Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

歩くに追いつくイレウスなし?

2024-04-27 08:54:17 | 病気
退院後3週間でイレウス (腸閉塞) が再発したのには参った.わりにすぐに退院でき,その後2ヶ月ほどはなんとか普通に暮らしている.何が予防になるのか,解らないままに,とにかく実行していることは,

毎日歩くこと : 歩くと腸の活動が活発になることは確からしい.天候に関わらず,毎日5千歩が目標.画像は先週の成績.

怪しいものは食べない : 退院間際に管理栄養士さんによる食事指導があったが,お医者さんは,あまり気にするなの口調.前々回の入院はゴボウの所為だと J 子が言うので近寄らない.患者の腸に詰まっていたシラタキの写真を見たので,コンニャクもやめることにする.魚の小骨やウロコが剣呑というのは理解できるが,キノコ類がダメとされる理由はわからない.
排泄のたびにパウチをチェックしていると,海藻の類はだめ.カイワレ大根・エノキタケの茎のように細いものも消化できないが,実害は不明.
このチェックが習慣化すると,人格が哲学的になってしまうようだ.

よく噛むこと : とにかく飲み込むときの粒径が mm 程度なら閉塞はしないだろうと言うわけで,ひたすら噛んでいる.
残念ながら時間がかかるので,みんなが食べ終わっても終わらない.会話への参加が減る.熱い料理は冷めてしまう.大皿で供されると,旨いものはヒトに先に獲られてしまう.トホホ...
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ストーマから大腸内視鏡

2024-03-12 14:10:12 | 病気
トップ画像は内田春菊「がんまんが」より.作者 内田さんは直腸に癌ができたので肛門を閉鎖し,人工肛門すなわちストーマを作った.これは手術後2年,癌再発を検査するために,大腸内視鏡をストーマから入れる場面.

腸閉塞 (イレウス) とは無関係に癌は再発しうる.
ぼくの場合は癌手術後1年だったが,内田さんに倣って,金曜日にストーマから大腸内視鏡を入れて再発を検査してもらった.検査に至る手順は肛門からの場合とほとんど同じ : 前日は検査食,前夜に下剤,当日は病院でモピレップ (腸管洗浄液) と水をガブガブ飲む.固形便が無色透明の液体になるまでこれを繰り返す.肛門があったときは便意をもよおしたが,今回 人工肛門の場合はいったん出始めると出っぱなしに近い状態になり,多目的トイレをほぼ独占.

検査室のベッドでパウチを外しなさいと言われた.いきなり尻に注射されたのは,腸の動きを止める薬だったのね.20 分足らずで,終わったら新品のパウチを装着.
検査前はおそろしかったが,終わってみればやれやれ.前回は腰回りがびしょびしょになったが,そんなことはなく,痛みも前ほどではなかった.
詳しくは後日だが,まぁ悪いところはなかったらしい.
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腸閉塞またまた再発

2024-01-22 17:07:07 | 病気
1/20(土) 夕食後腹痛.週末なので消化器医のいる病院を電話で探しまくり I 病院へ.また腸閉塞で入院.イレウス管は胃までだったが、らくになった。
1/22(月) x 線写真では入院時と改善がないということで,チューブを鼻からぶら下げて,いつものセンターに転院.しかし午後遅くパウチに大量の軟便…センターで何もしないのに回復の兆し?
ここでちゃんと治療するとなると,また1週間近い絶食絶飲になりそう
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ことしの漢字「病」?

2023-12-26 17:01:53 | 病気
ぼくの今年の漢字は「病」 だろうか?

仕上げは昨夜,転んで左目の上を切ったこと.駐車場で途方に暮れていたら,親切な方が手を引いて近くの病院に連れて行ってくださり (ありがとうございます),そこで何針か縫った.
病気ではなく怪我だが,「病」という漢字は病院にも使われている.画像は (右下を除き) 今年お世話になった医院・病院.ここに来て診察券コレクションがまた1枚増えた.

現在は四谷怪談の お岩さん状態.表情を作らなければ痛くはない.つまり,外見ほどひどくはない... でも,内出血部は次第に青から黄色に変わり,もとに戻るまでにはまず1ヶ月はかかるそうだ.
来春 1/6(土) には東広島市芸術文化センター「くらら」のサロンホール Jazz on Boulevard にでることになっているんだけれど...

よぼよぼ ヨタヨタで,じゅうたんの縁につまずいたりしているのだから,戸外では慎重に行動しなければ !!
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やわらか食

2023-10-27 09:31:13 | 病気
凍結含浸法は広島県立総合技術研究所食品工業技術センターが開発した,酵素の作用で食物を軟化させる食事支援食の製造技術である.通称「やわらか食」はこれに基づいた介護食で,いくつかのメーカーから市販されている.かってブログに「呑み込めない」と書いたので,J 子の友人が数食分を送ってくださった.ありがとうございました.

入院中の食事は,まず おもゆ + スープ,副菜なしから始まり,次に副菜付き三分がゆへと移るのだが,このふたつの間のギャップが大きい.自分の場合,十日近くの絶食絶飲で呑み込み方を忘れてしまったようだ.ここにやわらか食と,その前にもっと柔らかいムース食があったら,どんなに嬉しかったことだろう.

