋銀座 | トップ | Good Bait / La Mer »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事