Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

退院しました !

2024-02-23 16:11:31 | 病気
多くの方からお見舞いをいただき,ありがとうございました.またこの度はあちらこちらにご迷惑をおかけし,申し訳ありません.本日退院できました.

医療センターのスタッフの皆さんの反応 : 「もう来たの ?」「もう帰るの ?」 ; 「また来ますね」がこちらの応答.言ってしまえば,病院がやってくれたことは保存(的)治療,すなわち患部を手術で除去せず,点滴を続けて患者の自力回復をひたすら待つに過ぎなかった.発症前の状態に戻っただけで,なにも根本的対策はしていない.

わが血管は細くてどこから点滴するかが大問題.皮膚から見える血管に入れるというほど簡単ではないらしい.ところがこの度は血管を探るためにエコーが登場,一発でこの問題を解決する場面があった.でも,どの看護師さんもエコーを使いこなせるわけではないようだ.

左画像が病室での最後の晩餐.カリフラワーをクタクタに煮たもの,ほうれん草をグタグタに煮たもの,はんぺん,デザートは缶詰.帰宅したら馬鹿喰いして病院に送り返される,なんてことのないように,自制しなければ.

病院はアメニティという全国チェーンのレンタル屋 ? と契約した.右画像のパジャマ,タオルはレンタル,ティシュー・食器・歯ブラシなどは支給,シャンプーは共用.着のみ着のままで入院したので便利.入院する度にコップが増えるなぁ,などと考えてしまうのが悲しい.
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また入院

2024-02-20 14:55:06 | 病気
退院して3週間なのに.
2/17(土) くららの音楽交流会に参加するつもりだったが,会場で開場時間を過ぎたあたりで,貧血のためか視野にすだれがかかった.座り込んで顔面蒼白.周囲の方々はびっくり.その後腹痛がつのり,真向かいのエム病院に車椅子で行ったが待ち時間大で,前回お世話になったアイ病院へ.ここではX線は撮っただけでそのまま医療センターへ.
土曜日だったがたまたま手術中だった消化器外科の先生が対応してくださった.イレウス管を230cm挿入.翌2/18(日)にはすっかり楽になり,2/19には管もぬけた.今日から食事も摂っている.


毎日が日曜日みたいなものなのに,なぜ週末に発症するのだろうか? 今までの例では,イレウス管を入れれば後はルーチン的に快方に向かう.しかしこの市では週末にイレウス管を入れてくれるスタッフがいる病院を探すのは大変.昨年夏に初めてイレウスを発症したときは,救急車でセンターに入院したものの,3連休で点滴だけで3日もほっておかれた!


それ用の介護食,やわらか食だけを食べていれば発症はなく安泰かもしれないが,我が消化器がスポイルされそう.週末とか重大な日の前には介護食と決めるのも良いかも.
手術してしまえ? でも,その手術がまた別な癒着,別な閉塞を呼ぶ可能性も大きいそうだ.


今回は自分たち,つまりJ子とふたりでビブラフォンを運ぼうとしたのが間違いだったかも.
交流会のファシリテーターのT先生,ジャズ研のみなさんその他,あちこち迷惑をかけてしまった.もう,誰も遊んでくれない.もはやライブには参加できない…
Syncroom に病人バンド結成を呼びかけてみようか.


もし自分がプロのミュージシャンだったら...と考えたら,念のため本番当日の朝食昼食は抜くとか,流動食で我慢するとか しただろう.プロでなくても,そのくらいのことはできたはず.次の機会は (もう訪れそうもないが) そうしよう.


この度は音楽交流会のために くららにきてくださったご近所さんに,夜遅くまで J 子に付き添っていただき,心強かった.会場に置きっぱなしになったヴァイブの回収とその後の組み立てにはジャズ友さんのお世話になった.ありがとうございました.


トップ画像,病室の版画のタイトルは「友情」.
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早くも? 退院

2024-01-28 07:27:03 | 病気
1/20(土) 私立 I 病院に入院.22(月) こちらに転院.経過がよく,27(土)には点滴から解放されシャワー,28(日)退院の運びとなった.
皆様からのお見舞いのお言葉をありがとうございました.