ただし現在は, J 子と同じものを食べている.閉塞しやすい小腸を抱えているので,J 子の倍くらいの時間をかけて噛むことにしている.繊維質の多いものは避けている.いか,たこ,きのこ類はいけないらしい.

さて,右上がカタログ上のやわらか食だが,チンと解凍すると右下のように煮物・和え物はでれっとしてしまう.でもなかなか美味しい.主菜のタンパク質は,肉より魚の方がこの技術には向いているようだ.

お試しセット価格6食 5,180 円は,病院で供するには高いだろう.量的には寝てばかりいるのならこれでいいのだろうが,現在の自分にとって,メインの食事の前のアペタイザーという感じ.
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まだまだ イレウス日記

2023-08-22 16:28:07 | 病気
消化器・呼吸器の両課から退院許可が出そうな 8/21 11:00,
10 日前のあの懐かしい腹痛に襲われた.痛みは幸い連続せず,波状的.
X線によれば,軽い?イレウス!
病院で出されたものを食べているのに,再再発!どーゆーこと!と思ったが,おかげさまでわかったこともある.
退院後でなくてよかった!


X線写真によれば,このとき大腸に大量の便が存在していた.これがパウチに排出されれば,今回は治るというのがセンセーの診たて.昼夜は絶食し,かわりに点滴.腹痛をおして,少しは歩行.
事実,翌 8/22 1:00 から 11:00 にかけて,合計すればほぼパウチ一杯分くらいを排出したら,腹痛は解消した.


閉塞は小腸,パウチへの出口は大腸だが,大腸に便が溜まると,大腸の容量に余裕があっても,閉塞が起こるらしい.小腸が大腸の情報をどのように得るのかは知らないが.
今まで自分の場合,イレウスが突然起きる原因がわからず,これでは外出不可能と思っていたが,光明が見えてきたかも.便秘薬をうまく使い,大腸内の便の量を制御できれば,外出など日常生活が送れるかも.

あらたにリンゼス錠を処方された.

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続 イレウス日記

2023-08-19 08:21:47 | 病気
最初の発症から1ヶ月,退院から 10 日を経ずに再発したイレウス.


8/10 18:30 バンド仲間が帰った後ストーマパウチの中身を排出したら腹痛.次第に酷くなるので J 子の運転席の横に横になって医療センター救急外来へ.その後の数時間は激しく嘔吐したり,地獄の苦しみ.
当番は整形外科医だったが,前回の記録を見て造影 CT をとったり,血液を調べたり.消化器外科医を呼んで下さった.この先生が,今も担当していただいているが,ストーマ管を挿入して下さった.


前回の挿入は消化器内科の専門医が内視鏡を使い,30 分ほどで終わったが,今回は夜間のこととて,何人かのお医者さんがああでもない・こうでもないと1時間以上悪戦苦闘しておられた.手許でチューブの中程を持ち押したり引いたり捻ったり,1-2m 先の先端の位置を制御するのは至難の技らしい.


でもストーマ管を入れたら楽になり,翌 8/11 未明にはパウチに排便.自分でも危機を脱出した実感があった.ひとえに,深夜チューブを入れて下さったお医者さまのおかげある.
ちなみに前回はストーマ管挿入は3日目.その後も痰が絡み苦しかったが,今回はずっと楽だった.


その後ストーマ管は抜け,経口摂取が始まり,8/19 現在消化器的にはほぼ発症前に戻った.残る問題は肺炎…

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誤嚥性肺炎

2023-08-16 18:51:53 | 病気
誤嚥性肺炎ということになった.
最初nの入院でイレウス管を入れてゲーゲーやった頃,敗血症の頃,肺に細菌が入ったのだろう.あのときの状況,図をみたら誤嚥性肺炎にならないほうが不思議.

胸部X線撮影とか,抗生物質の点滴とか,消化器外科が呼吸器内科と連携して肺炎の対処に力を入れ始めたので,入院が長引きそう.イレウスの経過は順調だが…
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病室

2023-08-15 11:53:00 | 病気
4人部屋から個室へ移動.Wi-Fi が開通した.
手の甲から点滴.
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こんどは肺炎

2023-08-09 09:29:09 | 病気
いつまで続く泥濘ぞ !

8/4 痰が苦しいので町のお医者さんで気道潤滑去痰剤なるものを処方していただいた.週明けにまた来なさい.

8/8 「よくなりましたか」「相変わらずみたいです」「念のため胸部 x 線を撮ってみましょう」
x 線画像にすぐに入院と言ってもおかしくない影があった !!
紹介状をいただき,その足で先月退院したばかりの病院の,今度は呼吸器内科・緊急外来へ.胸部 x 線,CT,何種類もの血液検査.3月の癌入院直前の CT は健康だったのに,こんどは確かに背中に影ができている.ふつうの肺炎とは違うようだ,と医師は首をかしげている.
「入院するか否か,微妙だが,どちらを希望しますか」入院すなわち点滴というイメージなので「入院はいやです」
というわけで,在宅で抗生物質を1週間飲み続けてから,再度外来へ,と言うことになった,

大病院は縦割りで,消化器では呼吸器に思いが及ばない.患者が自ら町のお医者さんに行かなかったら,どうなっちゃっただろう.

僕の場合は,直腸癌→腸閉塞→肺炎→?  年寄りがいちど入院すると,こうした連鎖の泥濘に足をとられ,どんどん消耗していくものらしい.
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