センセー曰く「また起こるよ.この度は退院後3か月だったが,次は半年もつことが目標だな」.
何が原因で発症したかわからないのが,困ったところ.
閉塞箇所として彼が考えていたのは2箇所で,ひとつは前回と同じ人工ストーマ周辺,そこに小腸が絡みつく傾向がある.もうひとつはかっての肛門周辺,そこには小腸が折れ曲がって落ち込んでいるのだそうだ.しかし今回の閉塞箇所は違うらしい,と言うより,どこかわからないというのが正直なところらしい.

こちら,患者としてはどう対処するか,だいぶ要領がわかってきた.たいてい夕食後発症し、放っておいて治ることはないので,早めに手を打つこと.このとき,消化器の専門医が在院している病院に行くべきこと,など.


たいして重篤ではないから,退屈した.

病院の談話室には古い週刊誌が溜まっていた.この場所だけ大学の研究室あるいは無頓着な床屋みたい.
昭和の時代,電車の網棚にはたいてい読み古しの週刊誌があって,ありがたく拝読したものだ.済んだらまた網棚に返すことで回転が進む.終着駅手前ではその道のプロが回収する.上野駅のホームでは彼等が戦果である週刊誌を分類整理していた.

談話室でいちばん新そうだったのがビッグコミック.ゴルゴ13 ってまだ連載していたんだ! 1960年代から全然歳をとっていない!
時の人の表紙も不変.イラストレーターは二代目と聞いた気がする.この方針で三代目があるとすれば,AI かな.

左の文春の表紙を発売時には認識しなかったが,ブラッドベリの「霧笛」だ.2013/6 の表紙のアンコール.このブラッドベリの短編からヒントを得て,ゴジラに3年先立って怪獣映画を作った監督が 2016/5 亡くなったので,和田誠さんが描いた.昨年 11 月のアンコールのタイミングは,ゴジラ -1 公開だろう.

週刊誌の版型はどれも同じと思っていたが,微妙に違うらしい.
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病院食

2024-01-26 09:51:34 | 病気
一昨日の続きです.
1/25(木) 昨日の昼から経口摂取,つまり食事が始まった.


トップ写真はトホホな朝食.
9月に10日ほど絶食絶飲した直後は,重湯から始まって写真の3分粥に到達するまで3日ほどかかった.それでもあのときは半分も食べられなかった.咀嚼も嚥下も忘れてしまった感じだった.
今回はガツガツとぜんぶ平らげた.前回味が感じられなかった味噌汁も美味だった.味覚というものもある程度の絶食絶飲の後では眠ってしまうが,3-4日なら眠る暇がないということ?
黒い蓋物はお茶.



同じ日の豪華な!?夕食.3分粥から5分粥へスピード出世.かわいい魚もデザートも何もかも,たちまち完食!


排出も快調.自分では発症前と変わらないまでに治ったと思うのだが,センセーは慎重.たしかに昨年8月にも病院食が閉塞した前科があるが


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私立病院,国立病院

2024-01-25 12:28:44 | 病気
病室からの夜明け.雪は少なかった.
関ヶ原あたりが大ごとらしいが,伊吹山でスキーは快適だろう,


さて,この度は私立 I 病院から国立 H 病院へ転院した.大部屋から大部屋へ,であった.ふたつを私立と国立の代表とすることはできないが,それを承知で敢えて比較してみる.


大部屋でのひとりあたりの区画は私立 I が国立 H の3割増し.
私立 I で大部屋の患者の回転が早い.
国立 H のほうが設備は良い.例えば私立 I の洗面所では水しか出ない.
どちらかといえばスタッフの応対は私立 I が良く,「患者様は神様です」的?
食事は国立 H では各自ベッドで採るが,私立 I では談話室で採る人もいる.


短期間の表面的な観察・体験でした.

検索すると,ネットには就職の観点から私立病院と国立病院を比較するサイトが多い.


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腸閉塞再発 一昨日の続き

2024-01-24 08:54:03 | 病気
1/22(月) 続き.
19時すぎにイレウス管を交換.235cm長となる.x線モニターを見ながらの作業でスタッフさんも大変だ.

1/23(火) イレウス管からの排出はほとんどなし.ちなみに交換前の管からの排出は500mlであった.ストーマからの排出もなし.小腸大腸は休眠か? でも本人はいたって元気.
15時,x線によれば,イレウス管が入っていう範囲に便はない.イレウス管から造影剤を注入し,造影剤が小腸から大腸へと落ちる過程をテレビでリアルタイムで観察した.造影剤はするするとストーマまで到達したので,途中 便を阻止する箇所はないようだ.
イレウス管を抜いたらすぐにストーマから残便と造影剤が排出された.

1/24(水) 快調に朝を迎えた.トップ画像は病室からの雪景色.
口から食べたいが,センセーは慎重.
コメント (2)
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退院後...

2023-10-04 08:09:01 | 病気
9/21 退院

22 歯科で義歯調整.痩せて口の形が変わってしまい,食べられない・喋れない 状態だったのが解消された.しかし2時間もかかり消耗した.

27 G 嬢がチェコに帰る前にと来てくださった.ベース・ヴァイブのデュオで Satin Doll.ビデオを見たらマレットが 10cm も上がっていなかったが,この一曲で息が上がった.

29 医療センターへ.血液検査・x 線によれば退院後の経過は良好.7度台の微熱は肺炎が完治していない所為らしい.次の診察は 12 月.

10/1 O ご夫妻,M ご夫妻がお見舞いに来てくださった. M 夫人のベースと All of Me, Autumn Leaves.休憩を挟んだにも関わらず2曲目はガス欠だった.

10/3 しかるべき施設でリハビリすべしという意見が多いので,市役所地域包括支援センターで相談.介護認定が必要なこと,認定されるには健康すぎることがわかった.

現状は,体重は 40kg 強.最高血圧 90 あたりで,立ちくらみすることがある.体温は 6度台.カレーライス,お好み焼きなど食べたいものを食べているが,量は少ない.外食はまだ.
毎食後モサブリドクエン酸塩を服用.小腸の蠕動を促し,内容物の輸送を促進すのが目的とのこと.
最初のイレウスが発症したのは癌手術退院後4ヶ月のことだった,ということは順調に見えても来年早々が危ないかも.
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2ヶ月ぶりのピプラフォンとコーヒー

2023-09-23 13:06:12 | 病気
All Of Me, Fly Me To The Moon など,よく知っている曲を弾いてみた.

初日 退院後2日目.テンポ 160,3コーラスで脈は 20/分 上がる.病院の廊下を点滴棒を持って一周 (150m くらい) と同じ程度の負荷らしい.前腕が痛い.意外に思ったフレーズを実現することは,うまくいくようだ.

2日目 脈の上昇は 10/分 くらい.体力がついた,というより,省エネ奏法を見出したというべきだろう.

Syncroom に参加したいところだが,3分でへたっていては話にならないな...


見出し画像は Wikipedia の vibraphone の項より.この奏法が標準と思われては困る !    ダンパーペダルはどうなっているんだろう.そもそも椅子に座って弾くひとはまずいない.
この方は太り過ぎで立っているのがつらそうだが,じつはぼくの場合は脛が細くなり,椅子が欲しいところ.


退院後2日目の,J 子が焙煎したコーヒー.一口飲んでガン ! と来た.後が続かない.初めてのコーヒーという感じ.
でも翌日 (3日目すなわち今日) は,ふつうのコーヒーに感じた.
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小腸穿孔・腹膜炎から退院

2023-09-21 16:28:35 | 病気
9/5 の入院から退院.7/15-30、8/10−28 に続き3度目の入退院.
衰弱は甚だしく,体重がぎりぎり 40kg 台,しかし大腸小腸の調子は良さそう.劇薬っぽい下剤からも解放された.肺炎はまだもやもやしている.

数センチ長の捻れた小腸を取り去ったということだが,手術をすれば新たな癒着箇所を生じるのが常識らしい.x 線写真で見ると,通りにくそうな箇所はありそうだが (センセーの微妙な発言) この状態でイレウスを騙しながら生きていくしかないらしい.

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小腸穿孔・腹膜炎

2023-09-12 19:45:32 | 病気
9/5 朝食後腹痛が募り夕方病院へ.CTによれば小腸に孔があいているとかですぐ手術.一晩集中治療室で過ごして翌日コロナ病棟へ.9/10 から消化器外科棟.長引きそう.骨と皮ばかりになってしまったので体力に不安.

花魁の簪よろしく、痩せ腹に10本近いチューブが突き刺さっている.おまけに心電図計までぶら下げて歩行訓練が始まった.
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